キュラソー島(Curaçao)は、南米ベネズエラの北約60kmに位置するオランダ領の島です。 南米にありながらもオランダの自治を受けているため、オランダ風パステルカラーのかわいい家が建ち並び、透明度の高いビーチにも恵まれた魅力的な島です。
では、早速見ていきましょう!
キュラソー島ってどんなところ?
日本の島に例えると種子島ほどの大きさのキュラソー島。面積は444km²とこじんまりとした島で、約16万人が暮らしています。ビーチリゾートやマリンアクティビティが盛んで、世界遺産に指定された歴史的な街並みが有名。
野球が盛んなことでも知られています。「キュラソー」は、ポルトガル語で「聖心」の意味なんだそうです。
キュラソー島の歴史
古くから先住民のアラワク諸族のカケティオス族が住んでいたキュラソー島は、1499年にスペイン人とイタリア人により発見されます。1634年になりオランダがキュラソー島に艦隊を派遣し、スペインからキュラソー島を奪還。
その後は、オランダ西インド会社の手により、プランテーション農業や塩の生産で栄えます。
フランスやイギリスなどに領土を奪われたこともありましたが、1815年パリ条約により再びオランダ西インド会社の管理下に戻り、2010年10月、オランダ領の独立自治国として認められ現在に至ります。
キュラソー島のグルメ
キュラソー島でぜひとも試してみてほしいのが、キュラソーを使ったカクテル。このキュラソー、じつはキュラソー島産のオレンジの果皮を使って生産されているんです。製造が開始されたのは、17世紀後半だそう。
オレンジ・キュラソーやブルー・キュラソーなど、色合いがきれいなキュラソーを使ったカクテルをぜひどうぞ!
成田からのアクセス
キュラソー島へは日本からの直行便がありません。アメリカン航空または日本航空利用で、成田からダラス・マイアミを経由してキュラソー島へ飛ぶコースは、約24時間の行程。ほかに、メキシコシティ・パナマなどを経由する便などもあります。
おすすめの観光スポット
ウィレムスタット(Willemstad)
プンダとオトロバンダのふたつの地域に分かれたキュラソー島の主都「ウィレムスタット」。見どころは、ユネスコの世界遺産にも指定されているオランダ植民地時代の17~18世紀に建てられたというカラフルな家々。
ピンクやエメラルドグリーンなど透明感がある色合いの住宅は、映画や絵本の中に登場しそうなかわいさ。のんびりと散策してみてください。
・名称:ウィレムスタット
・住所:Willemstad,Curaçao
・アクセス:ハト(キュラソー)国際空港から車で約15分
・電話番号:+599 9 434 8200(キュラソー観光局)
・公式サイトURL:https://www.curacao.com/es/stories/
ケネパ・ビーチ(Kenepa Beach)
キャラソー島の数あるビーチの中で一番の人気を誇る「 ケネパ・ビーチ」。キュラソー島の海といえば透明度が高いことで知られていますが、ケネパ・ビーチはその中でもダントツに美しく、海に浮かんでいると海底に自分の影が映るのが確認できるほどです!
晴れた日の海水の美しさも必見です。
・名称:ケネパ・ビーチ
・住所:Klein Knip,Curacao
・アクセス:ハト(キュラソー)国際空港から車で約40分
・電話番号:+599 9 434 8200(キュラソー観光局)
・公式サイトURL:https://www.curacao.com/es/stories/
マンボ・ビーチ(Mambo Beach)
キュラソー島ウィレムスタッドから車で約15分、アクセス便利な場所にある「マンボ・ビーチ」。ここは有料ビーチだけあってシャワーやトイレなどの設備がきちんとしており、ブイで作られた堤防もあるため安全に海で泳げるビーチです。
浜辺に並んだビーチチェアに寝転んで海を見ながら過ごしたり、透明度の高いゼリー色の海で泳いだりと、リゾート気分を満喫してみたいときにおすすめ。
・名称:マンボ・ビーチ
・住所:Bapor Kibrá, Willemstad, Curacao
・アクセス:ウィレムスタッドから車で約15分、ハト(キュラソー)国際空港から車で約25分
・定休日:無休
・電話番号:+599 9 461 8999
・料金:3.5ANG.
・公式サイトURL:https://www.curacao.com/en/directory/do/shop-and-indulge/curacao-beach-boulevard-blvd/
プラヤ・ラグーン(Playa Lagun)
キュラソー島の北西部に位置する「プラヤ・ラグーン」は、入江にあるこじんまりとしたビーチ。シャワーやトイレなどの設備がない素朴なビーチですが、シュノーケリングやダイビングのスポットとして人気です。
カラフルな熱帯魚やウミヘビ、運が良ければウミガメにも出会えるそう!海の中の様子を楽しみたい人におすすめのビーチです。
・名称:プラヤ・ラグーン
・住所:Playa Lagun, Curacao
・アクセス:ウィレムスタッドから車で約50分、ハト(キュラソー)国際空港から車で約30分
・電話番号:+5999 434 8200(キュラソー観光局)
・公式サイトURL:https://www.curacao.com/en/directory/do/beaches/playa-lagun/
ドルフィン・アカデミー・ キュラソー(Dolphin Academy Curacao)
サンゴ礁に囲まれた自然のラグーンの中でイルカと触れ合える「ドルフィンアカデミー・キュラソー」。この施設では、イルカと一緒に泳いだり海に潜ったりしながら遊べるプログラムが用意されています。
ただ遊ぶだけではなく、イルカと深く触れ合ってみたいという人には、イルカとのダイビングや、数日間をかけてイルカの調教を学べるコースなども用意されています。海外からの観光客が多数訪れている人気のアクティビティです。
・名称:ドルフィン・アカデミー・ キュラソー
・住所:Bapor Kibrá、Willemstad、Curacao
・アクセス:ハト(キュラソー)国際空港から車で約25分
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:無休
・電話番号:+599 9 465 8900
・料金:大人$99USD~
・公式サイトURL:http://www.dolphin-academy.com/
クイーン・エマ橋(Queen Emma Bridge)
キュラソー島のプンダ地区とオトロパンダ地区の間にかかる、長さ167メートル、幅9.8メートルの「クイーン・エマ橋」。この橋は、世界でも珍しい可動式の浮き橋。
セントアンナ湾に船が入出航する際には、橋は水平に開き船の通過を見守ります。橋が開いているときは橋を利用することができないのですが、代わりに無料のフェリーが出るのでご心配なく。
・名称:クイーン・エマ橋
・住所:Kon.Emmabrug, Willemstad, Curacao
・アクセス:ハト(キュラソー)国際空港から車で約17分
・電話番号:+599 9 434 8200(キュラソー観光局)
ハト洞窟(Hato Caves)
ハト(キュラソー)国際空港から車でわずか1~2分で到着できる観光スポット「ハト洞窟」。古くは先住民が暮らしていたとも伝えられる洞窟は、1km以上もの長さがあり見応えたっぷり!現地では、専任のガイドさんと一緒に見学できる約45分のツアーが組まれています。
コウモリが飛び交う洞窟の中は、天井から垂れ下がる鍾乳石が幻想的。キュラソー島の自然史について詳しく知ることができる貴重なスポット。
・名称:ハト洞窟
・住所:F. D. Rooseveltweg, Willemstad, Curacao
・アクセス:ハト(キュラソー)国際空港から車で1~2分
・営業時間:9:00~16:00
・定休日:無休
・電話番号:5999-8680379
・料金:Nafl.15,75,または$9USD
・公式サイトURL:http://curacaohatocaves.com/