ライター
Kabuyama Koto フォトグラファー/モデル/YouTuber/広報

東京都在住。学生時代から大の旅行好きで旅行会社へ入り企画やパンフレット制作、営業を経験。旅行スナップから写真の楽しさを学び、旅行ブログ運営で発信する楽しさを知る。現在は会社員として広報の仕事をしながら、フォトグラファーやモデルとして活動中。主に企業への取材撮影やポートレート撮影を手掛けており、自身のYouTubeでも写真や旅に関する情報を発信している。自身の被写体活動の経験から、人が美しく見える角度や光の加減にこだわりを持っている。

具体的な行き先を決めずに旅をしたことはありますか?

今まで旅は事前に大体の目的地ややりたいことを決めてから行くものだと思っていました。特に誰かと行く旅となればなおさらです。そんな私の常識を覆してくれたのが、今回の石垣島の旅。


今回は、旅のアプリ「ittemi」を使って、自由きままにセレンディピティを存分に味わう、1泊2日の島旅をしてきました!これが想像以上に刺激的だったので、ご紹介していきたいと思います。

App Storeからittemiアプリをダウンロード

Google Playからittemiアプリをダウンロード

出発前は少しの不安とお楽しみ感でいっぱい


旅は出発前夜から始まります。
普段なら「この時間にここへ行って、あのカフェでランチを食べて…」と、細かくスケジューリングすることも多いのですが、今回決めていることは石垣島へ行くということと、レンタカーで移動するということだけ。

どんな旅になるかわからないので、どんなことが待ち構えているのかという心配な気持ちと、まだ見ぬ旅への高揚感が高まります。

東京と石垣島の気温差はなんと10度以上!洋服は何にしようか悩みつつ、半袖ワンピースを数枚しのばせ、スニーカーとブーツをキャリーバッグへ放り込みます。


石垣行きの飛行機に乗って数時間。徐々に窓側から海に浮かぶ島が見えてきました。コーラルブルーに色づいた岸がとても美しかったです。

旅行アプリを使ってめぼしい目的地を探してみる


▲ひっそりある神社

空港へ着き、まずはレンタカーを借りました。
さてさてどこへいきましょうか。今回使う旅行アプリ、「ittemi」を起動してみます。


ittemiは離島にある観光スポットをダンジョン形式で見て回れる、新しい形の旅アプリです。「場所×タイミング×体験の情報」がコンセプトで、初見の感動や偶然との遭遇を旅の中であえて味わえるようになっているのがポイント。今いる近くのおすすめスポットをテキストや動画で見ることができ、旅の目的地決めにぴったり!


空港の下側、石垣島の南東の方にピンが集中しているのでそちらに行ってみることにしましょう。

このアプリ、ピンに近づくまで情報を開くことはできません。興味を引くタイトルと文章を頼りに行き先を決めていきます。スポットの150m以内に入ると詳細を開くことができるゲーム要素のある仕様です。

正直少ない情報だけで目的地を決めていいのか不安になりましたが、そんな非日常すぎる旅は今までしたことがありません。RPGのゲームをしているかのようなワクワク感に包まれました。

神主さんとゆんたく(おしゃべり)。人という文字の生まれを知る

最初にやってきたのは白保海岸から徒歩すぐ近くにある、出雲大社先島本宮。
ピンに近づくと「旅情報を知る?」の項目のモザイクが外れて、詳しい情報を見ることができました。


情報によると、最南端の御朱印がいただける場所として知られているそうです。中でも気になったのは神主さんについての情報です。お話し好きで島や大社に関するお話をしていただけるとのこと。


