自由に遊んだり、旅行に行ったりと、何でもできるのは大学生のうちと言われるけれど、大学生もいろいろと忙しい。でも、たくさんの人が「旅行に行くなら大学生のうちに行くべき」と口を揃えて言うことには理由があります。その代表的な理由を7つご紹介します。
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旅の経験はあなたの宝物になる
photo by pixta
旅をすれば、何かしら経験をします。感動することもあれば、失敗することも、楽しいこともあれば、泣きたくなるようなこともあるはず。そんな経験が社会人となった時に自分の宝物となります。
当時は「こんなこと?」と思っていたことも、実際に社会に出て経験を積んでいくと、すべての経験が貴重な体験になるんです。
社会人になると、さまざまな責任が覆いかぶさってくるので、学生の時のように全力で海外を楽しめないなんてことも。なかなか決断できないことも、学生の時には「経験」にあやかってなんでも挑戦できるものです。その経験が今後の人生において、大きな財産に。
旅行会社に勤めた時には営業トークで大きな武器になりますし、そのほかの職業でも、誰かと接する時に、話のネタになります。失敗談を面白くネタにするもよし、オススメの観光スポットを紹介するもよし。経験したことはふとした時に役に立つはずです。
人間として成長できる
「かわいい子には旅をさせろ」と言うけれど、その狙いは人間としての成長をさせるため。旅をすることで、今まで見たことも触れたこともない新しいことが待っています。
そこで得た新しいことは、自分を成長させるために無くてはならないもの。海外に出ると日本の常識が通じないことばかりで、固定概念がいい意味で覆されます。
もちろん、新しい価値観を理解したり固定概念が覆されたりしたからといって、必ずしもその判断を下す必要はありません。旅は、新しいことを教えてくれますが、それはあなたの選択肢を増やしているだけのこと。その中で、これまでと同じ道か新たな道を進むかは、あなた次第です。
その一つ一つの選択を大切にしていくことで、後悔しない道に進めるため、人生がより豊かになるはず。
働き始めると休みが取りづらい
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大学生にあって、社会人にない物。それは長期の休みです。社会人になると、なかなかまとまった休みは取れません。連休があれば喜び、良くて一週間の休み。大学生なら一ヶ月単位の休みが自動的にあるので、こんなに旅行がしやすい環境はありません。
会社に入るとなかなか自由な時間が取れなかったり、思ったより休みの時間が取れなかったり。有給が取れると言っても社内の雰囲気で取れない、休みたいのに休んでしまうと仕事が溜まってしまうと言った理由から、社会人になると旅に出ること自体、ハードルが上がります。さらに、何か問題が起きた時には、会社に連絡がいくことも……。
どうしても学生の時より、精神的にも縛られてしまうのが社会人です。休みが取れたとしても、仕事のことを全て忘れて旅行を楽しめるわけでもありません。大学生のうちに、行っておけば良かったと後悔するはずです。
少しくらいの無茶ができる
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大学生の若い体であれば、少しの無茶も乗り越えられます。12時間の移動で体が痛む年代に比べれば、大学生なら長時間の移動も問題ないはずです。
旅行の醍醐味はたくさん歩いて楽しむこと。普段車やバス、自転車などでゆっくり街並みを見て回れない人でも、知らない土地の知らないお店に入ってみたり、カフェに立ち寄ったりすることで、なんだか懐かしい緊張感を体験できるかもしれません。そういう新鮮な体験が、新しい発見やクリエイティビティに繋がることだってあるんです。
運動不足の社会人よりもたくさん歩けるはず。若さを武器にどこまでも突き進む無茶ができるでしょう。
もちろん、徒歩が苦手、少し怖いなと感じる方も、今は日本よりも海外の方がシェアサイクルという文化が根付いています。特に、ヨーロッパの大きな都市などではそこら中にシェアサイクルのスポットが点在していますし、使い方もネットで検索すればすぐに出てきます。
観光スポットばかりを巡るのではなく、街にいることを楽しむ体験をしてみてください。