ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

世界で最もカオスな国インド。訪れた人は、そのカオスさにハマってしまう人と、二度と行きたくない!と意見がはっきり分かれる面白い国です。

そんなインドで、母なる存在ガンガーとして崇められる聖なるガンジス河。

そのガンジス河の水がネットで販売を開始するというニュースが飛び込んできました!

 

ガンジス河の水がネット通販開始!

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ガンジス河の水は、全ての罪を洗い流してくれると信じられているため、ヒンドゥー教徒にとってガンジス河で沐浴することは一生の夢です。

自らの遺体を燃やし灰にして、ガンジス河に流すことはヒンドゥー教徒の最大の願い。そのため、ガンジス河の河川には至る所に火葬場があります。

 

しかしヒンドゥー教徒の中には身体が不自由であったり、貧しくてガンジス河まで訪れることのできない信者の方もいます。

そんな彼らの願いに応えるべく、インド最大の販売網を誇るIndia Postが協力し、現在できるだけ早くガンジス河の水を、宅配便でインド中に届けられるようなネットシステムを開発中とのことです。

値段は、あくまで宗教的な意味合いが強いため可能な限り抑え、インド各地のIndia PostやKioskなどでも販売できる体制を整えています。

 

取水地はガンジス河上流の聖地リシュケシュ

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ガンジス河の聖地といえばバラナシが有名です。行ったことある人はわかると思うのですが、めちゃめちゃ汚いです!

牛とか、どざえもんとか、もうありとあらゆるものが流れていて、混沌としています。あまりのその汚さに兼ねてからガンジス河でうんちしてやろうと思っていた旅人は、おしりをだしたら猛烈に怒られたなんてエピソードもあります。

病原菌も多く潜んでおり、バラナシで沐浴すると、コレラや腸チフスなどの感染症にかかってしまうことも。インド人はその河で颯爽と水浴びをしています

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トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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