ご存知の方も多いとは思いますが、英語と日本語は色々な点で違いがあります。発音、文法、表現など…。
勉強すればするほど、英語と日本語は全くの別言語なんだなぁと思い知らされます。この記事では、英語を話すために特に知っておきたい、英語と日本語の違いについてご紹介します。
*編集部追記(2016/02/03)
2015年に公開した記事に新たに加筆しました。
2016年2月に更新された記事に、新たに加筆しました。(2017/11/1)
英語と日本語の違いを勉強する時のアドバイス
「英語を話す」練習はスポーツに似ていると思います。とにかく大切なことは間違ってもトライし続けること。間違った箇所は後で復習しておきましょう。
ところで、スポーツでも当てはまりますが、「英語を話す」前にはルール(英文法)を学ぶ必要があります。「英語を話す」練習をする前に、英文法を一通りマスターすることをおすすめします。
おすすめの勉強法
英語は日本語にはない音があります。まず、そのような音をきちんと発音できるようにしましょう。残念ながら、きちんと発音できない音を聞き取ることはできません。
うまく発音できるようになると、リスニング能力も大きく伸びるはず! 発音を練習できる本を使って、繰り返し練習してみましょう。
1.英語には敬語がない
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日本語には尊敬語・謙譲語・丁寧語がありますが、英語にそのような表現はありません。
“would”や”could”などを使って丁寧な言葉遣いをすることは可能ですが、目上の人に使う特別な表現や、自分をへりくだる表現は存在しないのです。
いくら年が離れていても、ニックネームやファーストネームで呼ばれるのを好む人が多いなど、英語を話す人はフランクな表現を好む傾向があるように感じます。
過去に筆者が10歳年上のカナダ人と会った際、「10歳も上だから丁寧にしゃべらなきゃ(汗)」と思って”Mr”をつけて呼ぶなど丁寧に話したのですが、「寒気がするからやめてくれ(笑)」と言われたものです。
2.英語は主語を省略しない
「(僕は)すごく疲れた」「(あなたは)疲れたの?」
日本語はしばしば主語を省略しますが、英語は基本的に主語を省略しません。上記の二つの表現を英語に訳すと、”I’m exhausted. “ “Are you exhausted?”となります。主語であるIとyouがバッチリ入っていますね。
3.英語では「あなた」を表す色んな表現が、会話で使われる
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“Let’s meet up tomorrow, man!”(明日会おうぜ!)
上記の”man”だけでなく、”dude”や”lovely”、”baby”や”bro”、さらには”darling”や”my precious”など、相手を呼ぶ様々な英語の表現が会話で使われます。日本語にも「あなた」「お前」「貴様」など色んな表現がありますが、その数では英語に劣る気がします。
また、すでに述べたとおり日本語は主語を省略する傾向にあるので、実際の会話ではそこまで多彩な表現は使われません。対照的に英語では、「あなた」を表す様々な表現が、会話で使われているのです。
4.英語はオーバーに話すぐらいがちょうどいい
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「ワーオ!!」「ファンタスティック!」
洋画などを観ていると、こちらが恥ずかしくなるぐらいオーバーな話し方をする登場人物がよく出てきます。実は、実際に英語を話すときもこれぐらいオーバーに話すぐらいがちょうどいいんです。
日本語は粛々と話されることが多いですが、英語を話すときは感情を言葉に100%のせるぐらいの勢いで話しましょう。
5.英語はジェスチャーを交えて話されることが多い
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ジェスチャーも、英語が話される際にはよく使われます。肩をすぼめたり、指でクオーテーションマークを作ったり…日本語を話す人の手はそこまで動きませんが、英語を話す人の手はせわしなく動きます。
6.英語は感情表現が豊か
例えば、日本語でいう「すごいね」を英語で表そうと思うと”great”や”nice”だけでなく、”awesome”,”fantastic”,”fabulous”,”cool”…など、たくさんの表現があります。
またそれぞれに「すごい」の度合いが違うので、それぞれの感想によって使いわけることができます。
話す相手の出身地や、流行りによってよく使われる単語が違うこともあるので、相手のリアクションをよーく聞いておくのも面白いですよ!