編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

豊かな自然と多くの世界遺産が魅力のスコットランド。旅行ではスコットランド本土だけを観光しがちですが、実はスコットランドには750個以上の島があります。

スコットランドの島には、美しい自然やそこでしか見ることの出来ない絶景があります。ということで、今回はスコットランドを訪れた時に行きたい島と、本土のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

*編集部追記
2015年10月公開の記事に新たに追加しました(2018/1/31)
2018年01月公開の記事に新たに追加しました(2018/8/21)

執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

スコットランドに行ってみての感想

photo by pixabay

私がスコットランドを訪れたのは5〜6年前の春で、気候も良く観光しやすかったです。フィンガルの洞窟やニースト・ポイントなど、スコットランドの島々では迫力のある景観が眺められることでも人気!

もちろん街歩きも楽しく、歴史ある街並みやおしゃれなカフェ、パブなど、見どころがたくさんあります。またスターリング城やダノター城など、まるでファンタジー映画に出てきそうなロケーションに建つお城も必見!

スコットランドを観光していると、まるで自分がおとぎ話の中に入り込んだかのような気持ちになります。まだ訪れたことがないという方はぜひ次の旅行先として検討してみてください♪

 

スコットランドを観光する際のアドバイス

photo by pixabay

スコットランドの治安は比較的良好なので、あまり心配する必要はありません。しかしながら、有名な観光スポットでは観光客を狙ったスリや置き引きなどが発生しています。

スコットランドの物価は、食品や果物などに関しては日本より安い印象を持ちました。ただし、日本の100均で売っているような商品が高いと感じることもあったので、文房具や雑貨などは日本で揃えてくるのがオススメです。

衛生面は問題ありませんが、日本のような清潔さは期待しないほうが良いでしょう。

 

おすすめのベストスポット

フィンガルの洞窟
私がオススメする観光スポットは、フィンガルの洞窟です。フィンガルの洞窟は、断崖絶壁の無人島・スタファ島にある観光スポットで、青い海面の上に、細長い石の柱が何万本も規則正しく並んでいます。

非常に迫力があり、まるでRPGの世界に入り込んだかのようなワクワク感があります!フィンガルの洞窟が見たいなら、周辺のオーバンやヘブリディーズ諸島のマル島、アイオナ島から向かうツアーに参加するのがオススメです。

 

世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう

この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。

365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。

「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」

そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。

 

ジャコバイト号

photo by Martin M303/Shutterstock.com

ウェストハイランド鉄道の人気蒸気機関車で、100年も前から走り続けている機関車。フォート・ウィリアムからマレイグを結ぶ68kmを2時間かけて走行する。山の間を潜り抜けるように走るのが特徴的で、機関車から出る白い蒸気が歴史を感じさせる。

映画「ハリーポッター」の劇中で、ホグワーツ急行の走行シーンが撮影されたことで一躍人気が出た。

■詳細情報
・名称:ジャコバイト号
・公式サイトURL:https://www.westcoastrailways.co.uk/

 

スカイ島

photo by Nataliya Hora/Shutterstock.com

ゲール語で「翼の島」という名を持つ島。スコットランドでは民謡で歌い継がれるほど有名な島で、妖精が住むといわれる「フェアリープール」をはじめ、ダンヴェガン城やアイリーンドナン城、オールドマン・オブ・ストーの奇岩など、おとぎ話の世界のような見どころが盛りだくさん。この島に来る途中には、かの有名なネス湖もある。

 

アイリーン・ドナン城

photo by Mikadun/Shutterstock.com

エディンバラから約300km。湖の小さな島の上にあるアイリーン・ドナン城。スコットランドでもっとも美しい島といわれており、引き潮の時には一本の橋が陸へとつながる。湖に対岸にあるドーニー村には、「旅人の玉座」といわんばかりの絶好の位置に丸太できた手作りのベンチがおいてある。

