ここまで来たら大きな赤いリボンに黒いワンピース、そしてホウキにまたがってドブロヴニクを背景にジャンプして記念撮影はいかがでしょうか?キキになれること間違いなしです。
展望台へ行くのは午前中か夕方がおすすめです。午前中は海がよりいっそう青く見え、また、夕方であればオレンジ色の屋根が夕陽に照らされてさらに美しくなります。
キキの言葉に、自分の気持ちを重ねてみる
展望台から少しスルジ山を下った場所からジブリのサントラを聴きながら街を見下ろすと、どっぷりとジブリの世界にひたることが出来ます。
魔女の宅急便の挿入歌である「やさしさに包まれたなら」を聞けば、旅先で不安や期待が入り交じったキキと自分が重なるのではないでしょうか。
キキが「おちこんだりもしたけど、私はげんきです。」と言っていたとおり、不思議と元気がもらえる素敵な風景が広がっていました。
行く前にちょっと歴史をお勉強するのがおすすめ
街の起源はローマ時代にまでさかのぼり、海洋貿易によって栄えたドブロヴニク。15世紀にはアドリア海でもっとも活気のある街のひとつになっていました。
しかし、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴うクロアチア紛争によってセルビア・モンテネグロに近いドブロヴニクは7ヶ月ものあいだ砲撃され、街は崩壊状態に。
その後、街や国をあげて復興に取り組み、今ではもとの美しい街並に戻っています。
なにも知らずとも、ドブロヴニクの町並みは美しいです。しかし、その光景が作り上げられるまでの経緯に想いを馳せてみるほど、その美しさが心にしみました。
まとめ
日本からクロアチアへはイタリアやドイツなどのヨーロッパ諸国を経由して行くのが一般的。もし、時間があればイタリアからフェリーでアドリア海を渡ってみるのも楽しいですよ。
空にはホウキにまたがったキキ。バーでグラスを傾けるポルコのいる街。
そんな妄想したらワクワクがとまりませんよね!ジブリ好きでもそうでなくても絶対おすすめしたいドブロヴニク。次の旅行先にいかがでしょうか?