ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

プラグから煙が出る?定格容量のお話

P3212471Photo by 新田浩之

「よし、変圧器を買った。これで全ての機械を使えるのでしょ」いやいや、ちょっと待ってください!容量はチェックしましたか?変圧器はそれぞれ対応できる容量が決まっています。

もし変圧器の定格容量を超えて使用すると、プラグから煙が出てその機械を使用することができなくなります。

チェックは簡単。まずは変圧器に書いてある「定格容量」をチェックします。次に、海外で使う機械の消費電力をチェックします。変圧器の定格容量>機械の消費電力になっていればOK。ただし、変圧器の定格容量の8割くらいに留めておきましょう。

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人気渡航地の電圧をチェック

photo by shutterstock

ここでは簡単に人気渡航地の電圧をチェックしたいと思います。

ハワイ:120V
グアム:120V/240V
オーストラリア:240V/250V
韓国:110V/220V
台湾:110V/220V
フランス:127V/230V
イギリス:230V/240V
ドイツ:127V/230V

どれだけある? コンセントプラグタイプ

それでは、世界のコンセントプラグタイプを見ていきましょう。電器屋でコンセントプラグを購入する際の参考にしてくださいね。

Aタイプ

Aタイプは日本で使われており、アジアや中央アメリカ、南アメリカで使われています。アジアではカンボジア台湾タイベトナムがAタイプです。

Bタイプ

BタイプはCタイプとよく似ていますが、ピンの太さが違います。Cタイプと比べると少数派です。

Cタイプ

Bタイプと比べると穴が少しだけ小さいのが特徴です。主にヨーロッパで広く使われています。

B3タイプ

このタイプは見られたらラッキー、少数派です。また、B3タイプだけ普及している国は少ないようです。

BFタイプ

BFタイプも少数派です。BFタイプが使われている国でも、他のプラグも使われているのでご注意ください。

SEタイプ

SEタイプといえば韓国です。韓国にはCタイプはありますが、SEタイプが主流になります。

Oタイプ

Oタイプはオセアニア諸国に多いです。語呂合わせで簡単に覚えられますね。

最後に

もし変圧器や変換プラグで分からないことがあれば、積極的に電気屋の店員に尋ねましょう。海外で日本の機械に合った変圧器や変換プラグを買うのは至難の業。間違いのないように慎重に購入してくださいね。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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