有給休暇
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

旅行好きな皆さんは、有給休暇をしっかりと申請できていますか?働いていると、なかなか忙しくて申請しにくかったり、申請しても嫌な顔をされてしまうこともありますよね。

でも、適度な休息は仕事の効率を上げる為にも必要なことです。今回は、有給休暇を取りたくても取れない人必見の、注意点や心構えなどをご紹介したいと思います。

堂々と申請して旅行に行けば、心から楽しい時間を過ごせること間違いなしですよ!

*編集部追記
2018年6月公開の記事に新たに加筆しました。

*現在TABIPPOでは、旅好きや旅経験のある求職者の方にTABIPPO限定の特別セミナーや企業を紹介するサービス「旅人採用」を運営しています。

 

そもそも有給休暇とは何なのかを知る

有給休暇とは、労働基準法第39条に定められた、身体と精神を休息させる為の権利です。有給や年休とも呼ばれますが、正式名称は「年次有給休暇」です。

勤続6ヶ月、全労働日の8割以上出勤している人に認められる権利で、正社員だけでなく、パートやアルバイトの人でも一定の条件を満たせば取得することができます。

有給休暇は連続でも分割でも取得することができ、会社の正常な運営を妨げる日でなければいつでも申請して良いとされています。会社の就業規則には、有給休暇を取得する為に何日前までに申請するという規定を必ず明記しなければならないという決まりがありますので、是非見てみてくださいね。

最近では有給休暇が取りにくい会社がブラック企業として名前が挙がるようになりましたが、日本にはまだまだ休むことは“怠け”だと捉える世代の人たちも大勢います。ですが、有給休暇は法律で定められた権利なので、後ろめたい思いをする必要はありません。

 

リフレッシュは仕事を円滑に行う為に大事

人は連続して働くことはできません。過労死が近年社会問題となっている中で、有給休暇を取得できない、しないということは、正常な仕事をするうえで大きな障害になりますし、それを放置するのは自分自身を苦しめることにもなります。

病気の時以外は取得しないという人もいますが、本来はどんな理由で休んでも良いとされていますので、旅行やリフレッシュの為に取得しても全く問題はありません。

深刻な人手不足や激務など、どうしても有給休暇を取得しにくい状況に追い込まれてしまいがちですが、それでも自分の心と体が潰れてしまっては意味がありませんので、有給休暇を申請できそうなタイミングを見計らって、堂々と申請してみてくださいね。

 

有給休暇は早めに申し出る

有給休暇を申し出るタイミングですが、これが一番迷いますよね。職場によっては長期の休みを取ると申請すると、チクチク嫌味を言われてしまい、その日まで嫌な気持ちで仕事をしなければいけないこともあります。

だからと言って、ギリギリに申請していては、仕事の引き継ぎがうまくできずに周りの人から大ブーイングを受ける…なんてことにもなりかねません。

基本的には就業規則に従って申請することになりますが、2~3日程度の短期の申請であれば1週間前を目途に、3日以上の長期の休暇であれば1か月前に申請するようにしましょう。

有給休暇は「前々日までに申請」としている会社が多いのですが、予定が分かっているのであれば、早めに申請するのが周りにも自分にも最善の方法です。

 

繁忙期は避けて申請する

冒頭でもご紹介したように、有給休暇は正常な運営を妨げる日には申請することができません。一年のうちに何回か繁忙期があるような会社は、その時期に長期の休みを取ってしまうと、周りの人が大変な迷惑を被ることになります。

忙しい時期が分かっている場合は終わって落ち着いた後、繁忙期がその年によって変動する場合は、あらかじめ上司に相談をするなどして、取得の時期を見極めましょう。

 

身近な人には事前に相談しておく

有給休暇を申請する前に、同じ部署やプロジェクトチームの仲間など、身近な人たちに「この日から有給休暇を取りたいんだけど…」と相談してみてください。もしかしたら家族の都合で短期で休みを取りたい人と被ってしまったり、仕事で大きな予定が入る可能性が出てくることもあるかもしれません。

そんな時は、自分の予定を調整したり、変更できないかどうか検討してみるのも大切なことです。自分も周りも気持ちよく仕事ができるように、そんなちょっとした気配りができると良いですね。

また、行き先や何日取得するのかということも、伝えるようにしましょう。場所によっては電話が繋がらないような所もあるので、そういった時にどういう対応をしたら良いかということも、事前に話し合うことができますよ。

編集部

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