アンテロープキャニオン
ライター
牛丸 博貴 世界を放浪中

信州育ちの21歳。 上高地の雪解け水と自家製の果物で育ちました。職探し、そして新婚旅行で訪れる国を探すために世界を放浪中。信州そばとおやきが大好きです。よろしくお願いします! 今はメキシコ、世界遺産の街"グアナファト"にてサルサとスペイン語の修行中。

どうも、牛丸です。この前、グランドキャニオンをみに行って鳥肌が立ちました。こんな壮大な自然がこの世にはあるんだなあと、物思いにふけったりもしました。そこで今回はアメリカカナダにある、死ぬまでに1度は行っておきたい秘境をご紹介します。

*編集部追記
2015年8月公開の記事に新たに追記しました(2018/2/1)
2018年2月公開の記事に新たに追記しました(2018/8/23)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう

この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。

365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。

「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」

そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。

 

NYカウントダウン

photo by 大谷美貴

世界一盛り上がるカウントダウンパーティーはニューヨークにあった。12月31日、新年の幕開けを祝いに世界中からたくさんの人々がタイムズスクエアに集まる。

初めて出会う異国の人々とともにライブを聞き、肩を寄せあい、声を枯らし、花火を打ち上げ、迎える一年のはじまりは最高の瞬間。世界の中心で、宙に舞う紙吹雪を浴びながら歓喜に包み込まれる光景は一生もの。

 

ロサンゼルス

photo by Sean Pavone/Shutterstock.com

アメリカの西海岸といえば青く澄みきった空と海。そんな景色が広がるロサンゼルスは、ゴールデンアワーに美しい夕日が見られることでも有名。

夕日が建物を照らし、高層ビル群はオレンジ色の夕暮れを引き立てるシルエットとなり、空の美しさを楽しむことできる。夕日の見られるスポットは点在しているため、毎日違う場所であなただけのサンセットタイムを探してみては?

 

サルベーションマウンテン

photo by いろは

アメリカ西部の都市サンタモニカから3時間。茶色い大地に退屈してきたころ、何もない砂漠に突如現れるカラフルでポップな愛の印。「GOD IS LOVE(神は愛)」。

砂丘に描かれた巨大アートは、世界中のアーティストから支援を受けて、1人の男性が30 年の歳月をかけて完成させたもの。さぁ、レンタカーを借りて絵本のような砂漠の丘を目指そう。

 

ラスベガスの夜

photo by 依田萌

カジノの街として知られるラスベガスは「観光スポットは街のすべて」と言える。

立ち並ぶホテルはそれぞれテーマを持っており、たとえばパリをテーマにしたエッフェル塔の建つ「パリス・ラスベガス」や古代エジプトがテーマの「ルクソール」、小さな自由の女神がある「ニューヨーク・ニューヨーク」など、首をくるくる回せば、ホテルを見てまわるだけでも存分に楽しい夜を過ごせる。

 

ホーシュベンド

photo by 藤沼淳一/フォトリッパー

コロラド川が生み出した断崖絶壁の絶景。馬の蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行していることからこの名前がついた。一歩間違えば即転落といった環境だが、手すりなどまったくないのがアメリカらしい。

勇気を出して、ほぼ垂直に切り立つ断崖絶壁に寝そべり、身をすくめながらも川をのぞくと、眼下には川下りをしているボートが小さな点になって見える。

 

ザ・ウェーブ

photo by 依田萌

バーミリオン・クリフ国定公園にある、限られた旅人だけが見ることのできる絶景。一日に入ることができる人数は20人に制限されている。

許可された者だけがザ・ウェーブへの行き方が描かれた地図を手にし、まるで宝の地図を手にしたかのような冒険に心躍らされる。道なき道を歩くこと3時間、渦巻く波のような砂岩の絶景を目のあたりにする。

 

アンテロープキャニオン

photo by 川村雅之

体ひとつ分ほどの狭い渓谷に足を踏み入れると、まずあまりにも滑らかな曲線を描く岩肌に驚かされる。そのうねうねとした迷路のような渓谷を歩き続けると、突如として舞い降りるのは光のカーテン。

天然のスポットライトに包み込まれる瞬間は、まさに神に祝福されたよう。現地ナバホの言葉では「ツェー・ヒガニリニ」と呼ばれ、流れる水がつくり出した芸術の谷。

 

モニュメントバレー

photo by 川村雅之

西へ西へ車を走らせてたどりつくのは、高さ300mにもおよぶ赤色の砂石でつくられた驚異的な地層。風と雨、そして温度が持つ自然の偉大な力が、過去5000万年もの年月をかけて高地の表面を切り取り、ゆっくりと削ぎ落としていった。

そこはまさに、地球のモニュメント(記念碑)という言葉にふさわしい大地。いつか映画で見た西部劇の世界が広がっている。

 

セドナ

photo by 那須裕一

グランドキャニオンより南に2時間に位置する。赤い岩山の造形物は夕焼けにピンク色に染められ、夜には満天の星に讃えられ、壮大な大地は人類の故郷のような懐かしさすら感じさせる。

「全米でもっとも美しい町」にも選ばれる一方、神秘的な力が集まるパワースポットとしても有名。アメリカ大陸を横断してきた旅人たちはみな、この街で足を止め、心穏やかな時間を過ごす。

 

ホワイトサンズ

photo by 横地弘章/フォトリッパー

ニューメキシコ州の焼けるような太陽の下に横たわり、その白い砂は新雪のように輝いている。通常の砂漠の砂と異なり、石英ではなく、柔らかく白亜質の石膏または硫酸カルシウムから成る。

地表に現れた石膏の堆積物では世界最大のものだそうで、ピュアホワイトの砂丘と真っ青な空のコントラストが見られるのは、世界でもここだけ。

ライター
牛丸 博貴 世界を放浪中

信州育ちの21歳。 上高地の雪解け水と自家製の果物で育ちました。職探し、そして新婚旅行で訪れる国を探すために世界を放浪中。信州そばとおやきが大好きです。よろしくお願いします! 今はメキシコ、世界遺産の街"グアナファト"にてサルサとスペイン語の修行中。

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