ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

伝統と格式を持つイギリスには様々な観光名所があります。中でもロンドンは、数々の宮殿や寺院、ビッグベンやロンドン塔などの史跡が残る一方で、音楽やスポーツなどの中心地です。

今回は、イギリスにある31の世界遺産を全てご紹介します。バミューダ島やヘンダーソン島など、海外領地も世界遺産登録されているので、多様な世界遺産をお楽しみください。

グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群

グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群

photo by Erwan Deverre

マリス城・カーナーヴォン城・コンウェイ城・ハーレックス城は13世紀にウェールズ公国を征服したイングランドの王、エドワード1世によって建設されました。この4つの城は全て、軍事要塞の役割を担っています。

中でもコンウェイ城はイギリスの要塞の中でも最も保存状態がよく、8つの円柱形の塔をはじめ、建物と外壁が残っています。

■詳細情報
・名称:グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群
・住所:ウェールズ各所
・営業時間:各場所によるが9:30〜17:00までが多い

 

ダラム城と大聖堂

ダラム城と大聖堂

photo by ADTeasdale

映画「ハリー・ポッター」の舞台にもなっているダラム城と大聖堂。この大聖堂は、中世イングランドで確率されたノルマン式様式の傑作と言われています。

かつてイングランドの重要地点として栄えたダラムの街の巨大なダラム大聖堂は、イングランドの力を誇示するためのものでした。ダラム城は1840年以降、ダラム大学の学生寮となっています。

■詳細情報
・名称:ダラム大聖堂
・住所:The College, Durham DH1 3EH イギリス
・地図:
・アクセス:ダラム駅から徒歩20分
・営業時間:〜18:00まで(土曜日は17:30)
・定休日:年中無休
・公式サイトURL:https://www.durhamcathedral.co.uk/

 

アイアンブリッジ峡谷

アイアンブリッジ峡谷

photo by Anna & Michal

アイアンブリッジ峡谷は、世界で初めて鉄の橋がかけられたことで知られています。この一帯は産業革命の発祥の地であり、18世紀から19世紀にかけて製鉄業により栄えました。

当時の鋳鉄工場や溶鉱炉、労働者の住居跡などが現在でも残されています。橋の歴史は230年以上にもなり、現在車両の通行はできませんが、人の通行は可能です。

■詳細情報
・名称:アイアンブリッジ峡谷
・地図:
・アクセス:テルフォード駅からバスで30分

 

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群

photo by Gordon Robertson

最も有名な先史時代の遺跡ストーンヘンジは、直立した巨石が広大に広がる草原の上に円陣状に並んでおり、なんとも神秘的な景観を持っています。

紀元前3000年前に多く建築され突如姿を消したと言われている巨石建造物のうち、現在も残っている謎の多い建造物。巨石の上に別の巨石が乗り、どのように建築されたかは定かではありません。

■詳細情報
・名称:ストーンヘンジ
・住所:Amesbury, ソールズベリー SP4 7DE イギリス
・地図:
・アクセス:ウォータールー駅から鉄道で1時間半
・営業時間:9:30〜17:00
・電話番号:+44 370 333 1181

 

ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会

ウェストミンスター宮殿

photo by Maurice

ウェストミンスター宮殿

photo by Eric Hossinger

ロンドンを象徴する大きな時計塔ビッグ・ベンを知らない人はいないのではないでしょうか。ビッグ・ベンと併設されているウェストミンスター宮殿は、イングランド国教会の教会であるウエストミンスター大寺院と聖マーガレット教会と共に世界遺産に指定されています。

ウエストミンスター寺院はイギリス中世のゴシック建築がその特徴で、王室行事が多数執り行われています。

■詳細情報
・名称:ウェストミンスター寺院
・住所:20 Deans Yd, Westminster, London SW1P 3PA イギリス
・アクセス:ウェストミンスター駅から徒歩5分
・営業時間:9:00〜13:00
・定休日:日曜日
・電話番号:+44(0)20 7222 5152
・料金:22ポンド
・公式サイトURL:https://www.westminster-abbey.org/

