ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

30ヶ国以上旅した元旅行会社社員の私が死ぬまでに一度訪れて欲しい国と聞かれたら、自信をもってエジプトと答えます。子どもの頃にピラミッドやスフィンクスを見て、いつかは自分の目で見たいと思ったことはありませんか?

また、ピラミッド以外にも涙がでるほど素晴らしい遺跡がたくさん。今まで行った旅行では感じたことのない体験をエジプトで味わいましょう!

*編集部追記
2017年1月に更新された記事に新たに追記しました(2018/02/27)
2018年2月に更新された記事に新たに追記しました(2018/07/13)
2018年7月に更新された記事に新たに追記しました(2018/11/16)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

カイロに行ってみての感想

カイロ

photo by Shutterstock

世界最大級の石造建築物・ピラミッドがあることで有名なカイロ。日本とは大きく違うエキゾチックな雰囲気が漂っており、世界各国から観光客が訪れる人気の場所です。

エジプト政変後は情勢悪化がしていると聞いていましたが、私がエジプトを訪れた時はさほど危険は感じませんでした。カイロ周辺は比較的安全だと言われているので、エジプトの治安が心配だという方は、とりあえずカイロだけを訪れるのも良いかもしれません。

またエジプトは以前に起こったテロの影響によって物価がかなり安くなっており、非常にリーズナブルに旅行することができましたので、予算が少なめの旅行者の方にもおすすめです。悠久の歴史を持つピラミッドは実際に見ると非常に迫力があり、異国情緒も抜群でした。

 

観光する際のアドバイス

エジプト観光

photo by Shutterstock

テロなどの影響によりカイロの治安に不安を抱いている方も多いと思いますが、実際訪れてみたところ、あまり心配することはないなと感じました。街には穏やかな空気が流れており、いわゆる殺伐とした感じはありません。

物価は非常に安く、正直タイよりも割安な気がしました。ただし外国人料金がある施設は現地人の倍ぐらいの料金を払わなければいけない時があります。衛生面は日本のようには良くないため、飲用にはペットボトル入りミネラルウオーターを買うなど気を付けましょう。

 

おすすめのベストスポット

ムハンマド・アリ・モスク

ムハンマド・アリ・モスク

photo by Shutterstock

私がおすすめするのは、エジプトの数あるモスクの中で最も観光客に人気がある、ムハンマド・アリ・モスクです。

2本細長いミナレットがあるモスクは、外観も内装も非常に美しい!エジプト最後の王朝ムハンマド・アリー朝を興したムハンマド・アリーの命により、1830年から27年もの歳月をかけて建設されたものだそうで、特にシャンデリアは必見の美しさです。

 

エジプト考古学博物館/カイロ

ツタンカーメンの黄金のマスクやラムセス2世のミイラなど古代エジプト文明の遺産が120,000以上展示されている、エジプト旅行で必須の観光名所です。特に少年王ツタンカーメンの黄金のマスクに対面したときの感動はひとしおですよ。

以前はカメラの持込みが禁止されていましたが、現在は有料(50EGP/310円)でカメラでの撮影が可能になっています。(ツタンカーメンの黄金のマスクなど撮影禁止の場所もあり)。

また現在、新しい考古学博物館「大エジプト博物館」の建設が2017年に終わる予定なので、現在のエジプト考古学博物館に行けるのは今のうちですよ!

■詳細情報
・名称:エジプト考古学博物館(The Egyptian Museum)
・住所:Tahrir Square, Meret Basha, Qasr an Nile, Cairo Governorate 11516 Egypt
・アクセス:地下鉄サダト(SADAT)駅から徒歩6分
・営業時間:09:00~19:00(金曜日のみ9:00~11:00、13:30~19:00)
・料金:60EGP(ミイラ室別100EGP)
・所要時間:2時間以上
・オススメの時期:
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/attractions/the-egyptian-museum

 

シタデル/カイロ

イスラム地区モカッタムの丘にある城塞都市シタデルは、古代エジプト遺跡以外のスポットとしてはカイロ1番の観光名所です。このシタデル内には後述するムハンマド・アリ・モスクの他、ムカッタムの塔、国立警察博物館、軍事博物館など見る箇所が沢山あります。

また丘の上にあるので、カイロの街を見下ろすことができ、とても素晴らしい景色を見ることができます。

■詳細情報
・名称:シタデル(Salah El-Din Citadel in Cairo)
・住所:Citadel、Cairo
・アクセス:バス174または173でミダンサラーアルディン(Midan Salah al-Din)下車目の前
・営業時間:8:00-17:00(金曜日の礼拝時は閉鎖)
・定休日:なし
・電話番号:+ 2 / 02-2512-1735
・料金:50EGP
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/attractions/salah-el-din-citadel-in-cairo

 

ムハンマド・アリ・モスク/カイロ

#エジプト #カイロ #ムハンマドアリモスク #egypt #cairo #muhammadalimosque #mosqueofmuhammadali

nancyさん(@indira.nancy)が投稿した写真 – 2016 6月 14 8:32午前 PDT

城塞都市シタデル内にあるムハンマド・アリ・モスクはカイロのランドマークです。19世紀前半に建設が始まったこのモスクの特徴は84メートルの高さを誇る2本のミナレット。イスタンブールのブルーモスクをモデルに作られたと言われます。

