桜や紅葉があるわけでなく、過ごしやすい気候でもない、観光のイメージが湧きにくい冬の京都。しかし、そんな冬だからこそ行きたいスポットが、実はたくさんあります。
今回はフォトグラファーである筆者が、『冬の京都で撮影したいおすすめのシーン』を、ランキング形式で紹介します。
観光客が少なく、じっくり見て回れる冬は、実は写真撮影にぴったりなシーズン。この冬はカメラを持って、京都をぜひ堪能してみてください。
第3位：幻想的な空間に浸ることができる、京都水族館
photo by Yuri
水族館は、冬の室内写真スポットとしておすすめする場所。寒さの心配なく、きらきら輝く水槽やかわいい海の生き物たちの姿を写真に収めることができます。
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京都梅小路公園内に位置する「京都水族館」では、エイやマイワシなどたくさんの魚が泳ぐ「京の海」大水槽やクラゲが漂う360度パノラマ水槽「GURURI」など、素敵な空間がたくさん。
photo by 京都水族館
12月1日からは、クラゲのランプシェードや神秘的な映像を楽しむことができる期間限定イベント「ふゆ恋すいぞくかん」も開始されています。
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パフォーマンスを披露してくれるイルカや飛ぶように泳ぐペンギン、かわいいチンアナゴなど、生き生きとすごす海や川の生物と近くで対面できることも魅力的。
京都駅すぐ近くという立地も良く、気軽に立ち寄ることができます。
・名称：京都水族館
・住所：〒600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1（梅小路公園内）
・地図：
・アクセス：「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分、またはJR「梅小路京都西」駅より徒歩約7分
・電話番号：075-354-3130（営業時間内）
・公式サイトURL：https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
第2位：人が少ない冬こそ実現したい、着物で京都
photo by Yuri
被写体が少ない冬の季節だからこそ、試してみてほしいのが着物撮影。冬の京都と華やかな着物は、驚くほどに相性が良いです。
風情ある街並みで撮る着物写真は、一段と魅力的。春や秋と違って観光客が少ないので、ポートレート撮影がしやすいこともポイントです。
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京都の中でも個人的におすすめな場所は祇園エリア。二寧坂や産寧坂、祇園白川などのおしゃれな路地やレトロなカフェ・手毬寿司のお店など、着物が映える場所がたくさんあります。
着付けの時間がかかるので、テンポよく観光できるよう、行く場所をあらかじめ決めておくことがおすすめです。
第1位：年に数回しか見ることができない、雪化粧姿の京都
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京都市内はめったに雪が積もることはありませんが、積もった時の美しさは息を飲むほど。金閣寺や醍醐寺など、世界文化遺産として認定された数々の建物が雪化粧している姿は、多少無理をしてでも行く価値があります。
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穴場としておすすめできるのが、蹴上インクライン。廃線になった傾斜鉄道跡が残るノスタルジックな人気スポットですが、冬は観光客があまりいません。
そんな蹴上インクラインの雪が積もった姿は、何とも幻想的。白い雪に覆われた線路はどこまでも続くように見え、まるで雪国のような景色を堪能することができます。
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京都市内はすぐに雪が溶けてしまうことが多いので、写真を撮りに行くなら朝一番に行くことをおすすめします。
・名称：蹴上インクライン
・住所：〒605-0044 京都府京都市東山区東小物座町339
・地図：
・アクセス：地下鉄蹴上駅より徒歩約3分
静かで美しい冬だからこそ、京都の魅力を存分に堪能しよう
photo by Yuri
春や秋と違って、魅力が少ないと思われがちな冬の京都ですが、写真を楽しむポイントは意外とたくさんあります。他の季節とは違い観光客も少なく、ゆったりと楽しめるので、この機会にぜひまだ巡れていないところに行ってみてはいかがでしょうか。
今回は祇園や京都駅周辺を中心に紹介しましたが、嵐山や貴船エリアの冬景色も魅力的。雪が降っていなくても、凛とした空気に包まれた冬の京都は別格の美しさを放ちます。
お出かけできる社会情勢になったら、カメラを持ってぜひ京都を訪れてみてください。
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