近頃は秘境ブーム。山間の隠れた場所にある秘湯や宿など、皆には内緒!といった雰囲気が素敵ですね。他の観光地と違って人が多すぎないのも秘境の魅力。彼との二人っきりのデートを誰に邪魔されることもありません。今回は、まだまだ秘境の多い九州から、厳選して4つご紹介します。
熊本藩士のみが許された格式高い秘湯、熊本県・地獄温泉
熊本県阿蘇五岳の1つ烏帽子岳にある地獄温泉は江戸時代から続く秘湯です。しかも、当時は熊本藩士しか利用できないという格式高い湯治場でした。湯治宿、清風荘は明治時代の赴き深さを残す建物で、料理も地元の特産品にこだわったご馳走です。
こんなところで彼氏と二人、ゆっくりする、という旅も良いですね。アクセスはJR豊肥線立野駅より、宿の送迎あり。
フビライ・ハンの船団が眠る日本の秘境100選、長崎県・鷹島海底遺跡
なんと九州には日本ではじめて認められた海底遺跡があります。日本の秘境100選にも入る、長崎県松浦市の鷹島海底遺跡からは、鎌倉時代にモンゴルよりフビライ・ハンがせめて来た時に神風が吹いて沈んだ船団が出土しています。
歴史好きの人にはたまらない秘境ですね。アクセスはJR佐世保もしくは有田駅よりバスで松浦市内へ。そこから路線バスで今福港よりフェリーにて40分で鷹島へ。
ユネスコ自然遺産でもある鹿児島県・屋久島
九州の自然溢れる秘境として外せないのが、ユネスコ世界遺産にも登録されている屋久島です。人が何人も手をつないでも一周できない大きな縄文杉をはじめ、原生林が広がる屋久島はまさに秘境です。
ちょっとした冒険旅行にはもってこいの秘境と言えるでしょう。アクセスは鹿児島より、飛行機、高速船、フェリーのどれかで。
半島そのものが秘境?大分県・国東半島
大分県の国東(くにさき)半島は付け根に宇佐八幡宮があり、日本の古代歴史とも深く関わる土地です。そんな国東半島、なんと半島そのものが秘境100選入り!半島北部のリアス式海岸が目玉で、ドライブ好きの人にはぐるりと一周、国東半島の旅なんてのも楽しそうです。
アクセスは空路であれば大分空港でダイレクトに、そこからレンタカーで。フェリーは山口県周南市から。鉄道ではJR日豊線が半島の付け根を通っています。
九州の秘境は夏がベストシーズン
休みの日には日常から離れて、ちょっとした冒険を楽しみたい。旅行のときは、雰囲気のいい場所で彼氏と二人きり、誰にも邪魔されたくない。そんな時には、九州の秘境へ旅行というのはいかがでしょうか。次の長期休みには九州の秘境へ!