ライター
久野 華子 体当たりで異文化を吸収する

「体当たりで異文化を吸収する」をモットーに、300日の世界一周で40ヶ国に滞在。得意の英語を生かし70を超える国籍の人と交流。 リアルでディープな異文化交流体験やローカルな旅情報、女子パッカーならではの経験、旅先でのエステやおしゃれ、スキンケア、コスメなどの情報をシェアします。

イスラム教徒と聞いて、どんなイメージをしますか?

日本ではまだまだ珍しいイスラム教徒の方たち。テロなどで悪い印象を抱いてしまっている方も多いかもしれませんが、普通のイスラム教徒の方達には親切な方もいっぱいいるんです。

女子1人旅でイスラム教徒が多い国を旅行した筆者が、現地の方と接する中で気付いたことをご紹介します。

 

女性はお姫様のように大事にされる

女性はお姫様のように大事にされる

Photo by shutterstock

「イスラム=女性蔑視」と捉えている人もいるのでは?でも実際は、反対です。

イスラム教では女性が男性を選ぶというルールがあったり、黒いヴェールのブルカも、もともと宝石と同じように価値がある女性を守るためにできたものでした。

筆者自身も、ご飯をご馳走になった男性にお礼をいうと、「男を甘やかしすぎだ。そんなにお礼や笑顔を簡単に与えてはいけないよ」といわれたり、他のイスラム諸国に滞在したときにはまるでお姫様のように扱ってもらった経験があります。

彼らが「自分の国では、女性を守るのが当然だ」といっていたのがとても印象的でした。

 

助け合いの精神がすごい

助け合いの精神がすごい

Photo by shutterstock

筆者がイスラム諸国を旅行したのは、ラマダン(断食)の時期。

イフタール(1日の断食が終わって最初の食事のこと。イスラム教徒は日が昇っている間はご飯を食べず、日没と共に最初の食事を取る生活を1カ月過ごす)のボランティアに参加しました。

 

ラマダンは、もともと貧しく食事が食べれない人の気持ちを理解するために始められました。そのため、この時期にはお金を持っている人が食事を無料で配布するのです。

また、イスラム教では貧しい人に対する思いやりがとても重要とされています。

なので、お金を貸した際に利子を取ることを禁止していたり、産油国では税金や水光熱費・医療費・教育費が全て無料なんてこともあるのです。

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久野 華子 体当たりで異文化を吸収する

「体当たりで異文化を吸収する」をモットーに、300日の世界一周で40ヶ国に滞在。得意の英語を生かし70を超える国籍の人と交流。 リアルでディープな異文化交流体験やローカルな旅情報、女子パッカーならではの経験、旅先でのエステやおしゃれ、スキンケア、コスメなどの情報をシェアします。

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