神主さんとお話しする神社なんて聞いたことがありません!アプリにも書かれていた「御朱印は右奥へ」の文字を見つけたので、早速行ってみましょう。

軽く立ち話をできたら位に思っていたのですが……

「ゆんたくしよう。まぁ座って座って。」

ゆんたく?何だろうと思っていると、おしゃべりをしようという沖縄の方言でした。まさか神社で座って神主さんと2時間もおしゃべりをすることになるとは露知らず。


とてもお喋り上手で、プライベートな話から石垣島の歴史の話など幅広い話をしてくださいました。そして中でも魂や死について興味深い考えを持っていました。

「人ってなんで人って言うか知ってるか?」

「人(ぴーとぅ)には火が宿っている。だから人は温かく、死んでしまったら冷たくなるんだ」
「そして人には霊が止まっているんだよ。だから霊止(ひと)とも書くんだ」

また、沖縄の昔からの文化で、今は法律で禁止されてしまった「洗骨」についても熱く語ってくれました。


昔は火葬ではなく6畳の部屋の真ん中に棺箱を置き、4年ほど放置した後に親族で真っ白になった骨を海水で洗い(洗骨)、パナリ焼きという焼き物に骨を入れてお墓に入れたそうです。(写真右側がパナリ焼き)

今は火葬が主流なので、人の最期は死化粧をされた綺麗な姿ですが、当時は無惨な姿が脳裏に焼きつく衝撃的な埋葬方法だったそうです。

そこでうんと泣き崩れる体験をして初めて、人情というものを知ると強く語ってくれました。自分が一生経験することがない出来事であり、今後も語り継がれるべき話だと感じました。

青く広がるサンゴ礁と白い砂浜、サンゴスクエア


次にやってきたのが、白保海岸のサンゴスクエアです。
こちらもアプリで見つけて行ってみることに。


アプリの情報によると、「アオサンゴ」が広がっているスポットで、四角くサンゴ岩に囲まれているのが特徴だそうです。


見てください、この美しい絶景を!白い砂浜とエメラルドグリーンの海、そしてそれをサンゴ岩で囲って子供も泳げるプールエリアができています。

11月の石垣島の海岸はプライベートビーチのように人がいないので、ゆっくりとくつろぐことができます。


砂浜にはたくさんのサンゴが落ちていて、今私は石垣島にいるんだなぁと思わせてくれます。潮風に当たりながら海とサンゴを眺める。心がおだやかになる最高の時間でした。
こんな素敵な場所に私を連れてきてくれてありがとう、ittemi。

偶然出会った、手彫りの島ぞうり屋さん


少し近くを散策してみようと思って小道を歩いていると、島ぞうり屋さんを発見!
カラフルな店内が気になって入ってみることにしました。


店内には女性のスタッフがいらっしゃいました。なんと旦那さんが一つ一つ手彫りで島ぞうりを作っているそう!そしてこのお店自体も旦那さんが1から作ったとのことで驚きました。


ぞうりの他に飲み物も売っていたので、休憩がてらマンゴージュースを飲むことに。
店内には店主こだわりのインテリアやバイクなど色んなものが飾られていて見ていて飽きません。人のこだわりって他人からすると本当に面白いものです。

ここは見ておきたい石垣島の一本マングローブ


日が落ちてきたので少し移動して、夕日を見に行くことに。
あてもなくドライブをしていたら一本海にそびえ立つマングローブを発見。itemiのアプリを開いてみると、こちらにも「孤独の体現」というタイトルで登録されていました。

静かに沈んでいく夕日に照らされる孤高のマングローブ。
孤独に根を張って、たくましく生きるその姿はとても美しかったです。


私もそんな場所で一枚撮ってもらいました。
あまりに海と空が綺麗すぎて、少し感傷的な気分になりながらも「今日この場所に来れてよかった」と強く思いました。


写真を撮り終わってひと段落。
後ろにあった壁で休憩をしようと背中をつけてみたらとってもあったかい。
自然の岩盤浴になっていておもわず笑みがこぼれ落ちます。

その日は一旦ここで観光は終了して、ホテルへチェックイン。市街地を散策して石垣島のご飯屋さんへ行くことにしました。

石垣島の飲み屋さんはかなり陽気。辛味調味料こーれーぐーすが鉄板


沖縄と言えば飲み文化です。一度は体験してみたいと思い、お酒好きの私は市街にある居酒屋通りへ行くことにしました。石垣酒店のお客さんと意気投合して一緒に飲むことになろうとは。本当に旅の面白いところです。


