ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

こんにちは!温泉ソムリエの桃(@XxPeach)です。「今週末温泉行きたいな。でもよくわかんないからとりあえず箱根でいっか」そうして結局なんども箱根に足を運んだ経験はありませんか?そうです、まさに私です。

しかし、日本は世界を代表する温泉大国。今回はなんとなく選んでしまいがちだった箱根の魅力と、湯畑が素晴らしく町全体で温泉を感じることができる草津の二つを比較してみました。今週、あなたはどちらの温泉地へ行きますか?

箱根と草津のアクセスの差

箱根と草津はアクセスから大きな差があります。まずはどのように行くのが一番近いのか、安くいけるのかをご紹介します。

箱根へのアクセス方法


photo by pixta

東京から箱根までは、新宿で小田急ロマンスカー「スーパーはこね号」で73分。抜群のアクセスの良さがメリットです。乗り換えもなし、全席指定席なので一度座ってしまえばあっという間に箱根湯本の駅に到着しています。

ブルーの車体がかっこよく、鉄道ファンでなくとも思わず正面から写真を撮りたくなるほど。料金は大人往復2,080円となっています。

草津へのアクセス方法

photo by 桃

東京から草津まで電車で行く場合、軽井沢まで北陸新幹線で1時間10分、軽井沢からバスに乗り換えて1時間半〜2時間となります。

軽井沢までは大人一人5,390円(自由席)または5,910円(指定席)、軽井沢から草津へのバスは、草津交通を利用すると一人2,200円、西武観光バスを利用すると3,880円(夏季)または2,200円(冬季)。

 

電車を利用し最安値で東京から草津に行くためには一人往復15,180円と、箱根と比べると一気に値段が跳ね上がります。

草津へは新宿からバスも出ており、往復6,900円〜7,500円でアクセスできるため、乗り換えのないバスを選ぶと料金は抑えられますが、それにしても箱根よりも高いのがネックですね。

箱根と草津のアクティビティの違い

関東の二大温泉地、箱根と草津は温泉だけが楽しめる場所ではありません。ここでは箱根と草津でできるアクティビティをご紹介します。

箱根は富士山バックに美しい景色が堪能できる


photo by pixta

箱根は富士山のある山梨県に近いところに位置しており、自然豊かな場所です。美しいバラを楽しめる箱根強羅公園や、小田急 山のホテルの庭園など、春にはお花を楽しめるエリアも多いのが特徴。

箱根には富士山を見ることができるお風呂もあるので、絶景風呂を堪能する旅も良さそうです。さらに、箱根にはロープウェーもあり、高台からの景色も癒されます。

草津は湯畑と西の河原へ散歩する

photo by 桃

草津温泉は、湯畑を囲むようにお店や足湯などが集中していますが、奥の商店街を抜けて少し歩くと、西の河原へ到着します。ここは、温泉が湧き出ている公園で、奥には公衆浴場も用意されています。

流れている水は全て温泉で、触ると熱いので気をつけましょう。山が周りに多いので、ところどころ坂になっていたり、散歩というよりちょっとしたトレッキングを楽しめる道もたくさんあるので、温泉前に運動したいという人にはぴったり。

 

冬には期間限定で草津名物の湯畑がライトアップされ、非常に美しい光景を見ることができます。もし冬に草津に行く場合は、ホームページでライトアップされる時期を狙ってみてはいかがでしょうか?

箱根と草津の日帰り温泉・足湯

有名温泉地である箱根と草津には、宿泊先だけでなく日帰りで楽しめる温泉や足湯などがたくさんあります。そこで、私が実際に行ってすてきだなと思った場所をご紹介します!

箱根の日帰り温泉は天成園!

箱根の日帰り温泉なら、駅から近くの天成園がおすすめ。朝10:00〜翌朝9:00までの23時間営業の上、バスタオルと浴衣付きで料金は大人一人2,300円(深夜代金は追加1,500円)となっています。

ロッカーキーは手につけるリストバンドとなっており、館内のものを購入したい場合は、リストバンドを見せるだけ。お財布を持ち歩く必要はありません。

 

天成園の一番の魅力は、露天風呂。天空大露天風呂と言われる天成園の露天風呂は、かなり広く屋根が少ない設計になっており、非常に見晴らしが良いのが特徴です。天気のいい日中は緑をはっきり見ることができ、目からしっかりリラックスできます。

■詳細情報
・名称:天成園
・住所:〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682
・地図:
・アクセス:箱根湯本駅から徒歩12分
・営業時間:10:00〜翌朝9:00
・定休日:なし
・電話番号:0460-83-8511
・料金:2,300円(深夜料金は追加1,500円)
・公式サイトURL:https://www.tenseien.co.jp/

草津は足湯カフェが極楽すぎる

草津には大きな湯畑があるのが特徴ですが、湯畑から直接引いている足湯が湯畑のすぐ横にあります。さらに、湯畑の道路を挟んで反対側にある「草菴 足湯カフェ」では、足湯を楽しみながら美味しいドリンクを飲むことができます。

「草菴 足湯カフェ」は店内の半分が足湯になっており、飲み物や食べ物を購入した方は、足湯に浸かりながら飲食を楽しめるのが特徴的。

 

草津まで電車やバスでアクセスして、ちょっとお腹すいたけどまずは休憩したいという時に、気軽に立ち寄れてリラックスできるので非常に人気です。

この「草菴 足湯カフェ」の前には、各ホテルのシャトルバス停となっているので、時間までゆっくりすることもできます。

■詳細情報
・名称:草菴 足湯カフェ
・住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津1-1
・地図:
・アクセス:草津温泉バスターミナルから徒歩5分
・営業時間:10:00〜21:30
・定休日:なし
・電話番号:0279-89-1011
・公式サイトURL:https://www.kusatsu-souan.co.jp/
ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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