ドラマ『しろときいろ』川口春奈インタビュー「涙が止まりませんでした」

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2月28日より独占配信が始まった、Amazonオリジナルドラマシリーズ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」

めげずに夢を追い求める主人公の女子大生・澤野夏海を好演した川口春奈さんに、撮影中のエピソードやパンケーキにまつわるお話をうかがった。

 

イントロダクション

© JOKER FILMS INC.

日本でのパンケーキブームの火付け役として知られる、ハワイのカジュアルレストラン「エッグスンシングス」。日本進出の裏には、ひとりの女子大生と彼女を支えた家族と仲間達の心温まる物語があったーー。湘南に住む少女・夏海はハワイでのある出会いをきっかけに、世界的人気店のオーナーになることを決意。本作は苦悩や挫折を味わいながら、彼女が夢を叶えるまでの軌跡を描く。

父との想い出を胸に、未来を見て真っすぐ走る姿にちょっと背中を押される、実話に基づく爽やかなサクセスストーリー。

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〈ストーリー〉湘南に暮らす夏海は、高校3年の卒業旅行をきっかけに訪れたハワイで運命の味に出会う。地元で人気のレストランでおすすめのパンケーキを注文すると、そこに運ばれてきたのは幼い頃に亡き父がよく作ってくれた大好きなパンケーキに味も見た目もそっくりだった。

父との不思議なつながりを感じ、この“しあわせの味”を日本の人にも食べてもらいたいと思った夏海は、この店が閉店する予定だと聞き、後を継ぐことを決意する。そして、この日からオーナーになるまでの長い道のりが始まったーー。

プロサーファーを目指す幼馴染の涼介や、親友、家族に支えられ、様々な苦悩や挫折を味わいながらも諦めずに夢に向かって走る夏海。さらに、ハワイで出会った青年・拓馬との恋も動き出す。果たして、夏海はこの無謀な夢を叶えることができるのか!?

 

ーー今回、川口さんが演じられた夏海は、女子大生にして世界的な有名店のオーナーになることを決断する女性でした。川口さん自身との共通点は何かありますか?

photo by shigeki naganuma

夏海との共通点は、ほぼなかったですね。というのも、私自身がそんなにできた人間じゃないなって思っているんです(笑)。夏海は人としてもそうですし、女性としてもかっこいいなと思いました。

「こんなに行動力がある女性がいるんだ!」ということにびっくりして、尊敬しましたね。共感するというよりは、「本当にこの子すごいな」って思いながら撮影していました。

 

ーー尊敬できるのは、どのようなところでしょう?

英語も喋れずに何も知識がないまま、とりあえずオーナーの元に行って直談判!みたいな、そんな恐ろしいこと私にはできないですね(笑)。

「自分がこれをしたいんだ」っていう強い思いが彼女の原動力になって、何か一つのことに夢中になれたりとか、そこに対して努力できたりするのがすごいなと思いました。

 

ーー川口さん自身は、決断力はある方ですか?

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割とそうですね……はっきりしているというか、潔いです。感覚で生きているので(笑)。直感的に最初に感じた方でそのまま行っちゃうことが多いので、あまり悩まないかもしれないです。

もちろん周りの方に意見を聞くこともありますが、相手に何を言われても自分の中ではもう答えは決まっているんです。自分が良いと思った方を選んで、当たって砕ける感じですね。

 

ーー作品では女子高生からお店のオーナーになるまでが描かれていますが、最初との演じ分けで意識された点はありますか?

1話から25話まである中で、最初は高校生、その後社会人になってオーナーになるところまで人生の振り幅が大きくて。それをたった2ヶ月の撮影期間で変化をつけていくのは大変でしたが、時間の経過とともに夏海の気持ちが変わっていくのを、丁寧にみんなと一緒に作っていけたらいいなと思っていました。

劇中で夏海はハワイに3回訪れている設定になっているんですけど、きっと3回とも違う気持ちでハワイに訪れていて、そこでの変化や成長が伝わってくれたらいいなって意識していました。

 

ーー実在される方を演じるにあたって、どのように役作りされましたか?

photo by shigeki naganuma

夏海のモデルになった方は、実際に今エッグスンシングスのオーナーでいらっしゃるんです。今回は彼女とお話する機会だったりとか、ハワイでお食事に連れていってもらったりだとか、一緒にいる時間がありました。そういうところで、役作りというよりは本人からお話を聞けたことが心強かったです。

明るくって正義感があって、とにかく決めたことに対してまっすぐ突き進む女の子を意識して演じました。

 

ーーハワイでの撮影はいかがでしたか?

大変でしたね。楽しかったですけど、日本で撮っている時よりも大変でした。慣れない海外という環境で長期間撮影するのも今までなかったですし、ハワイを楽しむというよりは、やらなきゃいけないことに追われちゃって必死でしたね。

もちろんお休みもあって、ご飯を食べに行くこともありましたが、やっぱりベースは撮影で来てるのでハメを外すわけには……役だったり作品のことを常に考えながら過ごしていました。

 

ーー川口さんのインスタグラムでは「(撮影場所の)茅ヶ崎とハワイで洗礼を受けた」との記述がありましたが……。

photo by shigeki naganuma

海外という慣れない土地での撮影もそうですし、夏海は後半めちゃくちゃ英語喋るしで……。現場の雰囲気に馴染めないというか、溶け込むまでとっても時間がかかりました。「本当に大丈夫かな」「終わるかな」みたいな不安の中でやっていたので、茅ヶ崎での撮影が終わってハワイに行ってからも、それは消えることはなかったです。

覚えることも多かったので、自分がついていけるかなという不安とか、プレッシャーみたいなものが多かったですね。そういう意味で、茅ヶ崎やハワイに対して洗礼を受けたというよりかは、作品の撮影期間中に洗礼を受けた気がして……。

結果無事に終わったので、それ以上の達成感みたいなものがありましたが、撮っている時は結構しんどかったです。

 

ーーその緊張はいつ頃抜けたんでしょう?

オールアップしてからです。肩の荷が降りたようで、すごく涙が止まらなくなってしまいました。

 

ーーインスタグラムには、達成感も感じたと書かれていましたね。

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家で完パケを見たんですけど、最初のオープニング映像みたいなところから涙が止まりませんでした。自分の作品を自分で見て泣くなんて、気持ち悪いんですけど(笑)。それだけの想いが、無意識にあったんだなぁと思いました。

そういう意味で、本当にこのタイミングでこのスタッフさんとこの作品と、夏海のモデルになった方に会えたというのが、すごく意味がある気がして。本当に頑張ったと言える作品なので、とにかくたくさんの人に見てほしいです。

 

ーー今回の作品は、他の作品と違って特別なものでしたか?

毎回新しい作品をやるときは、全然違う雰囲気とか空気感の中でやるので、それなりに自分で覚悟をしていたんですけど、今回は全然感じたことのない気持ちになりました。挑戦という意味で、今回の作品は自分を大きくしてくれたなと思います。

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WRITER

阿部まなみ
阿部まなみ
コンテンツディレクター
*コンテンツディレクター* 高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニュ…

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