腰をおろし、満ちてゆく湖を眺めながら迎えるお城のライトアップは、幻想的という言葉でしか表せないことが口惜しいほど。

■詳細情報
・名称:アイリーン・ドナン城
・住所:Dornie, Kyle of Lochalsh IV40 8DX イギリス
・アクセス:Kyle of Lochalsh駅からタクシーで15分
・営業時間:10:00〜18:00(時期によって大きく異なる)
・電話番号:+44 1599 555202
・料金:£7.50
・公式サイトURL:http://www.eileandonancastle.com/

 

フェアリープール/Scotland

photo by elxeneize/Shutterstock.com

「世界でもっとも美しい島のひとつ」といわれるスカイ島内に位置するこのプールは、緑とも青とも言えない少し寂しげな透きとおった水が流れる湖。

流れ着く先に向かって美しいグラデーションを織りなしていて、その幻想的な光景はまるで空想の世界。本当に妖精が遊んでいそうな、ほかの湖とはひと味違う不思議な力を感じる湖。

 

ブレア城/Scotland

photo by MVPhoto/Shutterstock.com

スコットランド中部の町にあるお城。何世紀にも渡り、伯爵や公爵の重要な居城として使われてきた。白亜の名城として知られており、多くの観光客が訪れている。ブレア城のまわりを歩くウォーキングもこの城の楽しみのひとつ。

曲がりくねった道に沿ってセコイアやベイマツが生い茂り、樹木が途切れたところからアソール丘陵と森林地帯を見渡すことができる。

■詳細情報
・名称:ブレア城
・住所:Blair Castle, Perthshire, PH18 5TH
・アクセス:Blair Atholl駅から徒歩10〜15分
・営業時間:9:30〜17:30
・電話番号:+44 1796 481207
・料金:£12
・公式サイトURL:https://blair-castle.co.uk/

 

エディンバラの旧市街と新市街

photo by antb/Shutterstock.com

イングランドと激しく戦ってきた証でもある城塞都市は、エディンバラ城やそこから延びるロイヤルマイルに並ぶ建造物に象徴される。一方で、スコットランドに平和が訪れた18世紀以降、ほかのヨーロッパの都市計画にも影響を与えたとされるのが新市街。2つの異なる景観を楽しめる美しい街とは裏腹に、恐ろしい怪談話も数多く、世界有数のホラースポットとしても有名。

*編集部追記(2018/08/21)
以下、本書籍に掲載されていない観光スポットの一覧となります。

 

ポートリー(スカイ島)

2477763387_9726172de8_b

photo by  Bert Kaufmann

インナー・ヘブリディーズ諸島の北にあるスコットランドの景勝地として名高い「スカイ島」。スカイ島を代表する街のポートリーは、人口1,917人のスカイ島で1番大きな街です。

まるで絵画のように美しい風景と謳われるほど綺麗な港を持つポータリーには、ピンクやブルーの色とりどりのカラフルな家が並びます。港と空、自然とのコントラストが素晴らしく、スカイ島を訪れた際にはぜひ観ておきたい美しい風景です。

ポータリーでは、港で水揚げされたスカイ島自慢の美味しいシーフード料理を食べることが出来ます。

■詳細情報
・島名:スカイ島
・名称:Portree
・公式サイトURL:http://www.visitscotland.com/info/towns-villages/portree-p236431

 

妖精のプール(スカイ島)

14008754159_1b2915bde5_b

photo by  evocateur

こちらもポートリーと同じスカイ島にある「妖精のプール」。そのこの世のモノとは思えない幻想的な美しさから「フェアリープール」と呼ばれるようになったそうです。透き通ったブルーのグラデーションのプールに思わず見惚れてしまいますね。

自然に囲まれたスカイ島は島ですが、「スカイ・ブリッジ」という橋が架かっているので、スコットランド本土から車で渡ることも可能。レンタカーでも行けるので、訪れやすい島でもあります。

■詳細情報
・島名:スカイ島
・名称:Fairy Pool
・住所:Isle of Skye, Glen Brittle, イギリス
・アクセス:インヴァネスより車で2時間30分
・電話番号:+44 1470 521206
・公式サイトURL:http://www.isleofskye.com/skye-guide/top-ten-skye-walks/fairy-pools

