編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

日本人にも留学やワーキングホリデーで人気の大都市トロント。今回、世界中から多くの旅行者が集まるトロントの有名な観光名所に行ってきました。インターネット上でみる写真はとても綺麗ですが、実際どうなのか確認してきました。

*編集部追記
2015年11月の記事にスポットを追加しました(2018/1/31)
2018年1月の記事にスポットを追加しました(2018/9/27)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

カナダの大都市トロントとは

IMG_4828photo by Jun Negishi

カナダオンタリオ州第一の都市であるトロントは、カナダ最大の都市でもあります。人口は北米第4位を誇り、ニューヨークにも近く多くの日本人が留学やワーキングホリデーの場所としてトロントを選択しています。また、移民の人口も世界第二位で色々な国出身の方々が生活しています。

英語とフランス語が公用語の為、街中の表示は2カ国語で表示されています。

トロントに行ってみての感想

photo by pixabay

私は2011年、ワーキングホリデービザを使ってトロントに1年間ほど滞在していました。滞在中は、まず大学付属の語学学校に3か月ほど通い、その後はカフェで働いていました。

カナダは日本と違い、様々な人種が住んでいる移民の国です。基本的にカナダ人はオープンで話しやすく、また人種差別などを感じたこともほとんどありません。

カナダに住んでいると「私の祖母はアイルランド出身なの。あなたのバックグラウンドは何?」というように自分のバックグラウンドを聞かれることがあり、それがとても新鮮に感じました。建国も1867年と比較的新しいので、先祖代々カナダ生まれのカナダ人が生まれるのはもっと先なのでしょうね。

トロントやバンクーバーなどの大都市では、移民が多いので仕事も比較的簡単に手に入れやすく、自然も豊かなので旅行にもおすすめです。

カナダは移民の国なので、「コレ!」といったカナダグルメはありませんが、移民が多い分本格的な各国料理が楽しめますよ♪

トロントを観光する際のアドバイス

photo by pixabay

基本的にトロントの治安は良いので、あまり心配する必要はありません。ただし、夜の女性の1人歩きなどは注意が必要です。物価は日本と同じぐらいで、ものによっては日本より高い場合も、安い場合もあります。野菜や果物はびっくりするほど安いです!

衛生面は問題なく、水道水も飲めます。インフラも整っているので心配ありません。

トロントでおすすめのベストスポット

ウォーターフロント

photo by pixta

私がおすすめするのは、トロントのオンタリオ湖に面する人気スポット、ウォーターフロントです。美しいオンタリオ湖が見渡せるウォーターフロントは、週末になると大勢の人々で賑わいます。

トロントは冬の寒さが厳しいので、春や夏といった暖かい時期になると、地元の人々は我先にと外へ出て日光浴を楽しみます。ウォーターフロントにも多くの人が集まり、ゴロンと横になって昼寝をしたり、カフェやレストランで食事をしたりと、思い思いの時間を過ごしていますよ◎

CNタワー

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photo by Jun Negishi

CN タワーとは1976年にカナディアン・ナショナル鉄道が建設した電波塔で最も高いところは553.33mです。展望台は4つの場所にあります。2007年まではタワー本体以外に支えるものがない建築物としては世界一高い塔で、スカイ・ポッドは2008年まで世界一高い展望台でした。

行き方としては地下鉄のユニオン駅からスカイウォークという歩道橋を渡って約10分で到着です。タワーへの入場料金は35ドルでスカイ・ポッドへ行く場合は追加で12ドルかかります。インターネットであらかじめ買っておくと少し安くなります。

天気が良いと青空にそびえ立つCNタワーをはっきりと見ることができます。真下からみるとその高さに圧倒されること間違いなしです。さすが元世界一です。天気が悪いとビルから煙がでているように見えます。

入場料だけでも消費税を含めると約41ドルかかるので天気が悪い日は避けて、後日再度訪れた方が良いと思います。

■詳細情報
・名称:CNタワー
・住所:CN Tower 301 Front Street West, Toronto
・アクセス:ユニオン駅から徒歩すぐ
・マップ:
・営業時間:8:30AM〜11:00PM
・定休日:年中無休(12/25を除く)
・電話番号:(416) 868-6937
・料金:38カナダドル(大人、3,300円)
・公式サイトURL:https://www.cntower.ca/intro.html

ロジャーズ・センター

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photo by Jun Negishi

CNタワーのすぐ横にあるのが、ロジャーズ・センターです。MLBのトロント・ブルージェイズとカナディアンフットボールのトロント・アルゴノーツのホームスタジアムとして使用されています。

トロント・ブルージェイズには元ソフトバンク・ホークスの川﨑宗則内野手が2013年から所属しています。明るいキャラクターでチームメイトやファンたちから愛されています。また、それ以外にはコンサートや国際会議などの会場として使用されています。

■詳細情報
・名称:ロジャーズ・センター
・住所:1 Blue Jays Way, Toronto, ON M5V 1J1 カナダ
・アクセス:ユニオン駅から徒歩すぐ
・地図:
・電話番号:+1 416-341-1000
・公式サイトURL:https://www.mlb.com/bluejays/tickets

ブルージェイズショップ

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photo by Jun Negishi

ロジャーズ・センター内やショッピングセンターに公式ショップがあります。以前テレビで見たときには川﨑選手のユニフォームが販売されていましたが、今年はあまり試合に出ていないせいか川﨑選手のグッズは見当たりませんでした。

