国連加盟国193カ国を旅して見つけた!2017年注目の国ベスト7

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全ての国連加盟国193カ国を訪れた私の経験から、これから注目されるであろう国を7カ国選びました。2017年の旅先を考える参考になれば幸いです。写真はすべて自分で撮影したものです。

 

キューバ

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まずは何といってもキューバです。西半球唯一の共産主義国ともいわれるキューバ。

 

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2015年7月に54年ぶりに宿敵アメリカと国交回復しました。まだ欧米系大手ホテルの進出が十分でないので、アメリカ人観光客が大挙して訪れる環境にはないですが、そのうち他のカリブ海の国々同様アメリカの裏庭化し、急激にアメリカナイズ度されてしまう可能性は高いと思われます。

行くならフィデル・カストロ(キューバ革命の指導者であり長きにわたり最高指導者を務めた)が存命中の今のうち。

 

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16世紀にスペイン人が開いて以来、主要な貿易中継として栄えた首都ハバナは、今もコロニアルな街並みが保存され、古き良きスペインの伝統が生きています。

現役の社会主義国なので、政治スローガンはあふれているものの、商業広告はほとんどなく、資本主義社会に慣れ親しんだ我々からするととても新鮮です。

 

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実際のキューバは、ホームレスがいなくて、配給制度が生きていて(パンを支給する手押し車)、女性の社会進出が非常に進んでいます。そして、人種差別が(ほとんど)なくて、誰もが幸せそうな表情をしている平和で豊かな国です。

それは旧ソ連や北朝鮮に代表される共産・社会主義国の暗いイメージとはまるで違います。

 

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地方にも魅力的な街がたくさんあるので、ぜひ足を延ばしてほしいです。例えば島の東部のサンチャゴ。町のいたるところから音楽が流れてきて、ダンスバーにふらりと立ち寄ったり生演奏を楽しめます。

サルサもキューバ音楽が元になったといわれていますが、さもありなんという感じです。カラフルでフォトジェニックなのは、トリニダーやカマグエイ。カカオが実るのんびりした港町バラコア。エメラルドグリーンの海ならバラデロ。日帰りできる列車の旅ならマタンサスがお勧めです。

 

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イラン

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中東はテロのイメージがあって敷居が高いかもしれませんが、イランは他の中東国とは違います。イスラム国(IS)の活動領域に含まれないイランは安全で、政情や治安は安定しています。

報道だけを見ていると「ちょっと怖い国」のイメージがあるかもしれませんが、人はとても親切で、人との触れ合いを求める旅人にはもろ手を挙げてお勧めしたい国です。その日に出会った人の家に何度も泊めてもらいました。

 

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イランの定番観光地は、1 イスファハン(「世界の半分」)、2 シラーズ(ペルセポリス)、3 タブリーズ(イルハン国他の都)といったところ。

紀元前6世紀からアケメネス朝ペルシャの都だったペルセポリスは、アレキサンダー大王の侵略時に焼き払われたので宮殿の屋根などは残っていませんが、周辺民族の使節(朝貢?)のレリーフなどに、在りし日の栄華を見ることができます。

 

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タブリーズのバザールは、中東最古・世界最長とも言われ、ペルシャ絨毯や骨とう品が並ぶ店店が時空を超えちゃった雰囲気を醸し出しています。

その他にも心に残る町がたくさんありますが、心に残ったその理由はそこで出会った人々なので、どこの町でもよかったかもしれません。

 

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イランを旅行するにあたって、気を付けるべきことがあります。日本人が髭を生やしたりムスリム風の服装をするとアフガン人(ハザラ族)に見えるためトラブルの元です。

アフガニスタンからの難民が大量流入したためか、残念ながらアフガン人いじめの風潮が残っているため。私も一度、地元ヤンキー連中に「アフガニー」(アフガン人)と言われ路地裏を付け回されたことがあります。

 

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キリバス

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キリバスは南太平洋、ミクロネシアの国です。かつては、赤道と日付変更線の交差点に位置し、東西南北の半球にまたがっていました。

1995年に日付変更線を国の東に押しやる形で国内の日差を解消し、これにより世界一早く日付が変わる国、そして、世界一早くミレニアムを迎える国となりました。

 

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首都のタラワへは、日本からだとオーストラリアのブリスベン等を経由して行くことになりますが、アクセスは悪いです。

 

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タラワは太平洋戦争中、日本軍が玉砕したところで、戦後70年経った今も重戦車や大砲が海辺に残されています。サンゴ礁の透き通る青い海と錆びついた軍事的遺物のコントラストが強烈です。

 

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サンゴ礁なので農業には向かず、島民は漁業に従事するか、遠洋漁船・国際商船の船乗りになったりします。タラワから離島に行く船が出ているので、どこか行ってみてはいかがでしょうか。

ホームステイしたり、カヌーに乗せてもらって漁に連れてってもらったりするうちに、ストレスの多い日本の暮らしの中で蓄積された「胸の淀み」はすっかりと溶けてしまうこと請け合いです。

 

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鳥好きにおすすめなのは、クリスマス島です。首都のタラワからは飛行機が出ておらず、ハワイのホノルルから週1便飛行機が出ています。

かつては核実験で大きな環境被害がありましたが今は豊かな自然が戻り、グンカンドリなどものすごい数の鳥が見られます。

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ミャンマー

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2012年に初めて100万人を突破したというけれど、まだ未開放の地域もあるし、ロヒンギャ族の難民問題、各地の民族とも「休戦」状態のミャンマー。年間観光客数が2000万人を超えるタイのような観光立国とは状況が異なります。

 

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全国連加盟国193を含むすべての国を旅しました。国境マニア・離島マニアです。好きな地域は中部アフリカ・南太平洋・中近東。好きな国ベスト3は、コンゴ民主・ソロモン諸島・イエメンです。プロフィールの写…

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