 

オールドマン・オブ・ホイ(ホイ島)

1278886078_b0ac4ff2a5_b

photo by angelocesare

スコットランドのオークニー諸島にあるホイ島は、人口は約300人ほどのこじんまりとした島です。そんなホイ島に「オールドマン・オブ・ホイ」はあります。オールドマン・オブ・ホイは137mの海食柱で、1本だけたったその不思議な姿が特徴的。

オールドマン・オブ・ホイというちょっと変わった名前は、昔は下に穴がありその形がまるで2本足で立っているように見えたことから「ホイ島の老人」と名付けられたんだそう。

現在、オールドマン・オブ・ホイが出来てから400年ほどで、もしかすると近いうちに崩れてしまうかもしれないと言われているので見に行くならお早めに!

■詳細情報
・島名:ホイ島
・名称:Old Man of Hoy
・定休日:無休
・公式サイトURL:http://www.visitscotland.com/info/see-do/old-man-of-hoy-p669051

 

フィンガルの洞窟(スタファ島)

9043309656_7151825d79_b

photo by  Zambog

インナー・ヘブリディーズ諸島にある独特の形が特徴のスタファ島。1800年から誰も人は住んでいない無人島です。スタファ島の観光名所「フィンガルの洞窟」は、波の浸食によって出来た海食洞で、1772年に博物学者のジョゼフ・バンクスによって発見されました。

スタファ島には観光で訪れることが出来るので、岩の上を歩いて洞窟まで行くことも出来ます。洞窟の中ではこだまが響き渡り、不気味で近寄りがたい雰囲気を漂わせています。

作曲家・メンデルゾーンの「フィンガルの洞窟」は、この風景を見て霊感を受けて作曲したと言われています。19世紀の著名人が訪れていたことでも知られ、フィンガルの洞窟に関する絵画や戯曲を残しています。ヴィクトリア女王もこの地を訪れたんだとか。

自然が生み出した神秘的な景観は、1度は見ておきたい。

■詳細情報
・島名:スタファ島
・名称:Fingal’s Cave
・住所:1 Top of the Pier, Achavaich, Isle of Iona PA76 6SW イギリス

 

アイオナ修道院(アイオナ島)

3856806764_9fc3c6fef9_b

photo by Roy Lathwell

インナー・ヘブリディーズ諸島にあるアイオナ島は、長さ5.6kmの小さな島で約200人ほどの住民が生活しています。

そんなアイオナ島の観光スポットとして有名なのが「アイオナ修道院」。中世に聖コルンバによって建設された修道院で、初期のスコットランド諸王が埋葬された地としても知られています。

アイオナ修道院は綺麗な状態で保存してあり、特にケルト十字はイギリスの島の中でも最高の状態で保存されています。その静寂で美しい歴史的な建造物を見るために観光客が絶えない場所です。

■詳細情報
・島名:アイオナ島
・名称:Iona Abbey
・住所:Isle of Iona PA76 6SQ イギリス
・営業時間:9時30分~17時30分
・定休日:日曜日
・電話番号:+44 1681 700512
・公式サイトURL:http://www.historic-scotland.gov.uk/index/places/propertyresults/propertyoverview.htm?PropID=PL_160

 

ニースト・ポイント(スカイ島)

15208697325_a537e6cf50_b

photo by  Luis Ascenso

スカイ島の中でも大人気のスポット「ニースト・ポイント」。ニースト・ポイントは大西洋に向かって伸びる岬で、その先には灯台もあります。

昼のニースト・ポイントは真っ青な空と海のコントラストが美しく、夕方は夕焼けのオレンジや紫のグラデーションに染まった空は感動的な美しさ。灯台までは距離があるので、歩きやすい格好で行くのがおすすめです。

■詳細情報
・島名:スカイ島
・名称:Neist Point
・住所:Glendale, Scotland
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

RELATED

関連記事