おもてなしの国「セネガル」の世界遺産まとめ

ゴレ島

photo by Michael Fleshman

かつて奴隷貿易の拠点として栄え、日本では負の遺産とも呼ばれているゴレ島。

小さい島には奴隷の家と呼ばれる奴隷収容所をはじめ、セネガル最古のイスラム教のモスクやフランス統治時代に設置された砲台などが残ってるほか、ゴレ島セネガル歴史博物館、セネガル女性博物館、IFAN海洋博物館の三つの博物館があります。1978年に世界文化遺産に登録されました。

バッサーリ地方：バッサーリ族とフラ族、ベディク族の文化的景観

フータ・ジャロン山系の丘陵地にあるバッサーリ人、フラ人、ベディク人らが伝統的な生活を営んでいる地域です。バッサーリ人はサレマタ地区に住んでおり、豊かな森林と棚田の景観が特徴的です。

フラ人は半農半牧のイスラム民族で村の中心にはモスクがあり、ベディク人の村落には草葺きの屋根の家が並びます。これらの景観が2012年に世界文化遺産に登録されました。

サン-ルイ島

太平洋に面したセネガル川の河口に浮かんでいる小さな島です。

サン＝ルイはかつてフランス領西アフリカの首都であった都市で、植民地時代に築かれた計画都市の建造物が現存していることが評価され、2000年に世界文化遺産に登録されました。植民地時代の西アフリカの様子を今に伝える貴重な例証のひとつとなっています。

ニオコロ・コバ国立公園

photo by Niels Broekzitter

photo by Niels Broekzitter

ガンビア川とその支流流域に広がる国立公園で、森林や草原地帯から成ります。雨季には平地が沼沢となり、乾季には草原となる変化を繰り貸し手います。

ライオン、リカオン、チンパンジー、アフリカスイギュウなど様々な動物が生息しており、植物においてもバオバブなどをはじめとする1500種類が自生しています。1981年に世界自然遺産に登録されました。

まとめ

いかがだったでしょうか。セネガルは観光スポットの他に、洗練された美味しいセネガル料理と、民芸品、現代音楽と融合したセネガル音楽が人気です。アフリカ文化が好きな人にとっては、とても魅力的な場所ですね。