ライター
TKY 世界一周トラベルスキー・サーファー

スキー・サーフィン・旅をテーマに、世界一周や在住など50カ国歴訪。 大学生時代はワーキングホリデーからバックパッカーまで必死に旅に出る。 卒業後は一部上場企業にてスキープロスタッフを8年間務め社会経験を積む。 その後、スキー&サーフボードを積んでロードトリップ世界一周達成。 現在は独立しプロスキーヤー・山岳スキーガイド・サーフィンガイド・トラベルライターとして活動。 全国通訳案内士。利尻富士アンバサダー。 僻地でのローカル旅、ロードトリップが得意。

バックパック選びについて、TABIPPOではこれまで多くの特集が組まれてきました。両手が自由になり、機動力に優れ、自由とロマン溢れるバックパックですが、実はその使い方間違っているかも!?

・アウトドアのプロスタッフとしての勉強
・プロスキーヤーとしての活動
・バックパッカーとして世界一周した経験
・誰にも負けない痛い失敗の数々

を生かして改めてバックパックの使い方を紹介します。バックパックは正しく使えば重くない、疲れない!自由とロマン溢れるバックパックで快適に旅をしましょう。なぜ同じ形のバッグの価格にこんなにも差があるのか、という今さら聞けない疑問も解決いたします!

 

自分にあったバックパックの容量

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photo by pixabay

おさらいですが、バックパックの容量はℓ(リットル)で表します。基本は「大は小を兼ねる」。当たり前ですが、大きければ大きいほど荷物が入ります。

そして大きいバッグは重い荷物を想定していますので、肩パッドのクッション性が増すなど、快適に背負う機能がたくさん詰まっています。ただし大きいバッグを選んで注意しなければならないのは、荷物スペースが余りすぎて必要ないものを携行してしまう点。

 

特に力のない女性に重たい荷物は致命傷です。持参した持ち物を持て余し、旅先で処分するなんてとっても悲しいですよね!

女性なら30〜50ℓ
男性なら50〜70ℓ

が妥当でしょう。行動範囲や日程で使い分けられるとベターです。モデル名に載っている数字が容量となりますので確認しましょう。

バックパックの形

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photo by pixabay

バックパックにはファスナー型とトップリッド(雨蓋)型があります。

ファスナー型

→小さいバッグに多い

メリット:ファスナーひとつで荷室へのアクセスできる

デメリット:ただし汎用性が悪い

トップリッド(雨蓋)型 上の画像

→大きいバッグに多い

メリット:
・雨に濡れてもある程度浸水を防げる
・雨蓋にものを挟んで収納を工夫できる
・雨蓋を拡張し、+10ℓ程度余分に荷物が入る
(モデル名に60ℓ+10ℓと書かれていることが多い)

デメリット:荷物の出し入れがしにくい

以上を踏まえ、実際に長期間旅する際にメインとして使うバックパックは、トップリッド型一択と思ってください。最近はドラムバッグ型も見かけます。ファッション性は高いですが、機能面(快適性)で劣りますのでそれを覚悟のうえで選んでください。

 

サイズフィッティング

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photo by pixabay

意外と知られていませんが、バックパックには容量とは別にサイズがあります。このサイズはズバリ背面長(トルソーという)。詳しくいうとショルダーストラップの付け根から、ウエストベルトの長さです。このサイズを間違えると快適性が一気になくなります。

疲れちゃうんです。どこかに必ず書かれているので絶対にチェック(サイズ調整機能付きのものもある)しましょう!

サイズの見方

アゴが胸につくくらい首を曲げたとき、首の後ろに飛び出た骨(C7頸椎)から腰骨までの長さが基準(トルソー)※身長や座高は関係ない

トルソー    サイズ
〜41cm     XS
41cm〜46cm    S
46cm〜51cm       M
51cm〜                 XL

(あくまで目安)

 

荷造りの基本

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photo by pixabay

基本は「左右バランスを整えながら重いものを体の軸に乗せる」。すると驚くほど快適になります。

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TKY 世界一周トラベルスキー・サーファー

スキー・サーフィン・旅をテーマに、世界一周や在住など50カ国歴訪。 大学生時代はワーキングホリデーからバックパッカーまで必死に旅に出る。 卒業後は一部上場企業にてスキープロスタッフを8年間務め社会経験を積む。 その後、スキー&サーフボードを積んでロードトリップ世界一周達成。 現在は独立しプロスキーヤー・山岳スキーガイド・サーフィンガイド・トラベルライターとして活動。 全国通訳案内士。利尻富士アンバサダー。 僻地でのローカル旅、ロードトリップが得意。

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