日本から最も遠い国のひとつ、アルゼンチン。
アルゼンチンといえばタンゴが知られているくらいで、どこにあるのか、どんな国かもあまり知られていないみたいです。
その首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれ、女の子たちの冒険心をくすぐるスポットがいっぱいの、文化とアートにあふれた街です。
ヨーロッパ風の街並みには、おしゃれな店やカフェが並び、道を歩けば、歴史的な彫刻や斬新な建築物、美しい公園、様々な面白いものに出会うことができます。
洗練された文化の中にも、南米特有の混沌とした雰囲気と熱気が感じられる、魅力の尽きない街なんです。
今日はガイドブックには載っていない場所も含めて、ブエノスアイレス在住の私が、女子旅におすすめする観光スポットをご紹介します。
エビータのお墓を訪れる
photo by Himi Minagawa
アルゼンチンといえば「エビータ」。
田舎の貧しい生まれながら、女優を経て大統領の妻となり、国民に圧倒的な支持を受けながら、33歳という若さで急逝したエバ・ペロンの激動の生涯は、映画やミュージカルにもなっています。
レコレータ墓地にあるエビータのお墓は、ブエノスアイレスの人気の観光スポットで、今も訪れる人が後を絶えません。
情熱的なエビータの生き方に、同じ女性として想いを馳せた後は、墓地の周りを散策してみましょう。
目の前には美しい公園や教会、カフェやレストラン、おみやげ屋さんなどがあり、近くにはいくつもの美術館や、デザインセンター、ショッピングモールもあります。
週末には野外マーケットや野外コンサートを楽しむこともできる、ポルテーニョ(ブエノスアイレス市民の愛称)の憩いの場です。
蚤の市めぐり
photo by Himi Minagawa
ブエノスアイレスでは週末になると、あちこちで蚤の市や野外マーケットが開かれます。
中でも毎週日曜に開かれるサンテルモの路上市・骨董品市は必見です!
デフェンサ通りを10ブロックも埋め尽くすマーケットでは、アルゼンチンのお土産品や地元アーティストの個性的な作品が売られ、観光客やポルテーニョで溢れかえります。
またタンゴやバンドネオンのストリートパフォーマンスも楽しむことができます。
アルゼンチン名物のチョリパン(ソーセージを挟んだパン)やエンパナーダ、手作りのアルファフォーレ(キャラメルクリームをクッキーではさんだ伝統菓子)なども売られているので、食べ歩きにももってこいです。
ポルテーニョになりきってショッピング
photo by Himi Minagawa
ブエノスアイレスには、個性的で素敵なお店がたくさんあります。
パレルモ・ソーホーと呼ばれる地区には、海外や地元のファッションブランドの店が並び、その可愛らしい通りは観光スポットにもなっています。
また、レコレータ地区には、小さくて個性的な雑貨屋さんや本屋、アルゼンチン特産の革製品の店、高級ブティックなどが点在し、アートギャラリーもたくさんあります。
カフェとワインを楽しむ
photo by Himi Minagawa
ブエノスアイレスはカフェ天国です。
全てのコーナーにあるんじゃないかと思うくらい、すてきなカフェがたくさんあり、地元の人たちの憩いの場になっています。