スターウォーズといえば、いまさら説明不要の世界的超人気SF映画ですよね。魅力的なキャラクター、何度見ても新しい発見があるストーリー、シーンを最高に盛り上げるBGMなどなど魅力を挙げていけばキリがないほどです。
このようにスターウォーズにはたくさんの魅力がありますが、今回は「ロケ地」に注目してみましょう。広い宇宙が舞台の映画ですが、実はその重要シーンの多くは地球上で実際に撮影されているのです!それでは実在するSFの世界をお楽しみください。
マトマタ(チュニジア)/エピソード1~4
チュニジアはスターウォーズの最大のロケ地の一つで、物語の超重要ポイントのひとつである「タトゥーイーン星」の撮影が行われました。今でも各地にスターウォーズの撮影時の名残がのこされており、観光地として世界中からファンが集まってきています。
ロケ地はチュニジア国内に点在していますが、中でもオススメは、エピソード2、3、4に登場した「ルークの家」がある、マトマタです。ロケ地がほとんどそのまま残されており、なんと実際に家の中に入って散策することができるのです!
ハルダンゲル氷河(ノルウェー)/エピソード5
ハルダンゲル氷河は、エピソード5 帝国の逆襲の「惑星ホス」のロケ地として使用されました。実際に撮影された現場まで行くことができますが、近隣の町から4時間ほど歩いて行かなければなりません。
実際のロケ地を見るためにはそれなりに体力が必要になりますが、氷河をハイキングするなんてなかなかできる経験ではないので、撮影現場にたどりつくまでも十分に楽しめそうです。
バルビアネッロ邸(イタリア)/エピソード2
バルビアネッロ邸では「エピソード2クローンの攻撃」で、アナキンとパドメの二人きりの結婚式のシーンが撮影されました。映画公開以前はそれほど人気の高い観光地ではありませんでしたが、あまりにもロマンチックなシーンを撮影したロケ地であるためか、映画公開以降一気に人が押し寄せる人気観光地になりました。
テラスから望む美しい湖は、まさに映画そのもの!ぜひスターウォーズファンのカップルには一度は見ていただきたい絶景です。
カゼルタ宮殿(イタリア)/エピソード1,2
カゼルタ宮殿は18世紀に建設され、現在では世界遺産にも登録されているイタリアを代表する宮殿です。スターウォーズでは、「エピソード1 ファントムメナス」、「エピソード2 クローンの攻撃」でアミダラ女王の宮殿のロケ地として使用されました。
大階段や広間などは、ほとんど映画そのままなので絶対に注目したいポイントです!観光地の多いイタリアの中でも屈指の人気をほこる観光地であるためアクセスが良く、電車の駅もバス停も宮殿のすぐ近くにあります。
ティカル遺跡(グアテマラ)/エピソード4
グアテマラのティカル遺跡は「エピソード4 新たなる希望」の反乱軍基地のロケ地として使われました。うっそうと茂る密林の中に石造りのピラミッドがそびえる景色は、本当に幻想的でSF映画のロケ地としてまさにピッタリといった感じ。
スターウォーズといえば最新技術を駆使した映像加工が特徴ですが、このティカルに関しては、映画内ではほとんど加工されることなくそのまま利用されています。
ウィッペンデルの森(イギリス)/エピソード1
ウィッペンデルの森は、スターウォーズシリーズ屈指の名(迷?)キャラクターのジャージャービンクスとクワイ=ガン、オビワンとはじめて出会うシーンのロケ地です。
この森はロンドン近郊で最大のアウトドアスポットで多くのイギリス人がハイキングに訪れることで知られています。広さはなんと約サッカーグラウンド160面分!迷子にならないように注意して散策しましょう!
そして、ここからは「スター・ウォーズ/エピソード7フォースの覚醒(Star Wars:The Force Awkens)」のロケ地をご紹介します。
スケリッグ・マイケル島(アイルランド)/エピソード7
「ミカエルの岩」という意味をもつスケリッグ・マイケル(Skellig Michael)では、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが身を隠していた場所のロケ地と考えられています。また、2017年公開予定のエピソード8の撮影も、既にここで行われたと言われています。
スケリッグ・マイケルとは、アイルランド島の西方ケリー州の沖合16キロメートルに位置する面積0.18平方キロメートルの急峻な岩山からなる孤島です。島の山頂付近には、ケルト人により建てられた石造りの修道院が残っており、1996年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
景観保存のため、島に上陸できるのは観光ライセンスを保有しているプライベートボートに限定されています。そのため、訪れる際は事前に計画を立てていくことをお勧めします!島に上陸することは出来ませんが、遊覧船に乗って島周辺の遊覧するツアーもあるようですよ。