ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

こんにちは!ドイツ在住ライターのYuです。

2021年6月6日から、日本から観光目的でのドイツ渡航がついに解禁されました!

ドイツでずっと続いていたロックダウンもようやく解除され、ドイツ国内でのワクチン接種も進み、街にも活気が戻っています。かくいう私も、ドイツ国内旅行を再開し観光大国・ドイツの魅力を再認識する日々です。

そんな中、ドイツ観光局による、新たなドイツの魅力を発信するキャンペーンもはじまり、TABIPPOでもドイツ特集が近日公開予定。今、とにかく巷ではドイツ熱が高まっているんです!

あたらしいドイツの魅力を発見する「German Local Cultureキャンペーン」って?

photo by Yu Villegas(コッヘムの旧市街)
まずご紹介したいのが、ドイツ観光局が実施している「German Local Cultureキャンペーン」です。

コロナ時代でも、「安心して旅行ができる国・ドイツの多様性を知り、新しいドイツに出会ってほしい」という想いから、生まれたキャンペーン。

粋(Flair)、匠(Craft)、食(Taste)、緑(Green)の4つのテーマ別に、まだまだ知られていない、ドイツ観光局イチオシの旅情報を見ることができるんです。

特設サイトはこちら

私も、住んでいるからこそ感じたドイツの4つの魅力を、キャンペーンのテーマに沿ってそれぞれ紹介していこうと思います。「こんな楽しみ方もあるんだ!こんな場所があるんだ!ドイツにはやく行きたーい!」と、一人でも多くの方が思ってくれたら、嬉しいです。

おとぎの国の古城や、中世の木組みの家々を巡る旅

photo by ドイツ観光局(世界遺産のバイロイト辺境伯歌劇場)

一つ目の魅力は、ずばり「多様な建築物」。

木組みの家々や、古城。大聖堂に、モダンな近代建築まで、ドイツには多種多様な建築物があります。

木組みの街並みの中心地を歩くと出会う、小さな教会。丘の上にあるお城。ドイツの街を歩いていると、どの瞬間を切り取っても、芸術的な美しさに出会えることに気づきます。

photo by Yu Villegas(世界遺産の「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」)

日本ではあまり知名度のない、この「ヴュルツブルク司教館」。荘厳な外観や、手入れの行き届いた庭園は、歩いているだけで優雅な気持ちになり、当時の人々の日常を疑似体験できます。また、内部には、世界で一番大きく、最も美しいとも評されるフレスコ天井一枚画があるのはご存じでしょうか。

photo by shutterstock(エルツ城)
私の住んでいる、ドイツ西部の「モーゼル川」沿岸の街々は、あまり知られていませんが、街並みは絵本から飛び出てきたような可愛らしさ。知られざる美城に、ドイツ最古の世界遺産の街だってあるんです!TABIPPOで紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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パン職人に、ワイン醸造家。「匠」たちが継承する伝統を訪ねる旅

photo by shutterstock
2つ目の魅力は、各地方に伝わる「伝統」。

ドイツには、何世紀もの間、受け継がれてきた伝統や技術が数多くあります。例えば、くるみ割り人形や、カッコー時計。世界初のテディベアブランド・シュタイフなど、世界的に有名な工芸品も、今でも職人による手作りです。

photo by ドイツ観光局
食分野だって、職人たちなしでは、語れません!

2014年、「ドイツのパン文化」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

3200種類以上もあるといわれるドイツパン。各地にスーパーのある現在でも、パンの年間販売量の半数が、街のパン屋で販売されているんだとか。ドイツでは毎日パンを食べる人の割合が9割以上というから、パン職人がドイツ人の胃袋を支えていると言っても、過言ではありませんね。

photo by Yu Villegas

TABIPPOでは、新進気鋭のモーゼルワイン醸造家・Wolfiさんのインタビュー記事を掲載中。「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」にも選出された老舗ワイナリーで働きながら、自宅地下のセラーでもワイン作りをはじめた彼の、挑戦あふれる人生と、モーゼルワインについても詳しく紹介しています。

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ドイツ料理の真髄は、郷土料理にあり!「味覚」を楽しむ旅

photo by Yu Villegas
3つ目の魅力は、「多様なドイツ料理」。

旅先で味わう郷土料理や各地の名酒は、旅の醍醐味の一つです。ドイツへの観光客の過半数は、食を楽しみにドイツ旅行をしているというデータも出ているそう。

photo by shutterstock
そして、ドイツを旅すると、びっくりするほど多くの郷土料理に出会えます。

例えば、ドイツ南部の名物料理「シュペッツレ(Spätzle)」というパスタ料理。いろいろなバリエーションがありますが、ぜひ試してほしいのが「シュペッツレの代名詞」ともいえる、「ケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)」!

