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2000年、栃木県生まれ。高校野球に熱中し、県大会優勝などを経験。現在、武蔵大学経済学部に入学。大学入学後は野球の一線から身を引き、憧れだった海外旅や海外教育プログラムへ参加。

こんにちは!TABIPPOのインターン、しゅんです。

コロナ禍でも旅に行きたい人は多いはず。でも、人ごみや公共交通機関での移動を避けたい人も…そんな方におすすめなのが、キャンピングカーでの旅。キャンピングカーであれば長距離移動もできて、プライベート空間も確保しやすい!

そんなみなさんに今回は、「禅」をモチーフにしたキャンピングカー「「FUUUN(浮雲)」」をご紹介します。

「禅をモチーフ?キャンピングカーの中で座禅?お坊さんが乗ってくるのかな?」

最初に聞いた時は、全く想像つきませんでした。しかし、FUUUNと巡った四国の大自然の旅でやっとその意味がわかりました。FUUUNの魅力と四国の雄大な自然の魅力をお届けします。

キャンピングカーを借りていざ四国へ出発!

今回の旅は、僕と友人でフォトグラファーとして活躍している野口悟空、FUUUNの運営を行っている辻さんとの3人旅。


FUUUNの拠点である富士市を夜中に出発し、翌朝、淡路島へ向かいます。東の空から昇り始める朝日を背に明石海峡大橋を通過。

眠い目を擦りながらみた淡路島からの朝日が、この旅の成功を予感させてくれました。

瀬戸内海と讃岐うどん、香川県を堪能


淡路島から鳴門大橋を渡り、香川県に突入。瀬戸内海の穏やかな海岸線と並行するように2時間ほどFUUUNを走らせました。

ところどころで車を降り、海岸線を散歩したり、撮影をしたり…都会の忙しさとは打って変わって、瀬戸内海の穏やかな波のようにゆったりと時間が流れていました。

念願!本場の讃岐うどんを堪能


僕は大のうどん好き。いつもチェーン店でうどんを食べながら、いつかは本場の讃岐うどんを食べたいなと思っていました。

そしてついに、念願かなって本場のうどんを食べられることに。

国道沿いにあった讃岐うどん専門店で昼食の時間。麺がもちもちで、コシの効いた讃岐うどんに大満足でした!

海岸線をキャンピングカーでドライブ


瀬戸内海のコントラストがよく映えます。四国の自然は雄大で穏やか。

キャンピングカー旅の最大の魅力は、いつどんなところで止まっても、寝ても大丈夫なところ。自分たちのペースでゆっくりと旅ができます。

この旅でも、常に、翌日の観光スポットの近くまで移動して寝ていました。

父母ヶ浜の夕日に圧倒される


初日の夕方は、フォトグラファーたっての希望で父母ヶ浜のサンセットを見に行きました。

言葉にならないほどの美しいロケーションに圧倒。遠浅の海岸に落ちる夕陽と、運よくあらわれた飛行機雲。

「明日もいい旅になるといいな。」そんな願いを込めて、夕陽を眺めました。

■詳細情報
・名称:父母ヶ浜
・住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙
・地図:
・アクセス:さぬき豊中ICより車で20分/JR詫間駅からバス(仁尾線)乗車、「父母ヶ浜」で下車

下灘と四国カルストへ


1日目の夜はサービスエリアに宿泊し、体力を回復。2日目のメインは四国カルストで見る星空です。

夜遅くに四国カルストに向かうため、日中は休みを多く取りながら旅を進めました。

旅にはハプニングがつきもの


時間があったためこんなに細い道を下り、砂浜へ横づけ。FUUUNの横幅は、見た目よりコンパクトなので細い道でもゆっくりと通れば問題ありません。

しかし、砂浜に降りたのはいいものの、タイヤが砂に飲み込まれてしまって、スタック…。

現地のレッカー車を手配しなんとか走れるようになりました。

レッカー車が来るまでの間、3人で海に入ったり日光浴をしたりと、トラブルの中でも常に楽しむことを忘れませんでした。


僕たちの焦る心を、青く透き通った空と瀬戸内海の穏やかな波が癒してくれました。

感動的な「下灘駅」のサンセット


まるで漫画に出てくるようなロケーション。下灘駅から眺めるサンセットは見るものを虜にします。

この日も、多くの観光客やカメラマンたちが集結し、その人気っぷりを物語っていました。


実際に電車がくると、当たり前だけど乗客の皆さんが降りたり乗ったり…。

神々しいサンセットの中を降りてくる皆さんは、1日の疲れがありつつも、夕陽に癒され、なんだか明日への希望に満ちた表情をしていたかのように思えます。

■詳細情報
・名称:下灘駅
・住所:〒799-3311 愛媛県伊予市双海町大久保
・地図:
・アクセス:松山駅よりJR予讃線で約52分
・公式サイトURL:https://seaside-station.com/station/shimonada/

四国カルストに到着するものの…

下灘駅から、夜通し細い山道を抜けて四国カルストに到着!しかし、星空を見るどころか視界10mもないほど濃霧に見舞われてしまいました。

けれど、この濃霧にも溶け込んでしまうのが、FUUUN。


四国カルストで星空を見ることはできなかったけど、濃霧の山道ドライブは、まるでジブリ映画の世界に飛び込んだような感覚でした。

安全な場所でFUUUNを停車させ、休憩がてら自然を楽しみました。本当に幻想的。


今回フォトグラファーが使用したのは、デジタルカメラではなく「フィルムカメラ」。フィルムカメラは、撮った写真の確認がその場でできません。

一分一秒変わる自然の表情を逃すまいと撮影にはとても時間をかけました。

禅をモチーフにしたFUUUNが目指す「本当の楽しさ」とは、足早に観光地を回ることでなく、時間を大切にしじっくりと旅をすることなのかもしれません。

アウトドアにも適してるキャンピングカー


FUUUNには、BBQセット一色が積み込まれており、どこでも簡単にBBQを楽しめます。

また、車の側面にはタープも!タープがあれば、急な悪天候や日差しの強い夏でも快適に過ごせますね。

仁淀川でBBQを楽しむ


四国最終日、仁淀ブルーの愛称で親しまれる、高知県仁淀川でBBQをしました。

焚き火台を出して、火を囲み、今回の旅の思い出を語る時間。ハプニングは笑い話へと変わり、雄大な景色たちを思い出し、四国へと別れを告げました。

バイバイ「FUUUN」!


長いようで短かったFUUUNとの旅も、あっという間に過ぎてしまいました。

走行距離はなんと2,000km。タイトなスケジュールにもかかわらず、予定していたスポットを全て回れたのは、FUUUNだったから。

ホテルに泊まることなく、車内泊をすることによって、目的地にすぐ到着でき、無駄な時間がありませんでした。

また、大きさの割りに小回りも効きやすく、細い道でも大丈夫。

禅をモチーフにしたキャンピングカー「FUUUN(浮雲)」。皆さんも、FUUUNに乗って禅の精神である本当の楽しさを見つける旅に出ませんか?

All photos by Goku Noguti

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2000年、栃木県生まれ。高校野球に熱中し、県大会優勝などを経験。現在、武蔵大学経済学部に入学。大学入学後は野球の一線から身を引き、憧れだった海外旅や海外教育プログラムへ参加。

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