ここでなぜか沖縄の辛味調味料こーれーぐーすの材料、島唐辛子を食べることに!本来は島唐辛子を焼酎で漬けたお酒なのですが、なぜか素材そのままを頂くことになり口から火を吹くような辛さを体験しました。

オーナーやお客さんなど、10人ほどのしまんちゅや旅行で来た方々とたくさんの話をしました。一緒に飲み交わせばみんな友達。そんな文化がとても温かく楽しい一夜となりました。

石垣市街を散策。石垣の文化を知る。


翌朝は石垣市街を散策してみることに。
ittemiを使ってホテル近くに何かいい場所はないか探してみました。


歩いて渡れる絶景の橋、サザンゲートブリッジに行ってみたり、


具志堅用高さんの銅像と一緒に記念撮影をしてみたり、


旧宮良殿内庭園(重要文化財国指定名勝)という、唯一の士族屋敷の建物を見学したり。
普段の自分ではなかなか行かなかったであろう場所に、ittemiのおかげで行くことができました。

ふらっと見つけたKLATCH COFFEEでモーニング


散策の帰り道、一軒だけおしゃれで目立つカフェを偶然発見。
KLATCH COFFEEというお店なのですが、店内のインテリアに惹かれ吸い込まれるように入ってしまいました。


店内には石垣島にぴったりのおしゃれで南国感溢れるBGMが流れ、座っているだけで満足してしまうような空間です。

頼んだのはエビアボカドサンドとドーナツ、そして抹茶ラテとコーヒーです。
サンドは具沢山でフレッシュな素材、そして驚くような美味しさです!もし足を運んだらエビアボカドサンドを食べることをおすすめします。

石垣の海を再現した、アクセサリーショップゆるる


旅の最後に向かったのは、石垣の海をガラス細工で再現したアクセサリーショップゆるる。


店内にはオーナーが一つ一つ作ったガラス細工が美しく飾られています。
独学でガラス細工を始め、北海道から移住して今や18年間お店を運営しているとのことだから驚きです。


石垣島の白はただの白ではなくミルキーな色合いがあり、その色合いを再現するためにガラスを選択したそうです。石垣島の白と青が本当に大好きだそうで、着ていた白のワンピースもご自身で作っていたり、髪色もブルーに統一する石垣愛のある素敵な方でした。


当時はネットが発達していなかったので、自ら窓ガラス屋さんに電話をして様々な人を経由してガラス焼きの香炉を手に入れたそうです。

「ガラス制作は難しいから飽きない。ずっと楽しめる。」と明るく爽やかな笑顔が放った言葉が印象的でした。

予期せぬ出会いを生む、宛てのない旅はittemiで


ittemiのアプリを通じて今までの自分だったら行かなかったような場所へ辿り着くことができたり、その途中で新しいお店や人との出会いがあったり。
旅はもっと自由でいいし、旅先での偶然の積み重ねが思い出をより色濃くしてくれることがわかりました。

ittemiはお気に入りのスポットを保存をしておけるので、後から旅の思い出を振り返ることもできます。旅アプリittemiを使ってぜひ新しい旅の楽しみ方を体験してみてください!

App Storeからittemiアプリをダウンロード

Google Playからittemiアプリをダウンロード

【連載】ittemiアプリを使った島旅

#1 あなたの旅をそっとお手伝いしてくれるアプリ「ittemi」と巡る、奄美大島の旅
#2 行き先をあえて決めないセレンディピティな島旅 「ittemi」アプリを使った石垣島での無計画な旅が刺激的すぎた(本記事)

All photo by Shigeki Naganuma

    ライター
    Kabuyama Koto フォトグラファー/モデル/YouTuber/広報

    東京都在住。学生時代から大の旅行好きで旅行会社へ入り企画やパンフレット制作、営業を経験。旅行スナップから写真の楽しさを学び、旅行ブログ運営で発信する楽しさを知る。現在は会社員として広報の仕事をしながら、フォトグラファーやモデルとして活動中。主に企業への取材撮影やポートレート撮影を手掛けており、自身のYouTubeでも写真や旅に関する情報を発信している。自身の被写体活動の経験から、人が美しく見える角度や光の加減にこだわりを持っている。

    RELATED

    関連記事