20年前、この本を読んで旅に出たくなり、仕事を辞めてしまった人が続出しました。「悪魔の書」とまで呼ばれた元祖バックパッカーのバイブル。その本の名は「深夜特急」20年経った今読んでも色あせない、旅のワクワクが詰まった本です。そんな深夜特急に憧れて、実際に作者の沢木さんが旅をしたマレー半島を旅してきました!移動方法はもちろん夜行列車。
沢木さんは、バンコク-シンガポール間を往復してらっしゃいます。今回は、シンガポールからバンコクまでのマレー鉄道での移動方法を総まとめでお届けいたします。
おすすめルートの時間と値段
photo by Shinya Hiraoka
シンガポール→ジョホールバル→クアラルンプール→バターワース(ペナン島)→バンコク
これが、最も簡単に、短時間で楽しめるオススメルートです。最短移動時間は4日〜 日程は、お好みでアレンジを!料金は合計200MYR(約7000円)が目安。クラスによって多少前後します。それでは、1日ごとの移動方法を見ていきます。
1日目
photo by Shinya Hiraoka
シンガポールを朝から出発。MRTブギス駅からジョホールバル行きのバスに乗ります。国境を越え、マレーシアの入国手続きをしたらジョホールバル駅は目の前です。
マレー鉄道は満席になりやすいことで有名です。このジョホールバル駅で、3つの切符を買ってしまうのがポイントです!(ジョホールバル〜クアラルンプール、クアラルンプール〜バターワース、バターワース〜バンコク)
チケットを買って、時間があればジョホールバルを観光。その後、夜行列車でクアラルンプールに向かいます。
2日目(クアラルンプール)
朝にクアラルンプールに到着します。荷物を駅のコインロッカーに預けて街に出かけましょう。
photo by Shinya Hiraoka
オススメ場所としては、まずはバトゥ洞窟。こちらはヒンドゥー教の聖地で、世界一の高さ42.7メートルを誇るMurugan神像で有名です。