残念でしたが、同じ日本人として川﨑選手にはこれからも頑張っていただきたいと思います。

トロント・イートン・センター

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photo by Jun Negishi

カナダで2番目の規模のショッピングセンターです。ショップ以外にもオフィスが入っている巨大な複合施設です。場所はダウンタウンの中心に位置していて、地下鉄のクイーン駅とダンダス駅直結で行くことができます。

日本でも人気のケイト・スペードやカナダの人気ブランドクラブ・モナコ、カナダの冬季オリンピック代表公式ユニフォームを手がけたこともある地元ブランドRootsなどの店舗があります。

■詳細情報
・名称:トロント・イートン・センター
・住所:220 Yonge Street Toronto, Ontario M5B 2H1
・アクセス:地下鉄クイーン駅から徒歩1分
・地図:
・営業時間:11:00AM〜7:00PM
・電話番号:(416) 598-8560
・公式サイトURL:https://www.cfshops.com/toronto-eaton-centre.html

トロント大学

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 photo by Jun Negishi

1827年創立され、1850年に大学として設立されたカナダの州立大学です。カナダでも屈指の名門大学として知られ、世界的な評価も高い大学です。U of T という呼び名でも知られています。キャンパスはセントジョージ、ミシサガ、スカボロの3つの場所にあります。キャンパス内には美術館、博物館、図書館などがあります。

大学のブックストアにはカナダの人気ブランドRootsとコラボしたグッズも販売されています。お土産に買って行かれる方も多いです。

■詳細情報
・名称:トロント大学
・住所:Rm. 1270, Innovation Complex, 3359 Mississauga Road, Mississauga, ON
・アクセス:ミュージアム駅から徒歩すぐ
・地図:
・電話番号:905-828-5400
・公式サイトURL:https://www.utoronto.ca/

ウォーターフロント・パーク

IMG_5205photo by Jun Negishi

CNタワーから歩いて15分ぐらいの距離にあります。数年前から開発が続いてい徒歩30分程のエリアです。目の前にあるオンタリオ湖を見渡しながらくつろぐ人、ランニングやサイクリングを楽しんでいる人がいました。

この先にはトロント・アイランドという島があり、フェリーで行くこともできます。エリアの中にはアートギャラリー、カフェ、レストラン、ギフトショップなどがあります。色々見て回るのも良いのですが、ベンチに座ってコーヒー飲みながらゆったりとした時間を過ごすのも素敵です。

■詳細情報
・名称:ウォーターフロント
・住所:20 Bay St, Toronto, ON M5J 2N8 カナダ
・アクセス:ユニオン駅から徒歩8分
・地図:
・電話番号:+1 416-214-1344

カサロマ

IMG_5010photo by Jun Negishi

カナダの大富豪ヘンリー・ペラットが自らの巨額お資産を通じて建設された豪邸です。豪華な家具や中世ゴシック様式庭園などが見どころです。総工費をは350万ドルとも言われていますが、最終的には経済的な理由で手放すことになりました。現在はトロント市が所有し、管理しています。

邸宅内部に入るには入場料24ドルが必要です。

■詳細情報
・名称:カーサ・ローマ
・住所:1 Austin Terrace, Toronto, ON M5R 1X8 カナダ
・アクセス:Dupont 駅から徒歩9分
・地図:
・営業時間: 9:30AM〜5:00PM
・定休日:年中無休(12/25を除く)
・電話番号:(416) 923-1171
・料金:30カナダドル
・公式サイトURL:http://www.casaloma.ca/

シーフード料理

IMG_4839photo by Jun Negishi

IMG_4838photo by Jun Negishi

カナダといえばシーフードということで、ロブスターロールとオイスターを食べてきました。smoked and crackedというトリップアドバイザーでも上位のお店に行ってみました。店内はそれほど大きくなく、ウェイターの方の対応が良かったです。

ロブスターロールはホットかコールドか選ぶことができ、サイドメニューも選ぶことができました。今回はコールドのロブスターロールとシーザーサラダの組み合わせとオイスター2つをオーダーしました。

ロブスターには大きくプリプリした身がかなり入っていました。シーザーサラダも量が多くてお腹いっぱいになりました。オイスターも新鮮で美味しかったです。気になるお値段ですが、ロブスターは時価となっていましたが今回は35ドルでした。オイスターは1つ2ドルでした。

値段は高いですが、あまりない機会だと思うのでトロントに来た際は思い切って食べてみるのはいかがでしょうか?

トロントアイランド

オンタリオ湖に浮かぶ島でフェリーを使い10分ほどで行くことができます。都会の雰囲気と対照的に自然を感じることができ、サイクリングやカヌー、バーベキューなど楽しむことができます。

また、夜にはCNタワーやビル群の綺麗な夜景も楽しむことができ、ゆったりとした1日を過ごすのにオススメのスポットです!

ロイヤル・オンタリオ博物館

photo by 桃

ロイヤル・オンタリオ博物館は世界的にも有名な博物館で、北米で5番目の大きさを誇る博物館でもあります。展示数が非常に多く、恐竜や、美術品、国の歴史など様々なジャンルの展示物に触れることができ楽しむことができます。

■詳細情報
・名称:ロイヤルオンタリオ博物館
・住所:100 Queens Park, Toronto, ON M5S 2C6 カナダ
・アクセス:ミュージアム駅から徒歩すぐ
・地図:
・営業時間:10:00AM〜5:30PM
・定休日:年中無休(12/25を除く)
・電話番号:416-393-4636
・料金:20カナダドル
・公式サイトURL:https://www.rom.on.ca/en
編集部

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