編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

エメラルドの島と呼ばれる国・アイルランド。豊かな自然、気さくな国民性、そして古代ケルト文化の全盛期から残る不思議な遺跡群など、見どころの魅力的な国です。

また牧畜も盛んで、料理も牛や羊など肉を使ったものが多く、ヨーロッパ内でもアイルランドの肉はおいしいと評判なのだとか。

そこで今回は、そんなアイルランドの代表的な料理をまとめてみました。どれもおいしそうで、アイルランドに行くのがますます楽しみになりますよ!

アイルランドの食事事情

photo by shutterstock

アイルランドといえば、思い浮かぶものは世界的に有名な黒ビールのギネス…という方も多いのではないでしょうか?食事に関してはあまり知られていないアイルランドですが、実は日本人の口に合う、おいしい料理がたくさんあります。

私がアイルランドを訪れたのは2014年ですが、食事に関して言えば、味付けはシンプルで素朴、そしてどこか落ち着くという印象がありました。特に羊の肉を使ったアイリッシュシチューは、家庭的な味でとてもおいしかったです。

ボリューム満点のアイリッシュブレックファストは、朝からお腹いっぱいになります(笑)。また、イースト菌ではなく重曹で作るソーダブレッドというパンも、味が非常に素朴で、食べれば食べるほどハマっていきました。

 

アイルランドのベストフード

beapacさん(@beapac)がシェアした投稿 – 2016 1月 16 11:49午前 PST

私がアイルランドでおすすめしたい料理は、牛肉を使ったギネスシチューです。ギネスビールが入っているので、シチュー全体がとろとろで、肉も柔らかくおいしい!

野菜もたっぷり入っているので、栄養が偏りがちな旅行中にもおすすめです。アイルランドに行った際は、ぜひ試してみてくださいね。

 

アイルランドの代表料理!ギネスシチュー(大人のほろ苦牛肉ギネス煮込み)のレシピ

アイルランド料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「ギネスシチュー(大人のほろ苦 牛肉ギネス煮込み)」のレシピをご紹介します。

真っ黒なギネスビールで煮込んだシチュー。アイルランドはギネスビール発祥の地。隠し味にプルーンがくずれて溶け込んでいます。

 

ギネスシチュー(大人のほろ苦牛肉ギネス煮込み)の材料(2人分)

牛もも肉(300g・一口大)、小麦粉(適量)、サラダ油(大さじ1)
A:にんにく(みじん切り・1/2かけ)、玉ねぎ(1個・ざく切り)
B:セロリ(1本・乱切り)、にんじん(1/2本・乱切り)
C:プルーン(2個)、カットトマト(1/2缶)、ギネスビール(1/2カップ・100cc)、マスタード(大さじ1)

 

ギネスシチュー(大人のほろ苦牛肉ギネス煮込み)の作り方

1.牛肉に塩・胡椒を振り、小麦粉をまんべんなくつける。
2.フライパンに油を熱し、中火で1を焼き色が付くまで焼く。
3.別の鍋に油を熱し、Aをしんなりするまで炒める。1とBを加え、さらに野菜がしんなりするまで炒める。
4.Cを加え、弱火で30分煮込む。途中、水分が少なくなったら水(分量外)を足す。塩・ 胡椒(分量外)で味をととのえる。

 

アイリッシュシチュー

アイルランド料理の代表!レストランでも家庭でもよく食べられるアイリッシュシチュー。肉と野菜をじっくり長時間煮込み、パンやマッシュポテトとともにいただきます。柔らかくなった具材が口の中でとろけて、おいしい〜!

 

ギネスシチュー

アイルランド生まれの有名ビールといえば、やはりギネスですよね。アイルランドでは、このギネスを飲むだけでなく、料理にも使っちゃいます。黒ビールを使って肉や野菜を煮込んだギネスシチューは、もちろんビール特有の苦味はなく、まろやかでおいしいです。

 

生牡蠣とスモークサーモン

アイルランドに行ったなら、ぜひ挑戦して欲しいのがこちら!アイルランドの牡蠣は小ぶりながら非常にクリーミーで、食べ始めると辞められないおいしさがあるのだとか。新鮮なスモークサーモンと一緒に召し上がれ♪

 

ラム肉のグリル

グレイビーソースをたっぷりかけて、豪快に食すラム肉のグリル。噛んだ瞬間、ラム肉から飛び出す肉汁が最高〜!日本ではラム肉をあまり食べないという方も、ぜひ挑戦してみてください。

 

シェパーズパイ

普通のパイ生地の代わりにじゃがいもを使った、アイルランドを代表する料理です。ラム肉とみじん切りにした玉ねぎをニンニクと一緒に炒め、その上にマッシュポテトをのせ、オーブンで焼きあげて作ります。

 

ジャケットポテト

外はカリッ、中はふわっと!ジャガイモを皮が付いたままオーブンで焼き、鶏肉やチーズ、ハムなどと一緒に食べるのが定番。ボリューム満点のお料理です。

 

ボクスティ

じゃがいもを使ったパンケーキ・ボクスティ。主に朝食として食べられ、肉やチーズ、野菜などを包んで食べることが多いそう。じゃがいもを使った生地とは、なんともユニークですね。

 

コルカノン

ケールや玉ねぎなどの野菜とともに、ベーコン、マッシュポテトを混ぜ合わせたサラダです。アイルランドでは、ケールが旬になるハロウィンの季節によく食されます。ふっくらとしたポテトと野菜、ベーコンの相性が抜群!

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