ライター
RORO ライター × 星空案内人

動画編集/ライター/星空準案内人/フリーランス。香川生まれ、三浦半島在住。大学卒業後、PEACE BOATで初海外、世界一周の旅に出る。帰国後、次は日本を知るために、北から南まで約2年半旅をしながら働く生活を送る。訪れた国は29カ国、国内は45県を制覇。「ソトコト」のオンラインメディアで連載記事執筆の他、イベントレポート執筆・編集も行いながら、星空案内人(準案内人)としても活動中。

ピースボートの船内って何してるの?ヒマじゃないの?

photo by RORO

船内での過ごし方についてご紹介していきます。ピースボート世界一周の3分の2は船での移動時間です。船で過ごしている時間が非常に長いため、船内では水先案内人の講座が開かれたり、運動会や音楽フェス、季節ごとに合わせたイベントなどが行われます。

私は春から夏にかけてのクルーズに乗船していたので、夏祭りやロックフェス、七夕祭り、ダンスショーなどの行事が行われました。ピースボート側が主催することもありますが、乗客が主催するイベントもあります。

 

人によって船内での過ごし方は全然違いますが、講座に行ったりスポーツデッキで運動する人もいれば、一日中のんびり過ごしている人も。私の場合は朝ご飯を毎日食べたかったので、早く起きて朝ご飯を食べて気になる講座があれば見に行き、スポーツデッキで運動をして、自分の企画に出席し、夜はデッキから星を眺めていました。

船に乗った当初は船の中で過ごす時間は退屈なのかなと思っていたのですが、いざ乗船してみると忙しい毎日でした。船内にはビデオチームや企画チーム、PAチームなどいくつかの船内チームがあるので、チームに所属することもできるし、自分だけの時間を過ごすこともできます。

 

ピースボートの食事は美味しい?

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ピースボートの食事事情について紹介していきます。ピースボートでは朝・昼・夜の食事が提供されます。船内には食事をできる場所が3箇所あり、各レストランによってメニューも違うので自分の好きな場所を選びます。

基本的に朝・昼はバイキング形式となっており、夜はフルコースの食事スタイルになっています。昼食と夜ご飯の間にはアフターヌーンティーというおやつタイムも!女子のみなさん、食べ過ぎには注意しましょう。

 

ご飯の味は想像よりもずっと美味しく、噂によると味は昔よりどんどん美味しくなっていってるそうです。また、ドレスコードを着て参加するフォーマルディナーでは普段よりも豪華な食事になっているので、リッチな気分を味わうことができます!

夜の食事ではベジタリアン用のメニューもあります。また、誕生日の人がいれば、突然誕生日の曲が流れ始め、バースデーケーキを持ってきてくれます!何百人もの人にお祝いされる誕生日なんて、なかなか機会がないので、自分の誕生日があるクルーズに乗船するのも良いですね。

 

有料にはなりますが、居酒屋や、Barもあるので、お酒を飲むことができます。終電時間がないので時間を気にせずに楽しめるって最高ですよね!

船内での食事についての記事はこちらです
「ピースボートの船内って退屈?」気になる船内事情を探ってみた

 

船内での買い物ってどうなってるの?

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ピースボート内では基本的にお金を持つ歩くことがありません。クレジットカードを登録したバーコード付きのIDカードが一人一人に渡されるので、IDカードをスキャンして使った額に応じてクレジットカードに請求されるシステムになっています。

居酒屋や売店などでカードを見せれば、商品が購入できます!魔法のカードを手にすると怖いもので、気にせずにお金を使ってる人もいたので、どれくらい使ったかは明細を取っておくなり、メモしておきましょう。

 

ピースボートの寄港地って何やってるの?

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世界一周のクルーズで行ける国はおよそ20ヶ国です。港街に停泊するので、内陸の国に行くのは難しいです。寄港地ではツアーに参加するか自由行動をするか選ぶことができます。ツアーの場合はピースボートならではの、現地の人と交流できるツアーがあったり、観光ツアーなどがあります。

私の場合は治安が気になる国ではツアーを取って、それ以外は自由行動をしていました。人数に空きがあれば、船内からでもツアーを申し込むことができますが、人気のツアーはクルーズの出発前に定員になってしまうことがあるので、早目に申し込んでおいた方が良いでしょう。

 

寄港地での滞在時間は日帰り〜2日なので、あまり長く滞在することはできません。また、ピースボートでは離脱(船から一旦降りて次の寄港地で合流すること)をすることができます。

例えば、フランスのパリへ行くには港町からは遠いので、次に訪れる寄港地ではなく、次の次の国で船に戻ることができます。離脱を使いこなすことでピースボートの自由度は上がりますが、離脱には事前に申請が必要なので、注意しましょう。

 

ピースボートって若者ばかりじゃないの?

