イタリアの首都、ローマから車で15分ほどの所に位置する、バチカン市国。バチカン市国は、世界最小の国として、世界遺産に登録されています。
そんな、バチカン市国で圧倒的な存在感を放っているのが「サン・ピエトロ大聖堂」。
サン・ピエトロ大聖堂には、25年に一度しか開かないと言われている「聖年の扉」があります。その扉が今まさに、解禁しています。
聖年の扉とは?
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「聖年の扉」とは、サン・ピエトロ大聖堂の5つある扉のうち、一番右の扉です。聖なる年を祝うユダヤ人の風習から、西暦1300年を聖年として定めたのが、ローマ教皇ボニファティウス8世。
当初は50年に一度の聖年でしたが、今は25年に一度聖年の年がやってきます。その年に合わせて、聖年の扉が解禁し、世界中からこの扉を目当てに巡礼者が訪れます。