お初にお目にかかります!顔だけキューバの英雄です。
1961年アメリカとの国交断絶から、モノ・人・文化などが閉ざされたキューバ。2015年、オバマ元大統領がキューバを訪問し国交正常化に向けて動きだしました。
これは、とても喜ばしいことなのですが、旅人の間では「今のうちにキューバに行っておかないと、古き良き街の姿が変わってしまうっチェ!」と評判です。
しかし、日本から直行便の飛行機もなく、約12,000 Kmも離れている国。「そうだ キューバ、行こう。」なんて気軽に言えません。そんなキューバに行きたくても行けない人に、イッタ気になってもらおうと4K映像を撮って各所1分にまとめました。
題して…「4K動画でキューバの名所を紹介!自宅に居ながら街歩きバーチャルツアー」!
それでは、お付き合いください。(Wi-Fi環境がおすすめです)
1、オビスポ通り
キューバの首都”ハバナ”で最も賑やかな通りと言えばココ。原宿で言うと竹下通り、平安京で言うと朱雀大路といったとこでしょうか。
ハバナ旧市街の中心から1キロほど続く道は歩行者天国となっており、レストラン、両替するための銀行、インターネットをするためのプリペイドカードが買える店など、キューバに訪れたら必ず行くであろう場所です。お店から流れるサルサで踊る人を高確率で見ることが出来るのもこの通り……。
そんな魅力たっぷりの、オビスポ通りを1分でご覧ください。
ちなみに、通りの一角で彼を見かけました。
そうです!アメリカを代表するドMのアイツです。もう、古き良きキューバから変わりつつあるんでしょうか…
2、カピトリオ〜中央広場
カピトリオというのは、旧国会議事堂のこと。その姿は、アメリカのホワイトハウスにそっくりです!実はアメリカが支配していた1929年に作られ、キューバ革命が起こる1959年まで使われました。
さらにこの場所が、キューバの道路のゼロ地点となっており、すべてのキューバの道がこの場所を中心に数えられています。日本で言えば日本橋ですね。
そんなカピトリオから、オールドカータクシーやホップオンホップバスの乗り場にもなっている中央広場を歩きます。
メンズ達による井戸端会議を横目に、最後は広場に面した5つ星ホテル「イベロスター・パルケセントラル」で終わります。
個人的には、インターネットをするならばエアコンも聞いていて快適なこのホテルのロビーが最高です。
3、革命広場
「Tシャツにプリントされてるヒゲおじさん」こと、革命家”チェ・ゲバラ”の肖像でお馴染みの場所。ガイドブックなどでも必ず出てくる”キューバで最もインスタ映えする場所”と言っても過言ではないでしょう。
革命広場は、多くの政治的集会が行われる場所で、故フィデル・カストロの追悼式典や、ローマ法皇が大規模なミサが開かれたりなんてこともあります。
一番有名であるチェ・ゲバラが描かれている建物は、内務省。肖像の下には「Hasta la victoria siempre」と書いてあります。意味は”常に勝利に向かって”という意味なんだとか。
チェ・ゲバラが大好きな私は、この場所に立って涙汁がちょちょぎれました。
続いてフィデル・カストロと共にキューバ革命で活躍した人物、カミーロ・シエンフエゴスの肖像。塔のような建物がホセ・マルティ記念博物館、最後は肖像に戻ります。
余談になりますが「チェ・ゲバラ」の「チェ」はスペイン語で「おい!」と相手を呼ぶときに使う言葉なんだそうです。
その事を知って以来、私は「チェ〜お茶」と呼んでいます。
4、フエルサ要塞からカテドラル
16世紀、スペイン領だったキューバには、ヨーロッパ諸国の攻撃から守るために多くの要塞が作られました。その中で最も古い要塞がフエルサ要塞です。将来的に毛量の減少を心配をしている私からすれば、なんともポジティブ名前。
行き着く先はカテドラル。正式名称は「サン・クリストバル大聖堂」で、世界遺産でもあるんです。キューバ・バロック建築の傑作とも言われる立派な教会があるので、キリスト教徒が多いのかと思ったら、現在キューバ人の過半数は無神教。
途中、バグパイプを練習する青年や、馬車タクシーに声かけられながらも進みます。それがこちらです。
大聖堂の正式名称は「サン・クリストバル大聖堂」で、世界遺産でもあります。
キューバ・バロック建築の傑作とも言われる立派な教会があるので、キリスト教徒が多いのかと思ったら、現在キューバ人の過半数は無神教。
でもハロウィンは祝うようです。