そのため、もし事前にやりたいことがあるのであれば、各国のWWOOF事務局が掲載する募集リストから、自らの興味を持ったものを探しておいて、コンタクトを取ると良いでしょう。
お手伝い以外の時間は基本的に自由な時間を過ごせるので、ホストやその家族とともに過ごしながら、それぞれの文化やスローライフに触れることが出来ます。
ワーホリとは何が違うのか?
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ワーキングホリデーことワーホリでは、それぞれの国での休暇を楽しみつつ、滞在中に一定の就労をし、その賃金を得ることが認められている「ワーキングホリデービザ」を持つことの出来る青年らの制度を指します。
一方、WWOOFはNGOの組織が提供する機会なので、一般的な賃金を得る就労とは異なります。そのため、ワーホリと違って年齢に上限は無く、より幅広い年代の人がその機会を得られます。
もちろん、ワーホリ中の青年らがWWOOFを通じて農家のお手伝いをすることは可能です。しかし、ワーホリビザを所有しているからといって賃金形態や条件が変わることはありません。
WWOOFで気をつけたいこと
先にも挙げたとおり、WWOOFは一般的な就労とは異なります。
受け入れ先のホストの元でのお手伝いと引き換えに、食事や住居の提供等を受けるのですが、給与などの賃金は発生しません。
そのため、就労可能なビザを持っておく必要はありませんが、帰国の航空券や、その購入に必要な分のお金はお忘れなく…
ホストとウーファーの信頼関係で成り立っているので、WWOOFの理念を理解して取り組みたいものです。
まとめ
食に関する問題は日本のみならず、世界中で議論されていますが、WWOOFはその問題を解決の方向へ導ける組織だと思っています。
その1つの理由として、我々若者が、体験であれ農業に触れるきっかけになるからです。
いつも食べているものがどうやって育てられ、出荷され、我々の口に入るのか。
食に対してのこだわりや考えは、人それぞれ大きく異なるものだと思いますが、WWOOFを通じて実際に農業を経験して得られることは、食への関心興味だけでなく、自身のこの先の食生活や習慣にも影響を与えます。
世界を旅するバックパッカーの皆さん、WWOOFを利用して、一度は農業の経験してみること、とにかくおススメです!