旅に出ると、普段なら気にも留めないようなことが、妙に印象に残ることがある。
空港へ向かう道、次の目的地へ向かう列車の車窓。目的地そのものだけでなく、そこへたどり着くまでの一つひとつの時間も、旅を形づくっている。
だから私は、旅先での「過ごし方」だけでなく、「移動する時間」もできるだけ快適にしておきたい。
旅をつくるのは、目的地だけじゃない
海外旅行というと、どこへ行くか、何を見るか、何を食べるか――そんな「旅先での楽しみ」に目が向きがちだ。
世界遺産を巡ったり、絶景に出会ったり、現地ならではの食文化を楽しんだり。旅の醍醐味は、やっぱり目的地で過ごす時間にある。

一方で、意外と記憶に残るのが「観光以外」の時間だったりもする。
空港に到着したもののスマートフォンがうまくつながらない。ホテルまでの行き方を調べたいのにWi-Fiを探すところから始まる。乗り継ぎの空港で数時間を過ごすことになり座る場所を探しながら時間を持て余す。
どれも旅そのものを左右する大きな出来事ではない。でも、こうした小さな「困った」が積み重なると、知らないうちに疲れてしまう。

だからこそ、海外旅行では「現地で何をするか」だけでなく、「移動や待ち時間をどう快適に過ごすか」も、旅を楽しむための大切なポイントだと私は思っているのだ。
海外旅行の安心を支える、スマートフォン
今の海外旅行では、スマートフォンは単なる連絡手段ではない。
行き方を調べたり、翻訳したり、ホテルや観光施設の予約情報を確認したり。特に初めて訪れる場所では、スマートフォンが使えるだけで安心につながる。
海外旅行時には、命、パスポートに次ぐ3番目に大事なものがスマートフォンだと、私は思っているほどだ。

そんな海外での通信手段の一つになるのが「eSIM」だ。
物理的なSIMカードを入れ替える必要がなく、対応端末であればオンラインで準備できるため、海外旅行の通信環境を手軽に整えられる。日本にいるうちに準備しておけば、現地に到着してから通信環境を探す手間も減らせる。

今回の旅で私が活用したのが、トリファのeSIMだ。
実際に使ってみて便利だと感じたのは、通信そのものだけではない。日本企業が運営から開発、サポートまで一貫して提供しており、24時間365日、日本語でサポートを受けられる。海外ではちょっとしたトラブルでも不安になりやすいからこそ、日本語で相談できる環境があることは心強かった。
空港での「待ち時間」を、旅の時間に変える
もう一つ、海外旅行で意外と多いのが空港で過ごす時間だ。
早めに空港へ到着したとき、乗り継ぎまで時間があるときなど、せっかくの旅行なのに、ただベンチに座って時間が過ぎるのを待つのは少しもったいない。
そんなときに選択肢になるのが、空港ラウンジだ。
Wi-Fiや電源を利用しながら、飲み物や軽食を片手にひと息つける。次の旅程を確認したり、写真を整理したり、少し仕事をしたりすることもできる。

今回、eSIMとあわせて活用したのが、トリファの「ラウンジパス」だった。
個人的に面白いと感じたのは、「ラウンジを使いたいときだけ利用できる」という手軽さだ。トリファのアプリから対象ラウンジを探し、購入・予約までをスマートフォン上で完結でき、同行者分も購入が可能となっている。受付ではQRコードをかざすのみのため直前の予約でもシームレスに活用できた。
毎回ラウンジを利用するわけではない私にとっては、必要なときだけ選べるというのは使いやすい。

世界約140カ国、1,400以上の空港ラウンジに対応しているため、旅行先で「少し休める場所がほしい」と思ったときに、選択肢として考えられるのも嬉しいところだ。
旅のすべての時間を予定で埋めるのではなく、「ちょっと休む時間」をつくることも、旅では大切なのかもしれない。
旅をもっと楽しむために、少しだけ整えておく
通信環境を整えるeSIMと、空港での待ち時間を快適にするラウンジ。
一見すると別々のものに思えるけれど、どちらも共通しているのは、旅の目的地ではなく、その途中にある「ちょっと困る」を減らしてくれることだ。

せっかく遠くまで旅をするなら、できるだけ多くの時間を、行きたかった場所や見たかった景色、そこでしかできない体験に使いたい。そのために、旅の“裏側”を少しだけ整えておく。
そんな準備も、旅を楽しむ方法の一つなのだと思う。
All photos by Tamami Mizunoya
