編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

ボリビアといえば、ウユニ塩湖がシンボル的な観光スポットです。

日本ではテレビで放送されてから観光客が急激に増え、SNSで写真が投稿されることで、さらに広がりを見せています。そんなボリビアの旅行前に知りたい基本情報をチェックしましょう。

*編集部追記
2015年11月5日に公開された記事に、追記しました。
2016年5月に更新された記事に、新たに情報を追記しました。(2017/08/28)
2016年5月に更新された記事に、新たに情報を追記しました。(2018/03/21)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

ボリビアに行ってみての感想

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ボリビアといえば、世界的に有名な観光スポット・ウユニ塩湖があることで知られている国です。特に日本人には「水鏡」と呼ばれる、湖面に空が映りこみ鏡のように反射する現象が人気で、この景色を見るためだけにボリビアを訪れる人もいるほど。反対に欧米人には、ウユニ塩湖に水がなく、一面に白く塩が広がる景色が人気だそうです。

ウユニ塩湖の水鏡は1月〜3月までの雨季にしか見ることができないため、この現象が見たい方は旅行日程に注意してください。また雨季ならいつでも見れるわけではなく、例えば3月の終わりなどは雨が少なくなって見れる確率が低くなるので、日程に気をつけて旅行計画を立てましょう。

 

ボリビアには、ウユニ塩湖の他にも、標高2600mにある歴史的な街・スクレやティワナク遺跡、ラグナ・ベルデなど素晴らしい観光スポットがたくさんあります。ウユニ塩湖ももちろん良いですが、ボリビアの魅力に触れたいならぜひいろいろな場所へと足を伸ばしてみましょう!

 

旅行のルート

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私はまずはじめにラパスに到着し、そこからウユニへ向かいました。私の場合飛行機ではなく、観光客向けの夜行バスを利用しました。片道4500円ほどで夕食、朝食、ミネラルウオーター付き、しかもシートがセミフラットになるのでかなり快適な乗り心地です。観光客専用車両なのでローカルバスと違い盗難やスリの心配もなく、安心して移動できるのでおすすめです。

 

おすすめの都市

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近年日本人旅行者の間で非常に人気の高い、ウユニ塩湖のある国ボリビア。あまり注目されないことが多いですが、実はボリビアの最大都市「ラパス」も、非常に美しい光景が堪能できる、見どころ満載の街です。

ラパスは標高3600mと、世界で最も標高の高いところにある街で、富士山よりも高く、周囲には6000m級の山々がそびえたつ絶景が眺められます。

 

基本情報

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ボリビアはペルーなどに代表される治安の悪い南米の中では、そこまで治安が悪い訳ではありません。

しかし、日本と比べると被害に合うケースや確率は高く、荷物や夜の外出など、気をつける必要があります。また、制服を着たニセの警官にも気を付けましょう。

 

ビザ

日本国籍であれば、無料で30日間ビザ無しで滞在が可能。延長申請も90日まで無料で行うことができます。申請は、各入国管理事務所にて手続きが可能です。

 

スケジュール

ウユニ塩湖だけの観光であれば、移動も合わせて2〜3日の日程で十分。その他にスクレの街やラパスと呼ばれる街を訪れるなど、アレンジする旅行が一般的です。

 

物価

ボリビアは物価は安く、200円ほどで定食が食べられます。
また、ペットボトルのミネラルウォーターが高く、その変わりに袋に入った500mlの水が10円程度で手に入ります。同じように、レモン水なども袋入り売られています。

 

治安

ウユニ塩湖は観光客も多く、治安の不安はそこまで感じませんがボリビア旅行自体は充分に注意を払ったほうがよいでしょう。

強盗や傷害事件なども起こっているので、夜間は外出しない、信頼できるタクシー会社をあらかじめ調べておく、少し料金の高い夜行バスを選ぶ、人通りの多いところを歩くなど自分の身を守れる注意はしておこう。

 

服装

ボリビアは標高が高いところを移動することが多いので、昼間と夜の温度差に対応できる服装が必要です。Tシャツをベースに、体温調節ができる重ね着ができる服を持参するようにしましょう。

 

持ち物

防水のウィンドブレーカーや、防水のシューズなど、ウユニ塩湖へ訪れる際の防水対策が必要です。また、日差しが強い場合もあるので、日焼け止めクリームやサングラスもあると役立ちます。

 

食べ物

チチカカ湖で取れた魚料理がボリビアの名物でもあります。

揚げ物料理が多く、チーズなどを揚げたパンのパステルもボリビア独特の料理です。豪快に肉を焼いた料理もたくさん見られます。

 

ボリビアのチップについて

基本的にボリビアではチップの習慣があります。レストランでは料金の10%がチップ代になります。ただし、料金にサービス料が含まれている場合はチップを支払う必要はありません。ホテルでのルームチップ、ポーターへのチップは1ドルが目安です。

また、できればドライバーや観光ガイドにもチップを支払いましょう。ドライバー(1日)は1ドル~2ドル、ガイド(1日)は3ドル~5ドルが目安です。

 

ボリビアの予防接種について

photo by pixta

2017年7月現在、ボリビア入国に際しての黄熱病予防接種は義務化されていません。ただし、黄熱病危険地域へ訪問する場合は予防接種を受けることをオススメします。ボリビアにおける黄熱病危険地域は標高2,300m以下のアンデス山脈東部を指します。

また、ボリビアでは狂犬病が発生しています。狂犬病にかかった犬にかまれると、致死率100%です。ボリビアに行かれる際は狂犬病の予防注射を済ませておきましょう。

 

ボリビアの言葉について

全国的に通じる公用語はスペイン語です。スペインが中南米を征服した影響で、ボリビアをはじめとする中南米諸国ではスペイン語が広く使われています。スペイン語の基本的なあいさつは以下のとおりです。カタコトでも話せば、現地の方は喜ばれるのではないでしょうか。

おはよう: Buenos días(ブエノス ディアス)
こんにちは:Buenas tardes(ブエノス タルデス)
ありがとう:Gracias(グラーシアス)
ごめんなさい:Perdon(ペルドン)
さようなら:Adiós(アディオス)

 

観光名所

JUNさん(@jun7227)がシェアした投稿

ボリビアを旅行する人のほとんどがウユニ塩湖への観光です。北海道と九州を足したぐらいの大きな湖は塩で埋め尽くされています。

雨が降った後の、360度の視野に広がる幻想的な景色は、SNSなどの写真で話題となっています。

 

交通

ウユニ塩湖へ訪れるには、ツアーに申し込むか、車をチャーターする必要があります。スクレと呼ばれる美しい白い街を経由して行く方法が、観光客の人気ルートとなっています。

 

お土産

ペルーのお土産といえば、ウユニ塩湖の塩。

綺麗に小物入れの形に固められ、色鮮やかな絵が描かれた物がお土産用として売られています。その他、小分けした料理用の塩も買うことができます。

 

日本人も多い観光の国

ボリビアを訪れる日本人も多く、ボリビアに行けばたくさんの日本人を見かけます。個人旅行の場合、現地で日本人同士の友達ができ、ツアーに相乗りするなど、交流が広がることもあります。

編集部

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