最近、「サステイナビリティ(持続可能性)」という言葉を聞く機会が、増えてきたように思います。
私自身も、旅行業界で働いている中で、一年前と比べて明らかに溶けている氷河や、過去最悪の山火事などを目の当たりにし、「サステイナビリティ×観光」という考え方に興味を持つようになりました。
リサイクルやエコバックの持参以外に、身近に出来ることってなんだろう?と考えていると、カナダのユーコンで2年間生活して見つけたサステイナブルなアイデアが、環境保全に役立つことに気がつきました。
その中でも、資材を再利用する「リユース」の精神について、カナダでのエピソードを踏まえてお話してみたいと思います。
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建築現場で出た木材をリユースして、好きな家具をつくる
自然に囲まれたカナダという土地柄か、アウトドア好きが多いからか、DIYをするカナダ人が私の周りにはとても多いです。
DIYと言っても多種多様で、アクセサリー収納棚や机など、以前に作った経験があるなしに関係なく、必要なものは自分で作るという人が多いんです。(同僚の一人はプロの大工ではありませんが、YouTubeで検索しながら、なんと自宅を建てていました!)
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特に、私のルームメイトはDIYが得意で、家の中には彼が作った家具が沢山あります。そして、その材料のほぼ全てが、建築現場で出た要らなくなった木材。建築会社も、処理に費用が掛かるので声を掛ければ心良くくれます。
そんな風に余った資材を再利用して、新たに家具を作ると楽しいし、地球にも優しいですね。
キャンプ中に見つけた枯れた木をリユース
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他にも、キャンプやハイキング中に見かけた「枯れた木」も、キャンプファイヤーに使用したり、工夫次第でおしゃれなインテリアにもなります。
わざわざホームセンターでキャンプファイヤー用の薪を買わなくても良いのです。