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ピースボートの乗船者のうち若い人は乗船者の1~3割くらいで、後はシニアの方がほとんどです。出航する時期にもよりますが、春休みや夏休みが被っていると、大学生や若者が平均よりはやや多く乗船しています。

未就学児から90代まで様々な年齢層、様々な職種の方と出会うことができるのがピースボートの良いところです。日本にいると出会うことのないタイプの人に出会うことによって、自分の価値観が変わり世界を広げることができます。自分と歳が近い人だけと関わるのではなく、色んな年代の人と関わってみるのもとても良い経験になると思います。

 

ピースボートLOVEってあるの?

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はい!これが一番気になる!という方もいるのではないでしょうか?船内では自由に恋愛を楽しめます。船で出会って付き合って結婚するという人は結構多く、これから乗船を考えている人は恋のチャンスが待っています!

約3ヶ月間毎日のように顔を合わすので、とても濃い時間を過ごせるし、旅の中盤くらいからは夜のデッキで星空を見ながらイチャイチャしているカップルも見掛けました。恋愛関係にならなくても、大切な仲間に出会える場所なので、恋愛だけを考えるのではなく、人との出会いを楽しむことをおすすめします!

恋愛事情についての記事はこちらです
ピースボートの恋愛事情を調査!船内LOVEって本当にあるの?

 

ピースボートって英語を話せなくても大丈夫?

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世界一周に行ったと話すと「英語ペラペラなんだね」と言われるのですが、私はほとんど英語が喋れません。それでも世界一周はできます!「英語が喋れないから海外行くのが怖い」と言う話を耳にすることがあるのですが、英語を話せなくても海外に行くことはできるし、意外となんとでもなります!

ピースボートのクルーは外国人なので、スタッフと話すことで英語を身に付ける人もいるし、洋上の英語スクールがあるので、そこで勉強をすることもできます。英語が話せないから海外に行けないという概念を取っ払ってみましょう。

 

ピースボートの魅力は?

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私はピースボートが初海外だったのですが、振り返るとピースボートで世界一周ができて本当に良かったなと思います。ピースボートの魅力は何と言っても大人数で旅ができることだと思います。1,000名近い仲間と一緒に旅ができるなんてそうそうありません。年代も職種も全然違う人たちが同じ船で過ごす3ヶ月間はとても濃密な時間でした。

重い荷物を背負って旅をしなくて良いところも魅力的です。この楽さを体感してしまえば、バックパッカーで移動することがとても苦痛に感じてしまいます。

 

飛行機だとすぐに着く距離でも船で行くと数日掛かることもある。限りある時間の中で、これから自分が何をして行きたいのか、船ならゆっくりと考える時間を持てます。忙しい毎日から抜け出して、自分と精一杯向き合う時間も取れるし、人との関わり合いの中で本当の自分が見えてくることもあります。

絶景を楽しむのはもちろんのこと、船で出会った仲間は人生の財産になります。バックパッカーとはまた違う楽しみがあります。

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ピースボートは船に降りてからも交流が続いていくので、他のクルーズの人と仲良くなることもできるし、7年経った今でも船のメンバーと集まってご飯に行ったり、旅行に行ったり、帰ってきてから全国に仲間ができます!大人になってからでも遊べる仲間がいるってとても素敵なことですよね!

ピースボートに行くかどうか迷っているなら絶対に行くことをおすすめします。行って後悔したと言う人に出会ったことはないし、自分の価値観や考え方が大きく変わっていくと思います。実際に私は人生がガラリと変わっていきました!「行きたい!」そう思ったなら自分の直感に従って行動してみてください!そこにはきっとワクワクとドキドキが待っています。

 

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RORO ライター × 星空案内人

動画編集/ライター/星空準案内人/フリーランス。香川生まれ、三浦半島在住。大学卒業後、PEACE BOATで初海外、世界一周の旅に出る。帰国後、次は日本を知るために、北から南まで約2年半旅をしながら働く生活を送る。訪れた国は29カ国、国内は45県を制覇。「ソトコト」のオンラインメディアで連載記事執筆の他、イベントレポート執筆・編集も行いながら、星空案内人(準案内人)としても活動中。

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