モスクの中に入るとその豪華さに驚くでしょう。まず目に飛び込んでくるのが大きいシャンデリア。そして数多くあるランプの光やステンドグラスがとても幻想的です。

■詳細情報
・名称:ムハンマド・アリ・モスク(Muhammad Ali Mosque)
・住所:Citadel、Cairo
・アクセス:バス174または173でミダンサラーアルディン(Midan Salah al-Din)下車目の前
・営業時間:8:00-17:00(金曜日の礼拝時は閉鎖)
・定休日:なし
・料金:50EGP※シタデル共通入場券
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/attractions/mohamed-ali-mosque
・おすすめのツアー:【カイロ市内観光】ムハンマド・アリー・モスクとハーン・ハリーリ・バザールを巡るプライベートツアー

 

ハーン・ハリーリ/カイロ

カイロのみならずアラブ領域でも最大級の大スーク(市場)。細長い道に所狭しと両側に店が連なり、香辛料や香水、宝石類から日用品、さらに観光客向けのお土産など様々なものが売っています。見るだけでも楽しい場所です。

日本人と分かるとエジプト人から「山本山」「バザールでござーる」など、どこで覚えたのか日本語で呼び込みをしてきます。値段は交渉できるのでお得に買いましょう!私は値切り過ぎてヤクザと言われましたが、結構ぼったくられる人が多いです。

■詳細情報
・名称:ハーン・ハリーリ(Khan El-Khalili)
・住所:al-Azhar Street, Cairo, Egypt
・アクセス:タハリール広場から車10分
・営業時間:店舗によるが09:00~23:00
・定休日:店舗による
・料金:見学は無料
・公式サイト:http://www.egypt.travel/ja/attractions/khan-el-khalili
・おすすめのツアー:【カイロ市内観光】ムハンマド・アリー・モスクとハーン・ハリーリ・バザールを巡るプライベートツアー

 

コプト教地区/オールド・カイロ

コプト教とは、エジプトにおけるキリスト教のことです。オールド・カイロはエジプトでキリスト教を信仰している地域で、コプト教の歴史的遺産が数多く残っています。イスラム教徒が90%のエジプトで、貴重であり、またエジプトの文化と融合したキリスト教の美しさが楽しめる地域です。

エル・ムアッラカ教会、聖バーバラ教会、ベン・エズラ・シナゴークなど歴史的物語や逸話の残るスポットが多く、また、カイロの街の騒がしさとは打って変わって静かに過ごせる地域です。オールド・カイロを訪れるならツアーもおすすめです!

 

タハリール広場/カイロ

タハリール広場

photo by pixta

タハリール広場はカイロの中心地であり、周りにはエジプト考古学博物館やカイロ・アメリカン大学、高級ホテルが並んでいます。元の名前はイスマーイール広場と呼ばれていました。

イギリスから独立した1919年のエジプト革命から「解放」を意味するタハリール広場と呼ばれるようになり、1952年の革命で正式に名称を変更。

そして2011年のエジプト革命ではこの広場にいたデモ隊を中心に革命が本格化していくなど、エジプトの政変とは切っても切れない関係の広場です。

■詳細情報
・名称:タハリール広場 (Tahrir Square)
・住所:Tahrir Square、Cairo
・アクセス:地下鉄サダト(Sadat)駅からすぐ
・営業時間:24時間
・定休日:なし
・料金:無料
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/tahrir-square

 

ダウンタウン地区/カイロ

Azabさん(@mohamedazab)がシェアした投稿 – 2月 27, 2018 at 6:43午前 PST

ここはアラビア語でウィステルバラドと呼ばれる、カイロの下町エリアです。安い宿から大型ホテルまであり、いつも観光客と大勢の地元の人で賑わうこの場所には、映画館、レストラン、喫茶店、雑貨屋などがずらりと並んでいます。

■詳細情報
・名称:ダウンタウン地区
・住所:El Tahrir, Ad Dawawin, Abdeen, Cairo

 

ファラオ村/カイロ

cairo360さん(@cairo360)がシェアした投稿 – 9月 10, 2017 at 3:19午前 PDT

古代エジプトへタイムスリップしたかのような気分を味わえるテーマパーク、ファラオ村。

いわゆる日本の「日光江戸村」のような観光スポットで、古代エジプトの時代の人々やファラオの生活が再現されており、エジプトの歴史に興味がある人におすすめです。

■詳細情報
・名称:ファラオ村
・住所:3 El Bahr El Aazam St., Cairo, Egypt
・公式サイトURL:http://www.pharaonicvillage.com

 

アズハルパーク/カイロ

Renan Simõesさん(@renan_fdm)がシェアした投稿 – 2月 25, 2018 at 4:16午前 PST

アズハルパークは、小高い丘の上に作られた緑豊かな公園で、園内には人工の池や噴水などが造られており、市民の憩いの場として人気です。特に夕暮れ時には、美しい夕日を見に来た地元の人や観光客で賑わいます。

■詳細情報
・名称:アズハルパーク
・住所:Darassa Hill | Al Darassa Hill, Cairo
・公式サイトURL:http://www.azharpark.com

 

マニアル宮殿/カイロ

マニアル宮殿は、カイロにある市内を流れるナイル川の中州、ローダ島の北側に位置する宮殿です。内装はオスマントルコのイスラーム建築様式にアールヌーボーやロココの装飾を織り交ぜて造られており、非常に美しくおすすめです。

■詳細情報
・名称:マニアル宮殿
・住所:1 Saray Street | Manyal, Cairo
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Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

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