ライター
ゆんたく フリーライター

日本とアジアを旅したあと、沖縄に移住。現在は、台湾在住です。アジアの路地裏から日本の離島の自然まで、好きなものを求めて旅しています。

みなさんは「コッツウォルズ(Cotswolds)」という名前を聞いたことがありますか?コッツウォルズは「羊の丘」という意味で、イギリスにある丘陵地帯のこと。

「ハリー・ポッター」や「ピーター・ラビット」といった作品に登場する風景に出会える場所なんです。今回はコッツウォルズの基本情報とおすすめ観光スポットをご紹介します。

編集部追記
*2017年8月に公開された記事に追記しました。(2018/07/13)
*2018年7月に公開された記事に追記しました。(2018/10/23)

 

イギリス・コッツウォルズの基本情報

イギリス中央に広がる丘陵地帯を総称して呼ばれる「コッツウォルズ (Cotswolds)」。総面積2,000km²もの地域に、緑の丘や昔ながらの景観を残す村々が点在する美しい場所です。数百年前からの変わらぬ姿を見せてくれる、古き良きイギリスの風景が残るエリアで、たくさんの観光客が毎年足を運びます。

 

コッツウォルズの歴史

14〜16世紀頃には、地場産業の羊毛の交易で栄えていた「コッツウォルズ」。18世紀以降の産業革命をきっかけに羊毛の需要が減り衰退。一時期は時代から取り残された地域として扱われていましたが、19世紀になり、テキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスがその美しさを讃えたことから再び注目が集まります。

ナショナル・トラスト運動の盛り上がりとともに、1966年には「Area of OutstandingNatural Beauty(特別自然美観地域)」 に指定され、自然と景観、人々の暮らしを守りながらその良さを伝えていくための特別地区として知られるようになりました。

 

コッツウォルズに行ってみての感想

photo by Shutterstock

私がコッツウォルズを訪れたのは4年前の春で、気温はまだ寒く、上着やニットも必須でした。絵本の世界のように美しいと人気のコッツウォルズは、まさにその評判に負けず劣らずといった感じで、建物もどれも可愛らしく、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになりました。私は都会がそこまで好きではないので、コッツウォルズのようなこじんまりとした街は居心地が良かったです。

ロンドンからのアクセスも良いので、イギリスに行ったならぜひコッツウォルズへと足を伸ばしてみてくださいね!

 

コッツウォルズを観光する際のアドバイス

photo by Shutterstock

コッツウォルズの治安は良く、旅をしていて不安になることはありませんでした。物価はイギリスなので安くはありませんが、宿泊費は高いものの、スーパーでの食材費や外食費は思っていたよりも普通でした。衛生面も問題ないので安心してください。

 

代表的なグルメ

クリームティー

 

View this post on Instagram

 

Huffkins Bakery and Tearoomsさん(@huffkinscotswolds)がシェアした投稿

イギリス発祥の焼き菓子スコーンと紅茶のセット「クリームティー」。クロテッドクリームやジャムをつけながら、いただきたいカジュアルなセット。スコーンのさくっとした生地の旨みがたまりません。

 

ラーディーケーキ

ラードを塗った生地に、ドライフルーツと砂糖をたっぷりかけて渦巻状に焼いたスイーツ「ラーディーケーキ」。昔から肉体労働をする農村地域で食べられていたという一品で、ロンドンなどの都市部ではあまりお目にかかれないものです。

 

コッツウォルズ産ハチミツ

癖がなくまろやかな風味が人気の「コッツウォルズ産ハチミツ」。生産量が限られているため、イギリス国内でも希少とされているピュアな蜂蜜。現地で見かけたらぜひ味わって手に入れたい一品です。

 

コッツウォルズへのアクセス

成田から

成田からイギリス・ロンドンヘは、ブリティッシュ・エアウェイズ、日本航空(JAL)の直行便で、約12時間半。マレーシア航空、大韓航空、カタール航空などの経由便で、 12〜16時間です。ロンドンからは、バスを利用して行くことができるほか、ロンドン発の現地ツアー、レンタカーを利用するという方法もあります。

ロンドンから

ロンドンからはパディントン駅から列車でモートン・イン・マーシュ駅まで、さらにそこからタクシーまたはバスで移動可能です。所要時間は1時間半程度となっているので、日帰り旅行には最適でしょう。都会のロンドンから離れて、少し違ったイギリスを味わうのであれば、最高のスポットです。

 

コッツウォルズのおすすめベストスポット

チッピング・カムデン

コッツウォルズの他のどの地域よりも濃い、はちみつ色の建物が特徴的なチッピング・カムデン。「王冠の中の宝石」と呼ばれ、昔のままの姿で残るマーケットホールは町のシンボルとなっています。ハイストリートには14世紀から17世紀の建物が保存されており、歴史的に重要な町としても有名!コッツウォルズに行ったなら、ぜひ訪れたいベストスポットです。

続いて、コッツウォルズのおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

チッピング・カムデン

13〜14世紀頃、羊毛の地場産業でにぎわった「チッピング・カムデン」。当時の繁栄を表す商人や地主が住む「コッツウォルズストーン」と呼ばれる蜂蜜色の石灰岩の建物が、今も昔の姿のまま建ち並びます。

「マーケット・ホール」や「ハイ・ストリート」などの有名スポットのほか、エレガントな昔ながらの茅葺屋根が美しい住宅など、時間をかけて散策してほしい場所です。

■詳細情報
・名称:チッピング・カムデン
・住所:Chipping Campden GL55 6BD
・アクセス:Moreton-in-Marsh駅からバスまたは車
・公式サイトURL:http://www.chippingcampden.co.uk/contentok.php

 

バイブリー

ウィリアム・モリスが「イギリスで最も美しい」と賞賛した「バイブリー(Bibury)」は、テムズ川の支流コルン川の両岸に広がる小さな村。とんがり屋根の家々とマガモやライチョウといった野鳥が生息する水場の対比が美しいエリア。

「聖メアリ教会」や「アーリントン・ミル」、「バイブリー・コート」「アーリントン・ロウ」など、魅力的な建造物が残ります。

■詳細情報
・名称:バイブリー
・住所:Bibury, Gloucestershire, GL7
・アクセス:Cirencester「Market Place」「Parish Church」駅からバス
・公式サイトURL:http://www.bibury.com/

 

カッスル・クーム

コッツウォルズの最南端にある「カッスルクーム」は、人口350人の小さな村。500年前からの街並みがほぼそのまま残る静かな村には、「バイザブルック川」にかかるアーチ型のバックホース橋や「セント・アンドリュース教会」「マーケット・クロス」などの見所があります。

■詳細情報
・名称:カッスル・クーム
・住所:Castle Combe, Wiltshire SN14.
・アクセス:Chippenham駅からバスまたは車
・公式サイトURL:https://sites.google.com/site/castlecombewiltshire/
ライター
ゆんたく フリーライター

日本とアジアを旅したあと、沖縄に移住。現在は、台湾在住です。アジアの路地裏から日本の離島の自然まで、好きなものを求めて旅しています。

RELATED

関連記事