台湾の「侯哃(ホウトン)」
ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

台湾といえば?美味しい中華?千と千尋の神隠しの舞台と言われている九份?それもいいけど、今、台湾は世界の猫好きから大注目をあびているんです!!

CNNの世界の猫村6選にも選ばれている、侯哃。そこでは、こんなにも猫が愛されている村があるのか、と思うくらい猫が幸せそうに暮らしています。

 

なんで、こんなに猫がいるの?

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photo by kaori

侯哃は、元々は炭鉱の村。村人がネズミよけの為に飼っていた猫たちがどんどん増えていき、炭坑が閉鎖され多くの人が離れてからも、猫たちはずっと住み続けたのだそう。

そんな中、もっと猫と人が住みやすい環境をとボランティアを中心に村の環境を整備。そして、猫たちの様子をWebにアップしたところ、思いもよらない大反響になったそうです。

 

見渡す限りネコ、ねこ、猫!

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photo by kaori

もう、駅に着いたところから早速猫が出迎えてくれます!探す必要も無いくらい、そこら中で猫がゴロゴロ。

お店の中に入ろうが、商品の上で寝ようが、村人はそのまま放置(笑)。基本的に猫が自由にできる生活がされています。

 

村人も、猫たちをとても大事にしています

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photo by kaori

猫の環境にはとても配慮されていて、至る所に猫の寝床だったり、餌だったりが用意されています。上の写真のように休憩所で堂々と寝ている猫も。

また、ボランティアにより予防接種や避妊処置により個体コントロールも行われているそう。ただ沢山いれば良い、というわけではないですもんね。

 

村人も猫好きすぎて、村中をネコ仕様に改修しています

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photo by kaori

もう、村が猫のために様々な改修がされています。駅の通路にキャットウォークが設けられていたり、看板や家の壁にも猫モチーフのものが沢山。

 

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photo by kaori

こんな、隠れ猫モチーフもあったりします。

人馴れしていて、モデル・じゃれ合いも引き受けてくれます

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photo by kaori

侯哃にいる猫は、村人にとても愛されているからか、人にとても慣れています。なので、写真をとっても逃げること無く、堂々としています。

そして更に、投票により決定した猫の四天王もいるそうで、村の看板猫として活躍しているのだとか。

ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

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