トロトロ、アツアツのチーズソースがよく絡んだ、モチモチの卵麺は、絶対に日本人好みの味。

photo by shutterstock:
また、「フェーダーヴァイサー(Federweißer)」という秋限定ワイン。

これは、「新ワイン(Neuer Wein)」とも呼ばれ、例年8月中旬~10月中旬に出回る、発酵途中の炭酸入りワインです。ワイン産地では、この時期になると、「フェーダーヴァイサーあります」の看板がいたるところに出て、ドイツの秋の風物詩。個人的にも秋一番の楽しみです。

さらにこのワイン、どんどん発酵してしまうという特性上、国外輸送は難しいんだとか。そのため、この味は秋にドイツに行った人だけが楽しめる特別な味なんです!

TABIPPOでは、ドイツで幼少時代を過ごしたライター・moneさんが、ドイツの絶品グルメの数々を紹介しています。これを読めばあなたもドイツ料理マスター!

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ワイン畑に、絶景ハイキング。実は「お花の国」でもあるドイツ

photo by Yu Villegas(春のコブレンツ)
4つ目の魅力は、「四季折々の自然美」。

例えば、ドイツで「花」というイメージを持つ方は少ないかもしれません。しかし、春~夏にかけて、いたるところがカラフルな花々で彩られるのはご存じでしょうか。

写真は、春にコブレンツに行ったときのもの。街中がチューリップや桜で彩られ、シャッターを押す手が止まらないほど可愛らしい景色の連続でした。ボンという街には、有名な桜並木もあったり、ドイツ各地の「花」目当てに旅する人も増えています。

photo by Yu Villegas(秋のヴィットリヒ)

ワイン産地では、ブドウ畑を見ながらのハイキングも最高!森の中を乗馬しながらのお散歩体験も、おすすめ。都市観光が有名ですが、実は、ドイツには自然美が体感できるスポットが、多数あるんです。

photo by Yu Villegas(ヴュルツブルクの公園)

また、どの街にも、地元のひとたちが憩う自然あふれる公園や、簡単なトレイルがあります。街歩きに疲れたら、こういった場所でお散歩したり、芝生で寝転んだりして、ローカル風にくつろぐのも素敵。

photo by shutterstock

美しい自然を持つドイツは、環境問題に積極的に取り組む国としても有名です。TABIPPOでも「サステイナブル」を視点に、ドイツの暮らし方・カルチャーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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「予習旅」でもっとドイツのことを知りたくなる

旅行前に、歴史や習慣、知られざるスポットなどを予習しておく「予習旅」。旅の楽しみがさらに増すので、おすすめです。

ここでは、私の「予習旅」をご紹介していきます。調べていると、ドイツにはこんな素敵な場所がまだまだあるんだ!行ってみたい!と、嬉しい発見の連続。ぜひみなさんの予習旅の参考にしてみてくださいね。

魔女伝説が残るおとぎの街。蒸気機関車で絶景登山旅も。

photo by shutterstock
ドイツ中部に位置する、ハルツ地方の可愛らしい街・ヴェルニゲローデ。

魔女が棲んでいたという伝説が残るハルツ地方には、中世の趣を残したままの、個性的な街が多くあり、ヴェルニゲローデは、そんなハルツ地方の観光の中心地。丘の上には、ラプンツェルが住んでいたと云われる古城も。

現役蒸気機関車で、絶景を眺めながらの登山旅も、ここならではの体験。絶対に行くぞ!

ワイン産地の青空市場で食す、「Weck, Worscht un Woi」もマスト。

photo by shutterstock
フランクフルト近郊の街・マインツを知っている方は多いと思いますが、マインツ・マーケットでの朝食について知っている方は少ないのではないでしょうか?

毎週行われている、この青空市場では、「Weck, Worscht un Woi」と呼ばれる、この地域伝統の食事が食べられるそう。内容は、パンとソーセージとワインとシンプルですが、ドイツ有数のワイン産地で、朝から飲むワイン、焼き立てパンと本場のソーセージは絶対最高にちがいない!

馬車に乗って、優雅に花畑を散策

photo by shutterstock
北ドイツにある「リューネブルガー・ハイデ」は、ドイツ国内で約9000ある自然保護区の中でも、最も古く、最大規模の自然保護区だそう。

8月から9月半ばにかけて、赤紫色のエリカの花が一面に咲き誇る風景を求め、世界中から観光客が訪れるんだとか。エリカの花畑の中を、馬車で散策するのも人気アクティビティらしい。ここにも絶対に行かなければ!

キャンペーンサイトでは、ドイツの知られざるスポットが多数紹介されています。ぜひ「予習旅」の参考にしてみてくださいね!

もっと伝えたいドイツがある


ワクチン接種も進み、新規感染者数も減少傾向のドイツ。日本人の観光目的での渡航も解禁され、いよいよドイツ旅行が再開できる兆しが見えてきました。

それまでに、ぜひ「German Local Cultureキャンペーン」の特設サイトと、ドイツ特集を参考に、次のドイツ旅の計画をたててみませんか。新しいドイツの魅力をきっと発見できるはずです!

また、Twitterで#YoursTrulyGermanyを検索すると、「Geraman Local Culture」についてもっと知ることができます。みなさんからのとびきりの情報もお待ちしていますね!

特集ページはこちら

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Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

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