「生きているうちにたくさんの綺麗な景色を見たい」そんな単純な理由で会社を辞めて、3ヶ月の世界一周に一人で出発しました。聞いたことのない言葉を聞いて、見たことのない食べ物を食べて、毎日新しいこととの出会いでした。
そんな刺激的な旅行をして日本に帰国し、なぜまた同じ会社に戻ったのか、それまでの気持ちの変化をご紹介したいと思います。
*編集部追記
2015年11月公開の記事に新たに加筆しました。
❐旅を仕事にするまでに苦労した7つのこと
❐旅人採用は日本の就職システムを変えられる / 株式会社アプリ代表取締役社長 庄子潔インタビュー
❐旅人のための就活・転職支援サービス「旅人採用」がスタート!
出発前の心境
世界一周に出発しようと決意し会社を辞めた時は正直、帰国後同じ会社に戻ろうとは考えていませんでした。一人旅なので、自分自身と向き合う時間はたくさんあるだろうと思い、旅行中に色々なことを考えて、新しい発見をして、帰国したら前とはまったく違った仕事に就くだろうと思っていました。
ただ綺麗な景色をたくさん見たいという理由だけで飛び出した私は、特別なテーマを持つ訳でもなく、そこまで深くは考えていませんでした。
世界一周中に思った事
毎日新しい人と出会い、新しい景色を見て、新しいものを食べて、全てが新鮮に映りました。こんな毎日が一生続いたら良いなと思っていました。あれを食べてみたい、あの景色を見たい、旅行は限られた時間の中だからこそ、自分のやりたい事をやろうと意欲が湧いてくることに気づけました。
日本で生活しているときは、日常生活はいつまでも続くと思ってしまい、やりたいことを全力でやっていたかと聞かれたら、答えは「ノー」でした。やりたい事さえ、漠然としていて行動へはなかなか移せず、日々時間だけが過ぎていきました。
帰国して思った事
photo by pixabay.
旅行中、移動の飛行機の中や、ホテルで次の仕事は何をやりたいか、何か新しいことを始めよう、などたくさん考える時間はたくさんありました。けれどもはっきりした答えは結局見つからず、帰国してからも何も行動に移せませんでした。そんな中、前の職場の方から、また一緒に働かないかと声をかけて頂きました。
世界一周は多くの人がやらないことなので、自分勝手でわがままな人だと思われがちです。自分都合で辞めた会社の仲間に声をかけて頂いて、正直とても嬉しかったです。