11.ミッション・トゥ・マーズ
2020年、史上初の有人火星探査機マーズ1号が火星に降り立つが、調査を行なっていた乗組員たちが巨大な砂嵐に巻き込まれてほぼ全滅。生き残った1人も消息を絶ってしまう。当初マーズ1号に乗る予定だったジムは、マーズ2号に乗り込んで救出へと向かうが……。
出典:映画.comより
「ミッション:インポッシブル」のブライアン・デ・パルマ監督作品。宇宙船と無重力の描写が上手いことで話題になりましたが、シナリオは賛否両論です。
主演は「フォレスト・ガンプ」でダン・テイラー中尉を演じたゲイリー・シニーズ。彼を含め俳優陣の演技がとてもいい味を出しています。
12.スペース・カウボーイ
1958年。フランク・コービン(イーストウッド)率いるアメリカ空軍の“チーム・ダイダロス”の4人は、宇宙飛行のため厳しい訓練に耐えていた。しかし、直前になってそのプロジェクトをNASAが遂行。アメリカ初の宇宙飛行士は一匹のチンパンジーになった。それから約40年。NASAからフランクのもとに、故障したロシア衛星を修理してほしいと連絡が入る。
出典:映画.comより
「ハドソン川の奇跡」の名匠クリント・イーストウッド監督作品。実際に監督も主演を務めています。
トミー・リー・ジョーンズなどベテラン俳優陣が見事に渋い演技を見せ、引退してから40年経ったかっこいいお爺ちゃんを演じきり、終始魅了してくれます。
13.月に囚われた男
3年契約のもと、たった1人で月に赴任した宇宙飛行士のサムは、燃料を詰めたポッドを地球に送る単調な毎日を過ごす。愛する家族との再会を待ちわびながら、孤独な生活に耐えるサムだったが、ある日不注意から事故を起こしてしまう。診療室で目を覚ましたサムは、そこで自分と瓜二つの男に会う。
出典:映画.comより
「ミッション:8ミニッツ」でもお馴染み、デビッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督の初長編作品です。低予算ながら脚本と俳優の名演で各所から評判がよいとされており、SF好きにはおすすめの一本です。
意志を持つことの大切さを芯に感じます。そして、サム・ロックウェルの怪演がラストシーンをより引き立てていて感動的です。
14.ウォーリー
ゴミだらけになった地球を人類が捨て去り、700年が過ぎた29世紀。地球にひとり置き去りにされたゴミ処理ロボットのウォーリーは、ただひたすらゴミ集めを続ける長い年月のうちに、感情が芽生えていた。そんな地球にある日、ピカピカのロボット、イヴがやってきてウォーリーは彼女に一目惚れ。しかし、イヴはある重要な任務を背負っていて……。
出典:映画.comより
「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」「モンスターズ・インク」とヒット作を連発するアンドリュー・スタントン監督のピクサー作品。言葉が発せられないにも関わらず、ウォーリーの繊細な表情一つ一つでいつのまにか物語に引き込まれてしまいます。
想像力に溢れた美しく儚い映像美に、ピクサーでも1位、2位を争う名作という声も。
15.フィフス・エレメント
2214年、地球に5千年に1度の危機が迫っていた。タクシードライバーコーベンと、地球を救うというモンドシャワン星人の細胞から生まれた美女リールーは宇宙へと旅立つ。
出典:映画.comより
「レオン」、「トランスポーター」シリーズなど数々のヒット作を生み出すリュック・ベッソン監督作品。制作費はなんと100億円という超SF大作で、劇中に登場する異星人オペラ歌手ディーヴァ・プラヴァラグナが歌う「ディーヴァ・ダンス」は一度聴いたら耳から離れません。
衣装についてもあの大物歌手マドンナに衣装提供するフランスのジャン=ポール・ゴルチエがデザインするなど、細部まで見所たっぷりです。
16.宇宙兄弟
幼い頃から2人で一緒に宇宙飛行士になることを夢見てきた兄ムッタと弟ヒビト。2025年、ヒビトはその約束どおりに宇宙飛行士となり、月面長期滞在クルーの一員として世間の期待と注目の的だった。一方、挫折して無職のムッタは弟との落差に落ち込んでいたが、ある日、JAXAから宇宙飛行士選抜試験の選考通過を知らせる手紙が届く。
出典:映画.comより
「聖の青春」を手がけた森義隆監督作品。原作は800万部を超えるヒット作で、実写化を小栗旬と岡田将生が主演で務めました。
随所に笑いが含まれていて面白く仕上がっています。時には胸打たれる感動的なシーンもあり、原作を裏切らない2時間半です。
17.パッセンジャー
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。
出典:映画.comより
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督作品。圧倒的な映像美で魅せる非現実的なラブストーリーです。
ただ、単なるラブストーリーでは終わらずスリラー要素もあるので、一人でもカップルでも楽しめる作品です。
18.スターシップ・トゥルーパーズ
ブエノスアイレスで高校生活を送っていたジョニー・リコは両親の反対を押し切って軍隊に入る事を決意する。折しも地球は“アラクニド種”と呼ばれる昆虫型異星生物(バグズ)の襲撃を受けており、機動歩兵隊に配属されたジョニーにも過酷な訓練が待ち受けていた。
出典:allcinemaより
「トータル・リコール」のポール・バーホーベン監督作品。異星に巣食う昆虫型生物と兵士たちの死闘を描いたアクション大作です。
唯一無二の世界観が素晴らしく、単純明快なストーリーに観ていて熱が入ってしまいます。ただ、戦争物のためグロテスクなシーンも多く、苦手な人は覚悟を決めてから鑑賞してください。
19.プロメテウス
地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚きの真実が眠っていた……。
出典:映画.comより
「エイリアン」同様、リドリー・スコット監督作品。エイリアンシリーズの原点に還る作品とも言われており、エイリアンシリーズを振り返ってから観るのをオススメします。
随所に散りばめられた伏線の回収っぷりは鳥肌が立ってしまうほど。人類とは何か?監督の飽くなき欲求を感じられる一本です。
20.サンシャイン2057
太陽の消滅が迫り、人類滅亡へのカウントダウンが始まった近未来。太陽再生計画を託された男女8人の精鋭が、宇宙船イカロス2号に乗り込んで旅立った。しかし、彼らは想像を絶する恐ろしい事態に巻き込まれていく……。
出典:映画.comより
「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督作品。美しい太陽の映像とは対照的に、作品全体を通してなんとも言えない気味の悪さが漂います。
地球を救うベタなSF超大作かと思いきや、物語はどんどん思いがけない展開へ。真田広之さんがいい味を出しているので、気になる方はぜひ。
未知なる宇宙を体感しよう
未だ謎に包まれている宇宙。現実に今すぐ飛んでいくのは難しいものの、映画の世界であればすぐに宇宙の世界を体感することができます。スターウォーズしか観たことがない方も、そうでない方も、これを機に新たな宇宙の物語に触れてみてはいかがでしょうか?