世界一周特典航空券の有効期間と予約できる日程について
世界一周特典航空券の有効期間は、開始日から1年間(発券から1年以内に旅行を開始することが必要です)。出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降になります。
ゆっくりと世界一周したい人は最大1年間の旅にでることができますし、仕事や学校が忙しい!でも世界一周したい!という人は、最短10日間から予約できるみたいですので、弾丸トリップを計画してみてはいかがでしょうか。
また、航空会社によって、予約できる期間が若干ちがいますが、だいたい1年先までです。
そのため、1年間かけて世界一周する人は少し注意が必要です。出発すぐ前にすべてを予約しようとすると、1年分すべて予約できるかもしれませんが、直近の特典航空券が予約できないという可能性があります。
そのため、初めの方の旅程は少し早めに予約しておいて、最後の方の旅程は、あとで日程変更する、という方法もありかもしれませんね。
予約は電話予約で
ANAのホームページからは国内線や国際線の特典航空券は予約できるのですが、世界一周航空券に関してはネット上で予約ができません。
そのため、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話する必要があります。すべてのルートと日程を伝えると、担当の方が必要マイル数と燃油サーチャージ・空港税の合計額を計算してくれます。
ボクの場合、ルートも日程もかなりあいまいな状態で電話して、「9月の上旬ごろにヨーロッパのここらへんの都市で」と相談したのですが、かなりの便数があるので対応が難しいと言われてしまいました。
普通はある程度ルートと日程を決めてから皆さんお電話されますよ、と優しく注意されてしまいました。
なので、電話する前に日程と滞在都市(空港)を決めて、必要マイル数を計算しておきましょう。それらの都市をむすぶ航空会社の旅券が予約可能かどうか、を聞くという状態だと会話がスムーズになります。
ルートと必要マイルの検索方法は?
自分が選ぶルートの必要マイル数や航空便を調べるには、下記のサイトを参考にしてみて下さい。
・フライトマッパー
http://info.flightmapper.net/ja/search
・スターアライアンス
http://www.staralliance.com/ja/round-the-world
慣れるまではけっこう大変ですが、慣れてきたらいろいろな国の都市でシミュレーションできるので旅好きはハマるかもしれませんね。
最後に一つ。「燃油サーチャージ、空港税はお金がかかる」!
photo by shuttestock
タイトルでは無料と言ったのにすみません。
航空会社によっては、エアカナダやスカンジナビア航空など燃油サーチャージがかからないところもありますが、ANAやいくつかの航空会社は燃油サーチャージがかかります。
また、空港税は都市によって、高い安いがあるので、空港税も安くすませたいという人は都市選びも重要です。
イギリスのヒースロー空港やフランスのシャルル・ド・ゴール空港は一般的に高いと言われているので、できるだけ予算を抑えたいという人は、別の都市を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ボクが先ほど上記であげたルートですと、燃油サーチャージ・空港税の合計が66,660円でした。
イギリスやフランスも行く予定ですが、空港税を抑えるために、トルコ、ドイツ、ベルギーを選びました。ちなみにトルコはヨーロッパに含まれるみたいです。
でも結局、この方法、マイルがないと使えないでしょ?!
おっしゃるとおりでございます。まずはマイルを貯めないと話になりません。
マイルを貯めると聞くと、以前は会社の出張で飛行機によく乗る人、マイルが貯まるクレジットカードで会社の経費が落とせる人たちだけの特権だと思われていましたが、現在は、マイルを貯めるのに様々な方法があります。
Googleで「マイル 貯める 裏ワザ」などと検索するといろいろでてきますので、興味のあるかたはぜひ検索してみて下さい。
Tabippoの記事でもいくつか紹介されていますので、参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ANA65,000マイルあればタダで世界一周できます。ぜひトライしてみて下さい!