プラグから煙が出る?定格容量のお話
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「よし、変圧器を買った。これで全ての機械を使えるのでしょ」いやいや、ちょっと待ってください!容量はチェックしましたか?変圧器はそれぞれ対応できる容量が決まっています。
もし変圧器の定格容量を超えて使用すると、プラグから煙が出てその機械を使用することができなくなります。
チェックは簡単。まずは変圧器に書いてある「定格容量」をチェックします。次に、海外で使う機械の消費電力をチェックします。変圧器の定格容量>機械の消費電力になっていればOK。ただし、変圧器の定格容量の8割くらいに留めておきましょう。
人気渡航地の電圧をチェック
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ここでは簡単に人気渡航地の電圧をチェックしたいと思います。
ハワイ:120V
グアム:120V/240V
オーストラリア:240V/250V
韓国:110V/220V
台湾:110V/220V
フランス:127V/230V
イギリス:230V/240V
ドイツ:127V/230V
どれだけある? コンセントプラグタイプ
それでは、世界のコンセントプラグタイプを見ていきましょう。電器屋でコンセントプラグを購入する際の参考にしてくださいね。
Aタイプ
Aタイプは日本で使われており、アジアや中央アメリカ、南アメリカで使われています。アジアではカンボジア、台湾、タイ、ベトナムがAタイプです。
Bタイプ
BタイプはCタイプとよく似ていますが、ピンの太さが違います。Cタイプと比べると少数派です。
Cタイプ
Bタイプと比べると穴が少しだけ小さいのが特徴です。主にヨーロッパで広く使われています。
B3タイプ
このタイプは見られたらラッキー、少数派です。また、B3タイプだけ普及している国は少ないようです。
BFタイプ
BFタイプも少数派です。BFタイプが使われている国でも、他のプラグも使われているのでご注意ください。
SEタイプ
SEタイプといえば韓国です。韓国にはCタイプはありますが、SEタイプが主流になります。
Oタイプ
Oタイプはオセアニア諸国に多いです。語呂合わせで簡単に覚えられますね。
最後に
もし変圧器や変換プラグで分からないことがあれば、積極的に電気屋の店員に尋ねましょう。海外で日本の機械に合った変圧器や変換プラグを買うのは至難の業。間違いのないように慎重に購入してくださいね。