旅好きな人や、海外に興味がある人の中には一度は海外移住してみたいなと思う方もいるのではないでしょうか。日本の企業で働いて駐在の機会を待つ、現地の会社に採用してもらって働く、フリーランスとして海外を拠点に生活する…など、海外で働きながら生活をする方法はさまざまです。
私はたまたまご縁があり、1年間タイの首都であるバンコクでフリーライターとして仕事をしていました。フリーランスと聞くときらきらとした悠々自適な生活を思い浮かべるかもしれませんが、現実は楽しいことと同じくらい苦しいことも多い1年でした。
今回は実際に海外でフリーランスとして生活してきた私が、フリーランスの海外移住についてその実態をお話しします。
フリーランスの働きかた
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そもそも「フリーランス」と呼ばれている人たちがどのように働いているのかご存知でしょうか。どうやって仕事を得ているのか、そもそもどうすればフリーランスになれるのかなどなどさまざまな疑問があるかと思いますが、ここでは「働きかた」という側面からフリーランスの実態を紐解いていきます。
仕事の時間を自由に決められる
フリーランスとして働いている人の多くが、いつ働くのかを自身で決めています。毎日時間を決めその間稼働している人や、仕事の繁忙期と閑散期で緩急をつけ時期によって働く時間を変えている人などさまざまです。
自分の仕事の配分に合わせて、休日の日数や1日の稼働時間等を決めています。
一見すると自由に決められてうらやましいと思うかもしれませんが、毎日10時間働いている人や数か月間休日がないなんて人も…。「自由に選べる」ことにもメリットだけでなくデメリットもあるのが現実です。
働く場所を選べる
働く場所にとらわれずに働いている人が多いのもフリーランスの特徴です。仕事にもよりますが、エンジニアやWebライターに代表されるWeb系の仕事をしている人はネット環境さえ整っていれば、世界中どこにいても仕事ができます。
同じ仕事をするならと、非日常を求め海外の物価が安い場所に移住し働く人も多いです。私もその一人でした。
他にも、海外に限らず日本の中で拠点を複数置いて生活している方や、東京を離れ理想の環境で生活しながらフリーランスをしている人も少なくありません。
海外でフリーランスをして気づいた5つのこと
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働く時間や場所が選べるフリーランス。その特性から定住先の選択肢として海外を視野に入れる人もいるでしょう。しかし日本で住むことと比べると、想定しなければならないことや準備しなければならないことが大きく違うのが海外移住です。
実際に私がフリーランスとしてタイに移住してみて気づいたことを、これから先移住先に選ぶ条件としてどのようなことを基準にするのか、また、どのような準備が必要なのかを中心に紹介していきます。
Wi-Fi環境
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仕事をすることを考えた時に最も重要なのがWi-Fi環境です。これがないと仕事が全くできないので、タイで生活するにあたってWi-Fi環境は最重要項目でした。
私が住んでいたタイのバンコクに関しては、幸いWi-Fiが不安定であったり遅いということはあまりなく、家であってもカフェのような公共の場所であっても問題なくネットを利用することができましたが、国によってはネット環境が安定せず存分に仕事ができない国もあるので注意が必要です。
その国のネット環境については事前にネットで調べることもできますし、近場であれば下見の意味も込めて一度渡航してみるのも有効です。
日本との時差
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海外に住むとなると日本との時差も考えなくてはなりません。特にクライアントが現地の人ではなく、日本にいる場合はなおさら時差が重要です。
タイは日本との時差が2時間しかないので、連絡やミーティングに関しては問題なくやり取りすることができましたが、ヨーロッパや北南米を移住先として考えている方は、クライアントと相談したほうがいいケースがあるかもしれません。
ほかにも日本のクライアントとのお仕事であれば、基本的に納期は日本時間で設定されています。時差を考えて余裕を持ったスケジューリングが必要です。
