ライター
さとみん 憧れの男性はロバート・ラングドン教授

歴女の旅好き。レオナルド・ダ・ヴィンチの追っかけ。 幼少時ドイツに住んでいた際に、両親の影響で旅×歴史に夢中に。古代オリエント史と美術史が好き。いつか古代オリエントの舞台を一気に回るのが夢。憧れの男性はダン・ブラウンが生み出した、ロバート・ラングドン教授。

フィレンツェカードの注意点!

各施設それぞれ一度しか使用できません!

フィレンツェカードを使用して、美術館や宮殿へ入場すると必ず日時が記録されたレシートが発行されます。

このレシート、時々施設内で提示しないといけない所があるので絶対に失くさないようにしてください。(カード購入時に首から下げられるチケットホルダーももらえるので、そこに入れておけば安心です)

特に(勝手に)落とし穴!と思ったのが、ピッティ宮殿(パラティーナ美術館)に隣接する「ボーボリ庭園」です。ボーボリ庭園は映画「インフェルノ」のロケ地にもなりました。

両施設隣接しているので当然レシートは共通です。

私はピッティ宮殿への入場が午後遅かったため、ボーボリ庭園の開園時間に間に合わなかったのです。次の日の朝一番に、昨日ピッティ宮殿は入ったから、ボーボリ庭園だけ入りたいとお願いしたらレシートの再提示を求められてしまいました…そしてどこにも…無い(涙)

結局カードから履歴を見てもらって特別に入れてもらいましたが、くれぐれもレシートは失くさないように…。

 

ドゥオモ共通券に引き換えても、さらにクーポラは予約が必要!

フィレンツェのシンボルとも言えるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。ドゥオモ、ジョットの鐘楼、サン・ジョバンニ洗礼堂で構成されたこの大聖堂は、世界中の人々の憧れです。

外壁の彫刻や、大理石で作られた緻密な壁も美しく、ずーっと見ていてもまったく飽きません。

特にブルネレスキが設計したクーポラ(円形ドーム)の頂上は、映画「冷静と情熱の間」で主人公達が再会を約束した場所として一躍有名になりました。私も憧れて、絶対にここに登ろうと意気込んでいました。

でも実はこのクーポラだけは、共通券に引き換えてもさらに予約が必要なのです…(オンラインでドゥオモの共通券を購入した場合はは、購入と同時に予約も可能です)。

 

現地で共通券を購入した場合(フィレンツェカード利用も同じ)は、さらにその購入場所にある予約専用機械で日時を指定して予約をしないと「絶対に」入れません!(一人くらい何とかならないかダメ元で交渉しましたが無駄でした!)

クーポラの現地での予約は、月曜日にその週の予約が一斉に始まります。

「冷静と情熱の間」の舞台だけに「冷静に」考えたら、500年以上前に建設された建物のあんなちょっとのスペースに毎日何百、何千人も押し寄せたらえらいことになりますよね…。

諦めてクーポラの列ではない大聖堂の列(共通券だけで拝観可能)に並び入ると…

拝観できるエリアが分けられていて、大聖堂内でもっとも美しいドーム内に描かれたヴァザーリの「最後の審判」、有名なミケリーノの「ダンテの神曲」に全っ然近づけないのです…!(涙)

もちろん聖堂内の半分でも十分に価値のあるものなのですが、折角ここまで来たからには全部見ないと意味がない…!もう寒いし、雨も降ってるし半泣きです。

自分の予習不足とは言え、あまりに悔しかったのでその足で「ジョットの鐘楼」の頂上まで登りきり、クーポラを眺めました。

ちなみにジョットの鐘楼からは、クーポラが一番美しく見えると言われています。

 

電子化が進む観光地。しっかり事前準備を!

All photo by Satomi Kohda

私がフィレンツェを訪れたのは実は今回で3回目。1回目はドイツに住んでいたまだ小さい時に両親とツアーで、2回目は高校生の時。高校生の時と言ってももう10年以上前(年齢ばれる笑)。この間本当に、急速に電子化が進んだと思います。

当時はフィレンツェカードもドゥオモの共通券もなかったし、クーポラにも並べば誰でも登れました。

 

時代の流れに多少戸惑いつつも、しっかり事前準備をしていたらすごく快適にフィレンツェを楽しめるなぁと感じました。電子化が進んでも、やはりフィレンツェの歴史や芸術の素晴らしさは変わりませんでした。やっぱり何度でも来たいと思える街の一つです。

フィレンツェに行くことが決まったら、私の二の舞にならないように是非しっかりと事前準備をしてくださいね。

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さとみん 憧れの男性はロバート・ラングドン教授

歴女の旅好き。レオナルド・ダ・ヴィンチの追っかけ。 幼少時ドイツに住んでいた際に、両親の影響で旅×歴史に夢中に。古代オリエント史と美術史が好き。いつか古代オリエントの舞台を一気に回るのが夢。憧れの男性はダン・ブラウンが生み出した、ロバート・ラングドン教授。

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