「南米のパリ」といわれる、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。
ネット情報を見ていると、何やら「本当に南米のパリと呼べるほど、良い国なのか⁉︎ 安全なのか⁉︎」と思ってしまうような、恐ろしい情報、不安になる情報が多く見られます。
そのため今回は、2018年2月にブエノスアイレスに行ってきた、僕のリアルな感想と情報を書いていきます!
日本とはかけ離れた常識やルールに現地で苦労しないためにも、しっかり読んでくださいね!
僕はネット情報を信じきれずに、突撃し撃沈しました。お金がおろせず、ネットもほぼ使えず、言葉も通じない……過酷な旅でした。
ブエノスアイレスの治安は?
ネット情報を見ていると、ネックレス、ブレスレットなど……輪という輪は、腕ごと持っていかれる、などといった不安な情報ばかり。
そんな南米初心者の不安をあおるような恐ろしい情報ばかりで、初日の僕は、日本人宿に着くまで不安で一杯でした。
しかし、オーナーの情報や自分自身の1週間滞在した感想からいうと、気をつけていれば安全な国です!つまり「手荒い犯罪=強盗など少ない」ということです。
犯罪の種類でいうと、「スリ」「置引」「ケチャップ強盗」が一番多いそうです。
旅人として基本の、
・夜一人で出歩かない。怪しい人がいたら距離を開けるか、道を変える。
・必要以上に裏路地や細い道に足を踏み入れない。
・スマホ、カメラ等の貴重品は、見せびらかさない、バックの中にしまっておく。
・人混みでは、バックを後ろに背負わない。
といった、基本を守れば怖くないです。
ブエノスアイレスの中心地サンテルモ地区なら、スーツを着た人が歩き回り、現地の人も歩きスマホをするほど、治安は良いです。
僕自身も、ふらふら細い道も歩き回るタイプですが、ピリッとした危ない雰囲気は、中心地では感じたことはありませんでした。
ただし、La Bocaというカラフルでフォトジェニックな街があるのですが、ここは元々は低所得者の街だった場所を、政府が観光地化した地域です。
そのため、警察が全交差点に立っている不思議なエリアになっています。安全な町と考えるよりも、「危険な場所を安全にしている」と覚えておくと、旅をする上での今後の判断基準になります。
ちなみに、ダメと言われると行きたくなるのが男の性……。
本当に路地を一つ曲がっただけで、空気感がピリッ変わります。実際、変なおっさんがこちらをずっと見ていたので、僕は素直に道を引き返しました。
危ない雰囲気を感じたら、すぐに後ろを気にしながら引き返すのが鉄則です!
クレジットカードが使えない⁉︎
ネットでは「クレジットカードが使えない」という情報が多いですが、現地で聞いてみると十人に一人くらい使えないようです。
知り合いも、アルゼンチンでは全く使えず、他の国にいき換金をしていました。
僕の場合はまた別な理由で、クレジットカードのキャッシング枠が上限に達していたので、キャッシング(ATMからの現金の引落し)ができませんでした。クレジットカードの利用上限額と、キャッシング枠は別であるので、長期旅行を検討してる方は、確認必須です!
その時は、運良く米ドルを前の国で多少準備してたので、宿代をギリギリ支払い。あとは、クレジット決算のみで食費を済ませました。ブエノスアイレスは、クレジットカードが使えるお店は、結構あります。
また、ATMにも注意が必要です!
ブエノスアイレスには町中にATMがあるのですが、夕方くらいには多くのATMが現金切れを起こして、使えなくなるので、お昼前には下ろしに行くのをオススメします。
アルゼンチンは数年前に財政破綻し、銀行のお金が下ろせないという事態になったそうです。その経験から現地の人は銀行をあまり信用していないようで、みんな現金を下ろしたがるので、ATMが空になってしまうのだとか。
僕も1日に3回ほど、遭遇したおばちゃんと一緒に、別の銀行に移動してました。
換金について
まず、空港の換金所について。
ブエノスアイレスに最寄りのエセイサ国際空港には、換金所がありませんでした。(見つけられてなければ、ごめんなさい!)
次に街での換金についてです。
ブエノスの中心地では「ガンビオ!ガンビオ!(換金)」と、八百屋さんみたいな声で叫んでいる人がいますが、換金レートが悪いのでやめましょう。
下記のショッピングセンターの地下に、日本人宿オーナー直伝の信頼出来る換金所に行くのをオススメします。
正規のレートで換金してくれて、窓越しにお金を見せると、「これでいい?」と電卓を打って金額を確認出来るので、安心して換金ができます。
米ドルの100ドル札50ドル札の、この二つが一番換金のレートがイイという伝説は、日本人宿オーナーいわく本当のようです。
なぜと聞いても、「知らないよ〜そういう文化なんだからしょうがないじゃん」とのこと。これぞ、異文化といった感じですね。