別名みどりの日と呼ばれており、伝統的にみんな緑の服を着て、緑のビールや緑の食べ物を食べる風習があります。
アメリカでもアイルランド系移民が多いシカゴなどでは、街を上げてお祭りをします。特殊な着色料でシカゴ川が緑に染められる光景は非常に有名です。
メルボルンカップ オーストラリア
毎年11月の第1火曜日のメルボルンカップというのは、1861年から続く由緒ある競馬が開催される日であり、この日は、メルボルン大都市圏では、メルボルンカップ・デーとして祝日になります。
競馬の開催日が祝日になるのはメルボルンだけではありません。実は、南オーストラリア州の「アデレードカップ」、タスマニア州の「ロンセストンカップ」開催の日も、それぞれの州で祝日になります。競馬の開催日が祝日になるのは、世界中でもオーストラリアだけです。
ニュピの日 インドネシア
インドネシアのバリには、外出してしまうと逮捕されてしまう祝日があります。それは西暦の新年よりも重要とされる「ニュピの日」で、毎年若干日がいますが、3月中旬から下旬にニュピの日があります。
この日は冥界のヤマ神が地上に這い上がってくると言われている日です。この日、外出して逮捕される人が毎年、数名は現れるそうです。
またニュピの日は、その日一日は電気、火の使用が禁止され家の外から一歩も出ることが禁じられています。働くことも禁止されているので、その日だけは島から人の姿が一斉に消えてしまいます。
国際婦女節・国際児童節 中国
中国にある、少し変わった祝日です。3月8日を国際婦女節とよんで女性だけが半日休暇となる日です。ですので、男性としては、普段の日と変わらない通常通りの仕事の日です。
また、6月1日は国際児童節といって、14歳以下の子供だけが1日休みの日があります。こういった性別や年齢別による祝日も世界には存在しています。
カーニバル ブラジル
こちらは、説明する必要がないほど有名なお祭りですよね。毎年2月14日から17日前後にカーニバルがあり、この日はブラジル全土が祝日とされています。
皆さん思い思いの衣装を着て盛大なダンスを披露したり、美味しいものを食べて楽しむブラジル最大級のお祭りイベントです。
やりたい放題?トルクメニスタンの休日
最後は少し、やりすぎのような気がするトルクメニスタンの休日の数々です。この国は長くニヤゾフという大統領が独裁政権を敷いてきました。
ニヤゾフは、国を私物化したといっていいほど、暴政の限りを尽くしたことで有名な人物。例えば、金歯を禁止したり、コンサートやテレビ、結婚式などで口パクで歌うことを禁止したり、国民の誰もが知っていた大統領のカツラ報道を禁止したりとやりたい放題!
そんな彼が制定した祝日でも特に面白いのが次の祝日です。
8月2日はメロンの日:ニヤゾフがメロンが好きで作った祝日
12月21日は初代トルクメニスタン大統領、偉大なるサパルムラト・テュルクメンバシュ記念日
5月中旬にトルクメン絨毯の日:特に由来はないそうです。
彼が66歳で死ぬまでに作った祝日は24もの祝日だそうです。元気に生きていたらどれほど増えていたのでしょうか?
世界の祝日は面白い!
さて、今回は世界の変わった祝日についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?いろんな祝日がありましたね!真面目な祝日から、ふざけたような祝日、慎重にしなければいけない祝日など様々です。
日本の祝日にもいろいろな由来等はありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか?きっと楽しいと思いますよ!