みなさんは海外旅行中に、お金のトラブルに巻き込まれたことはありませんか?
財布を落としてしまった。泥棒に財布を盗まれてしまった。思ったよりも旅費がかかってしまった。現金が欲しいのに現金がない、足りない。どうしよう?
そんな時こそ便利なのが「ウエスタンユニオン」。今回は日本ではあまり知られていないウエスタンユニオンについてご説明します。
ウエスタンユニオンとは?
全世界200カ国以上、50万カ所以上の取扱店を通じて海外送金を行っています。日本ではあまり馴染がないのですが、海外では非常によく知られています。
日本では、日本在住の外国人の方が母国に住んでいる家族に送金する手段として多く用いられています。
日本ではトラベレックスや大黒屋などが代理店として、海外送金の業務を行っています。海外ではちょっとした個人商店や八百屋なども、ウエスタンユニオン取扱店として営業しているようです。
ちなみに送金手数料は送金金額によって違います。
旅行中にお金が必要になった場合は、ウエスタンユニオンを通じて家族に送金してもらえば旅行先で現金を受け取ることが可能。
いざという時に非常に役立つこと間違いなしです。
送金時に必要な物
photo by Jun Negishi
送金者の国籍によって必要な物は変わってくるのですが、送金者が日本人の場合は顔写真付きで現住所が記載されている本人確認書類とマイナンバーに関する原本が必要です。
本人確認書類は日本の運転免許証、最後のページにボールペンで住所を記入したパスポート、写真付きの住民基本台帳カードなど。健康保険証の場合は補足書類として、6ヶ月以内に発行された住民票などが必要になります。
マイナンバーに関しての書類は、通知カード、個人番号カード(マイナンバーカード)、マイナンバーが記載された住民票が必要とのことです。
本人確認書類に関しては結構変更されることもあるので、初めて送金する場合は実際に送金に行く店舗に電話して確認することをお勧めします。
本人確認書類以外には、送金手数料を含めた現金を持参して送金依頼書を記入するだけ。初めての場合だと、ウエスタンユニオンに関する説明を含めて15-20分ぐらいで送金完了です。送金完了後には送金依頼書のコピーをもらうので失くさないでください。
個人間での送金なので、家族だけでなく、友人や恋人に送金してもらうことも可能です。
受け取りに必要な物
送金者に受け取りに必要な情報は1.送金者の名前、2.送金国、3.送金金額、4.送金管理番号(MTCN)。名前はスペル間違いのないようにしてください。
送金金額は基本的には現地で受け取る通貨の金額でいいのですが、念のため日本円でいくら送金してもらったかも聞いた方がいいかもしれません。