ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

おしゃれなお店、美味しい料理に溢れる福岡は、国内外問わずさまざまな場所からビジネスマンや観光客など多くの人が集まる場所。

「アジアとの玄関口」とも言われ、都心までのアクセス時間は、なんと国際空港では世界4位という近さ!

そんな福岡にある九州一の繁華街、天神エリアにオープンしたばかりのホテル「lyf Tenjin Fukuoka(ライフ天神福岡)」に泊まってきました。

live(暮らす)-work(働く)-play(遊ぶ)が一体となったコリビング(coliving)コンセプトの新しいスタイルのホテルブランド「lyf(ライフ)」とは、一体どんなホテルなのでしょうか。

空港からわずか10分の天神にあるlyf Tenjin Fukuoka


福岡空港の駅からわずか10分余りで行けてしまう天神駅。そこから徒歩圏内というアクセス抜群の立地にあるライフ天神福岡は、大通りから少し離れていて落ち着いた佇まい。

受付のある3階に着くと、カラフルなコンテナを連想させるオシャレな空間が広がり、笑顔のフロントのスタッフが出迎えてくれました。

このホテルではフロントスタッフのことを「lyfガード(ライフガード)」と呼んでおり、私がこのホテルに滞在して最も印象に残った存在です。

通常のフロント業務だけでなく、地域の観光スポットや飲食店の案内、カフェでのドリンクの提供なども行い、質問や困ったことがあれば、lyfガードが相談にのってくれます。何と言ってもlyfガード皆さんの笑顔が素敵すぎる!

チェックインもルームキーもスマホ1台で


早速lyfガードの方に教えてもらいながら、チェックインをしたのですが……。

自分のスマートフォンを使ってチェックインをするという、驚きのシステム!

「Discover ASR」というアプリをダウンロードして、そこからチェックイン・チェックアウト、料金の支払い、lyfガードとのコミュニケーションまでもでき、さらにはこのアプリを入れることにより、スマホがルームキーとして使えてしまうんです。

もちろん、カードタイプのルームキーを用意してもらうこともできるので、スマートフォンを持っていない人や、アプリ操作に不安がある人でも安心して利用できます。

このアプリを使うことで非接触的にスタッフと連絡が取れるので、利便性だけでなく感染症対策にもなります。

ユニークなデザインが可愛い、ニッポンテイストなお部屋


ONE OF A KIND(スタジオダブル)のお部屋
客室のデザインは、日本の文化に深く影響を受けたシンガポール人アーティストの作品が採用され、屋台や神社など福岡の文化を取り入れたユニークなデザインとなっています。


今回私が宿泊したONE OF A KIND(スタジオダブル)というお部屋は、なんと壁や天井におでんが描かれていました。かわいい!

部屋自体はそこまで広くないのですが、明るい部屋にはパソコン作業がしやすいテーブルがあり、さらにコンセントがいたるところに設置されているので、ワーケーションにもぴったり。Wi-Fiもしっかり繋がります。


ONE OF A KIND PLUS(スタジオユニバーサル)のお部屋
客室は全部で4種類あるので、宿泊スタイルに合わせて選ぶことができます。

どのお部屋もユニークなデザインで楽しめること間違いなしです。

交流が楽しい!ゲストハウスのようなホテル


このホテルの最大の魅力とも言えるのが、フロントのある3階部の共有スペース。

客室には冷蔵庫が設置されておらず、ここにある共用の冷蔵庫を使用するというシステムになっています。

共用スペースには冷蔵庫や食器、コンロ等のあるソーシャルキッチン、ビリヤード、カフェバー、広いソファーや机を備えたラウンジとコワーキングエリアがあり、ゲストハウスのようにさまざまな人と交流ができるのがとっても魅了的。


同じフロアにはランドリースペースもあり、洗濯が終わるまでこの共用部でlyfガードの人たちや、他の宿泊者との時間を楽しむこともできます。

このランドリースペースもとっても可愛いデザイン。コンテナなどが描かれており、博多港をイメージしたデザインなんだとか。


壁をよく見ると、博多弁の「yoka(よか=良い)」が書かれてる……!

ちなみに客室の廊下には、博多の屋台がデザインされており、いたるところで博多を感じることができるホテルとなっています。

ホテルにいながら福岡とつながることのできる時間を


このホテルのもうひとつの特徴が、ホテル内でさまざまなイベントが行われるという点。

私が宿泊した日は、市内の飲食店とのコラボイベントが行われました。福岡の日本茶ブランド「八女茶」を使った映えドリンクや、明太子を使った料理などをいただき、お店の方との会話を楽しみながら美味しい博多名物に舌鼓を打ちました。


このようにオンラインだったりリアルでのアクティビティのイベントを毎週計画しており、このホテルに宿泊することで、地元と繋がりながら福岡ならではの体験を楽しむことができます。

私がこれまで泊まったどのホテルにも無かった、地元のコミュニティと繋がりながらも、他の宿泊者との交流もできるという、まるでゲストハウス…いやそれ以上の経験ができる新しいコリビングスタイルのホテルです。

lyf Tenjin Fukuokaでしかできない宿泊体験を


日本初進出のブランド「lyf(ライフ)」は、シンガポールやバンコクを始め世界に展開しています。

東京や大阪、京都といった世界的にも有名な観光地ではなく、なぜ福岡を日本初進出の場所に選んだのか。

実際に泊まってみると、スタートアップやベンチャー企業が多くある福岡は、新しいものが集まる刺激的な街であり、次世代の旅行者をターゲットに新しい滞在のスタイルを提供するlyfにはぴったりの土地だと感じました。

「Live Your Freedom」を実現できる、ユニークなコンセプトスタイルの「lyf Tenjin Fukuoka」に泊まれば、これまで知らなかった福岡、そして新しい出会いがあることでしょう。

■詳細情報
・名称: lyf Tenjin Fukuoka(ライフ天神福岡)
・住所:福岡県福岡市中央区今泉1丁目2-13
・地図:
・アクセス:天神駅から徒歩12分
・電話番号:0927538695
・公式サイトURL:https://www.lyfbyascott.com/ja/japan/fukuoka/lyf-tenjin.html

All photos by All Keiko Kawanami

ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

RELATED

関連記事