ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

「ミャンマーってどんな国?」この質問をミャンマーから帰ってきて沢山の人にされました。東南アジアの中でもマイナーな国で、あまりイメージが湧かない人も多いんじゃないでしょうか。

その質問に一言で答えると「ちょっと変わった国」でした。なんかセンスが変なんです。

そんなミャンマーで見かけた変なものをツッコミを入れながら紹介していきたいと思います。

 

目の錯覚?仏様の後光が光ってみえる…

「ん…仏様の後光が光ってみえる。気のせいかな…」

慣れない暑さと東南アジア特有の空気で疲れたんだなと、目を擦ってもう一度見てみると、目の前には燦々と光り輝く仏様の姿が。

「仏陀オーラ半端ないって…」と言いたくなる気持ちを抑えて、僕は静かにお祈りを済ませました。

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photo by namiki yosuke


ミャンマーは仏教大国で観光地となっているお寺がたくさんあります。かなりの数のお寺を回ったのですが、どこの仏様の背後もLED照明でピカピカ光っていました。

どうやらミャンマーでは仏様を派手に飾り立てるのが美徳とされていて、そのフィーバーっぷりに「CR仏陀」と名付ける強者も現れました。

しかしその代償は大きく、現在ミャンマーで世界遺産に登録されているお寺は一件も無いそうです。

 

足の裏には宇宙を表現

IMGP8956photo by namiki yosuke

この巨大な涅槃仏、軽く50メートル近くあったり、メイクがちょっと濃かったりとツッコミたいポイントは色々あったのですが、見て欲しいのはこの綺麗な指紋…ではなく足の裏。
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photo by namiki yosuke

隣にいた観光客グループの英語ガイドいわく、「たくさんのモチーフにはストーリーがあり、宇宙を表現している」みたいなことを言ってました。おそらく。

それにしても指紋、綺麗だな。

 

ミャンマー人も徹夜で行列

こちら「iPhone7」発売直前のアップルストア、ヤンゴン支店前から中継しています。先頭の方にインタビューしてみたいと思います。

「いつから並ばれてるんですか?」

「えっと、108日前からです。」

 

はい、どうやら一〇八つある煩悩に一日一個打ち勝っていったところ、今朝方から身体が黄金色に輝き始めたという釈迦さん。

最新のiphoneを使うのが楽しみでワクワクしているみたいですが、もうiPhoneも必要無さそうですね…

 

不気味な少女の顔から出てる紐を引っ張ると…

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photo by namiki yosuke

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トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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