 

ファウンティンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園

ファウンティンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園

photo by Tim Regan

イギリスのノースヨークシャーにあるスタッドリー王立公園の周辺一帯には18世紀の庭園、運河、そして新ゴシック様式の城が建っており美しい景観を残しています。

スタッドリー王立ウォーターガーデンをはじめ、セントメアリー教会、シカ公園、ファウンティンズ修道院の粉挽き場が見所。特に粉挽き場は12世紀に建てられたもので、現在も無傷で残る領内最古の建造物です。

■詳細情報
・名称:ファウンティンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園
・住所:Fountains Ripon, North Yorkshire HG4 3DY
・地図:
・アクセス:ハロゲイト駅から車で25分
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:11月~2月の金曜日
・料金:15ポンド

 

バース市街

バース市街

photo by Julie anne Johnson

建物の全てが蜂蜜色のバース石で作られた美しい景観の街で、イギリスの世界文化遺産に登録されています。バースではイギリス唯一の温泉が湧き出しており、温泉リゾート施設としての古い歴史があります。

1世紀頃にローマ帝国の支配下となった際にローマ式の大浴場なども建設され栄えたものの、一度衰退。しかし18世紀には存在価値が再認識され、上流階級の保養地にもなりました。

■詳細情報
・名称:バース市街
・地図:
・アクセス:ロンドンから列車で約1時間半

 

ロンドン塔

ロンドン塔

photo by Francesco Gasparetti

ロンドン塔

photo by Dave Straven

ロンドン塔

photo by Davide D’Amico

現在は王城となっているロンドン塔は1000年以上の古い歴史を持ち、たくさんの人が処刑された中世の城塞です。宮殿、監獄、武器庫、宝物庫としても利用された他、銀行、動物園、造幣所、天文台など様々な形で利用されました。

観光客も中に入ることが可能で、ここでは世界最大級のカット・ダイアモンド「カナリン」を見ることができます。ロンドン塔の隣には、ロンドンを代表する建築物であるターワブリッジがあります。

■詳細情報
・名称:ロンドン塔
・住所:St Katharine’s & Wapping, ロンドン EC3N 4AB イギリス
・地図:
・アクセス:タワーヒル駅から徒歩すぐ
・営業時間:夏期間3月〜10月までは9:00〜17:30(日曜日・月曜日は10:00〜)、冬期間11月〜2月までは9:00〜16:30まで(日曜日と月曜日は10:00〜)
・電話番号:+44 (0)20 3166 6000
・料金:大人£22.70
・公式サイトURL:https://www.hrp.org.uk/tower-of-london/

 

バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群

バミューダ島の古都セント・ジョージ

photo by kansasphoto

バミューダ島の古都セント・ジョージ

photo by kansasphoto

バミューダ・トライアングルとも呼ばれ、この一帯は船などが突然姿を消してしまう魔の海域とも言われています。バミューダ諸島で最も古い町セント・ジョージは美しい街並みをしており、歴史上にはイギリスの軍事拠点として栄え、現在も関連要塞群が残されています。

この歴史的な景観をそのままに発展を続け、アメリカとの貿易拠点ともなりました。

■詳細情報
・名称:セント・ジョージ
・住所:Bermuda, England
・地図:
・アクセス:ニューヨークから飛行機で2時間
・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/ja/list/983

 

エディンバラの旧市街と新市街

エディンバラの旧市街と新市街

photo by Boon Low

エディンバラの旧市街と新市街

photo by Shadowgate

スコットランド王国の都であるエディンバラは、旧市街と新市街により形成されています。旧市街は中世の街並みを今も残し、新市街はイングランドと統合した際に人工湖を埋め立てて作られました。

坂道の多い旧市街に対し、埋め立てて作られた新市街は平らで、両方が作り出すコントラストが非常に美しく世界遺産に登録されました。

■詳細情報
・名称:エディンバラの旧市街と新市街
・住所:エディンバラ、スコットランド
・地図:
・アクセス:エディンバラ・ウェーヴァリー徒歩すぐ
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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