こんにちは、トラベルブロガーの桜子(hossakuraworld)です。
世界60カ国以上旅してきた私ですが、特にヨーロッパは大好きで、ヨーロッパだけで30カ国近くを旅してきました。ヨーロッパといえば、女子の憧れですよね?
フランスやイタリア、ロンドンやハンガリー。どの国もうっとりするほど建築物は綺麗でしたが、建築物の美しさはチェコがダントツ一位でした。
どこを切り取ってもインスタ映え。今回はインスタ女子必見、フォトジェニックなチェコの建築物をご紹介します!
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尖った塔が特徴的なゴシック建築
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ゴシック建築は13〜15世紀に作られた建築スタイル。尖った塔、大きな窓やステンドグラスが特徴になっています。そんなゴシック建築の中でも、ヨーロッパで一番美しいと言われているのがチェコの首都・プラハにあるカレル橋です。
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カレル橋はプラハでも有名な観光スポットですが、旧市街と小市街をつなぐ橋として今も多くの人が行き交っています。
雨のカレル橋もまた晴れとは違った雰囲気でとても絵になりますよね。
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雨が止んだ隙に撮影した一枚。まるで絵画のような背景です。
壮大で華やかなバロック建築
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17〜18世紀に作られたバロック建築は、今もチェコのいたるところに残っています。楕円やカーブを複雑に使う壮大で華やかな装飾が特徴で、これぞヨーロッパというようなイメージの豪華な建築。
ヨーロッパ芸術・建築の最盛期の様式と言われています。
昔の建物は豪華ゆえに補修工事も大変で、かなりのお金がかかるのだとか。フルディムという街にある聖ヤコブ教会はバロック様式で、修繕前の一部がそのまま残されています。
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従来の価値観にとらわれないアールヌヴォー建築
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アールヌーヴォー建築は分離派ともいわれ、従来の価値観にとらわれない新しい装飾を施した斬新な建築スタイル。19世紀の末ごろから作られ、自然からヒントを得た曲線が多用されているのが特徴的。
そんなアールヌーヴォー建築を代表するデザイナーに、ドゥシャン・ユルコヴィッチという建築家がいます。
数ある建築の中でも、アールヌーヴォー建築に特に興味を抱いたわたし。ドゥシャン・ユルコヴィッチの邸宅にお邪魔してきました。
1906年に建てられたドゥシャン・ユルコヴィッチ邸
ドゥシャン・ユルコヴィッチは、時代に合わせて独特のセンスで様々な家や家具などのデザインをしてきたスロバキア人の建築家。独特な色彩、モザイク、デザインゆえに、一目で彼の作品とわかります。
わたしがお邪魔したユルコヴィッチ邸は、現在もっとも価値あるアールヌーヴォー建築物の一つとして知られています。
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建物はもちろん、ガーデンもとても美しく設計されています。夏になるとブルーベリーやリンゴなどを訪れたゲストが自由に食べても良いよとガイドさんが教えてくれました。
こういうアットホームなゆるさも、郊外ならではの魅力の一つ。
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自宅の中は、さすが時代を代表する建築家と言わんばかりのおしゃれなインテリアたち。
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絨毯も壁も、完全に女子が好きそうなデザインがちりばめられています。
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ギャラリー内には、ユルコヴィッチが生み出した作品も多数展示してあり、時代ごとにまとめられているので、デザインの変化を追えるのも面白いです。
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・名称:モラヴィア地方ギャラリー Jurkovič House
・住所:Jana Nečase 335/2, 616 00 Brno-Žabovřesky, チェコ
・電話番号:+420 532 169 501
・公式サイトURL:http://www.moravska-galerie.cz/jurkovicova-vila/navsteva-vily/kontakt.aspx