天文台エル・カラコル
マヤ文明が持っていた高度な天文学。それを生み出したのは熱心な星の研究と言われています。そしてその星の研究のために使われていたと考えられるのが、この天文台です。
現在は中に入ることはできませんが、チェチェンイッツァ内でもかなりの規模を誇る遺跡群です。
聖なる泉セノーテ
All photo by Yauichi
世界の文明の発展の隣には、常に隣に川の存在があります。しかし独特の地質事情を持ち、川が全く存在しないユカタン半島にてマヤ文明は大きな発展を遂げました。
その発展を支えたのがこのセノーテの存在です。命の水の源として、とても神聖に扱われていました。
この遺跡内にも、写真の様な大きなセノーテがあります。綺麗な水があったり泳いだりすることはできませんが、マヤの人々がここから水を得て生活していたんだなぁと思いを馳せることができます。
アクセス
多くの人が滞在するであろうカンクンからは、車で約3時間の場所にあります。一番簡単なアクセス方法はツアー。日本語ツアーは少し値段が張りますが、現地のツアーでしたら自力で向かうよりも安くなるケースがあります。
自力で行く場合は、現地の高速バスを使うことになります。ADOというバス会社を使用するのが一般的。カンクンのダウンタウン内に大きなターミナルがありますので、そこで往復チケットを購入できます。
場所はこちら。
バスのクオリティも日本の高速バスと変わらない程度のもので、安心です。トイレも付いていますし携帯充電用のコンセントも付いていました。
ただ注意点として、チェチェン行きは一日に1本しかありません。朝8:45分発、帰り16:30発のみです。(時間は変更されている可能性があり、定かではありません)料金は約40USD。事前にバスターミナルまで直接行き、往復チケットを予約する事をお勧めします。
またADOバスターミナルはカンクン以外にもプラヤデルカルメンやトゥルムにもあります。プラヤデルカルメン発もありますので、プラヤ滞在の方は直接行くことができます(トゥルムの場合はプラヤ乗り換えだと思われます)
まとめ
いかがでしたか?チェチェンイッツァは遺跡としての壮大さはもちろんですが、様々な高度文明や謎が詰まった遺跡。そのため、世界遺産にはもちろん現代の新世界七不思議にも認定されています。
日本語ツアーがあれば安心ですが、ない場合は是非しっかり下調べをしてから遺跡を訪れることをお勧めします。
遺跡内はジャングルの中。エントランスを過ぎれば、休憩スペースや自動販売機なんて物はありません。飲み物や軽食をしっかり準備して、暑さ対策も備えての観光をお勧めします。