ウォーキングツアー中盤に差し掛かり……
photo by AYA
キリンを見かけてから、特に動物は見かけなかったものの、ガイドさん達は常に周りの様子に目と耳を向けています。歩いている途中に大きな岩を発見。
よく見かける岩ですが、どことなくライオンキングの最初のシーンを彷彿させるような岩。
「ここに登って一度周りを見渡してみよう」という感じでみんなで大きな岩に登ってみました。動物たちもこの上に登ったりしてみたのかな。
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遠くを見渡してみると、改めてこの国立公園の広大さに感動します。
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岩から降りてさらに歩いて進んでいくと、遠くにインパラを発見!
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あっという間に姿が見え無くなってしまいました。さすが草食動物。目も良いのですぐに逃げ去ってしまいました。
ライオンやヒョウなどの捕食動物との出会いも期待したのですが、人間が気づくより早く動物達の方が人間に気づくので、会える可能性は低いそう。残念ですが、これが野生動物!と知らしめられました。
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さらに歩いていくと、川のあった跡?らしきものが。今は乾季なので水が干上がりただの草むらになっていました。
水一滴さえも残っていない……動物達も生き抜くのに必死なんだろうなと身をもって感じました。
ツアー終盤
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ウォーキングサファリツアーも終盤。車の方向を目指して歩いて行きます。すると何やら湿った浅い大きな穴のようなものを発見。
ガイドさんによると、これは大きな水溜りの跡で、動物達がよく水浴びをする場所で、特に象はこの水溜りの泥を更に掘り下げていくそうです。
気づけばもう夕暮れ。地平線に太陽が沈んでいきます。空は一面オレンジでアフリカにきたんだなぁと感じさせてくれます。動物を探しに行くというよりかは、動物の生活の跡を見に行くというウォーキングサファリツアーでした。
ただ動物を見るだけも楽しいけれど、ウォーキングサファリツアーに参加することで動物が実際に歩いている道や生活の跡を辿ることで、更に動物について理解を深めることができます。
帰路について
日も完全に沈んでくる頃、キャンプサイトに戻る途中でサイを発見!サイの糞についてガイドさんが糞の中身が草ばっかりだったらシロサイだよと教えてくれたので、サイを見る視点も変わりました。
「あ!草を食べてるからシロサイ!」と、遠くからでもすぐに分かりました。なんだか動物博士になった気分。
ぜひこのウォーキングサファリツアーに滞在初日、または2日目に参加することをお勧めします。動物を見る視点が180度変わるウォーキングサファリツアーにあなたも参加してみませんか。